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文科省が国立大学に対して人文社会科学や教員養成の学部・大学院の縮小や統廃合などを求める通知を出したというニュースを見ました。これは、文学部出のわたしにはかなり気になるニュースで、大学は職業訓練の場ではないよねという大前提をさておいても理系学部であればそれだけで「社会のニーズ」とやらに応えられるのか?が謎。さらに人文系に分類される社会学や心理学は文学部からみるとかなり理系(というか数学)の要素が強いように見えるし理系に分類される情報系の学部は文系っぽくない?と思ったり…じゃあ「文系」と「理系」ってどんな違いがあるのか知りたく読んでみました。
まえがきを読んで、かなりすっきり。本文は第二章が非常に面白かった。
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6/30 ブックトーク のりまきさんより、Yさんへプレゼント本
ラッピングワード :学生の答は、「そういうものだと思っていました」p35
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第1章はまあ面白く読めたが、それ以外は文系人間(?ただ頭が悪いだけかも)には難解というか、おもしろさがわからないというか・・・。
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森先生につられて買ったのですが、他の人の対談も普段自分からはすすんで読まない分野の話だったので興味深く読めました。面白かったのだけど、興味深い話をちょっとずつつまみ食い、という感じで、それぞれの対談の人が書いている本をちゃんと読みたくなりました。そういう、作戦か……! 読まず嫌いをしていた養老先生を好きになったのが一番の収穫かも。他の本も読みます。
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対談形式でテーマが進む。理系と文系の違いに驚きを隠せずにいる。こんなにもものの捉え方が違うのかと唖然とした。だがしかし、内容が難しいため理解するのにかなりの時間を要する。馬鹿なので、賢い人々の言ってる内容を理解するのは難しいと改めて、実感をした。
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「理系は言葉ではなく、論理で通じ合う」「他者の認識を実体験する技術で、人間の認知は進化する。」「細胞や脳のしくみから政治経済を考える」「STAP細胞研究は生物学ではない」……。解剖学者養老孟司が、言葉、現実、社会、科学研究において、多くの文系の意識外にあるような概念を、理系の知性と語り合う。
『すべてがFになる』などの小説で知られる工学博士森博嗣、手軽にバーチャルリアリティが体験できるデバイス(段ボール製)を考案した脳科学者藤井直敬、話題作『なめらかな社会とその敵』の著者で、「スマートニュース」の運営者でもある鈴木健、『捏造の科学者 STAP細胞事件』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した毎日新聞記者・須田桃子。「前提」を揺さぶる思考を生む四つの議論。
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養老さんの対談集。
コミュニケーションは文系の領域、技術は理系の領域、などと区別するのはもはやナンセンスだと実感するお話ばかり。
ハコスコの藤井さん、毎日新聞記者の須田さんのお話が特に面白かった。
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そもそも論として,文理分割の構造が理解できない.そこに本質がある気がしている.そして,答え(のみ)を求める,頭を使わない人々には,本書を読んでも理解できまい.何故ならば,世の中に答えの存在する問題などほとんど存在しないのだから.あくまで本書は,ここに壁がありますねぇ,はっはっはっ…,という趣旨.実際,存在しない答えなど書けない.
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完全に名前負けしている1冊。養老さんの言いたいことをうだうだ言ってるだけ。理系の特徴ですね。ぐじぐじ言って何なのか分からない。これも文系だから理解できないのかな(笑)理系の人が読めば感動的なものになるのか?
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どの論者との対談も切り口や内容は面白いが、文系云々については森博嗣氏しか論じていない。主観的・経験的な文系論は昨今の巷説の域を出ないように感じで残念である。
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タイトル通りの内容とは思えません。
タイトルに「壁」を付けて養老先生の本を売らんとする出版社の根性が気に食わないです。
副題は「理系の対話で人間社会をとらえ直す」ですが,本書の対談相手である2名の理系研究者と1名の元理系研究者ほどの人々であれば,間違いなく自分の研究が人間社会の中においてどのような位置にあるかを考えながら活動をしています。
主題にせよ副題にせよ,本書の内容をズバリ捉えたものとは到底思えませんでした。
しかし,養老先生の示唆に富んだご意見や,対談相手のフィールドの素晴らしさなど,知性溢れる対談本として魅力的な内容の一冊だと思います。
でも,くどいですが,タイトルは大切ですよね。
「よくわかった。だけど一体,この本は何が言いたいんだ?」と思案しながら読み進めるのは,それなりにストレスを感じるものです。
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今の自分が日常生活のなかで問題意識として感じていることが(特に第1章)、全くその通り書かれている。特に、「前提を吟味しない」「考えないで答えを探す」等。
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積読になっていた新書から。
「バカの壁」もあったので、もう少し文系視線での壁のお話かと思っていたら、普通に理系の人が世の中を語っているだけという感じ。
文系出身ながら、理系の人の多い職場環境で過ごしてきたからなのか、特に分けて語る必要もないよなと思ってみたり。
改めてSTAP細胞事件のおさらいが出来たのはよかったかな。
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森博嗣さんの本で、この対談集を知って購入しました。
普段殆ど考えずにルーチンワークをこなす身としては、非常に劣等感を刺激される内容でした。
ただ、専門家がその道を頑張っていることがわかりました。
理系側の風景がわかって、良かったです。
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なんかもっと面白くなりそうなのにな〜。
個人的には名大、理研、長野、毎日と
自分に関わりのあるワードばかりで
なんだかいらぬ親近感を抱いてた( ´ ▽ ` )