紙の本
百鬼夜行抄 24
2022/10/31 22:00
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投稿者:ラミー - この投稿者のレビュー一覧を見る
「薬指の契約」冒頭からの話の持って行き方、現れる客たちの雰囲気といい意外性があるので惹きこまれてしまう。
「影絵姫」小さな女の子が出てくると落ち着かない律
「告げ口屋達の囁き」「母なる器」細かな設定が現実的な感じなのにだんだんもやもやしてくる感がすごかった。
「ふさわしい道具」もう、術によって人によって見えているものが違うっていうのだけでもコワイ!
紙の本
尾白と尾黒が可愛い!
2015/10/31 11:37
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投稿者:連佳 - この投稿者のレビュー一覧を見る
三つ目のお話「告げ口屋達の囁き」で、尾白と尾黒が、いなくなった飼い猫(家来)の「アカ」を心配する様子が凄く可愛かった。この二羽が大好きな人には見逃せないストーリーかも。最後の話「ふさわしい道具」の中で、主人公の律に見えた生き物が何だったのか謎のまま。気になる。
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影の薄い巻き込まれ型主人公代表な(笑)律は相変わらずだが、自己を過大評価しないが自分の力を卑下する事もなく飄々と生きている様が凛としている。きっと、何も知らない人間が律の佇まいを見ると、どこを見ているか解らない透明感のある瞳に惹きつけられることだろうが、モテている様子が全くないのも彼らしい(笑)
安定したぞわっと寒気がする感じ…夜読むとホント怖い、怖がらせるのが目的のホラーでは決してないし、怖がらせようともしてないのに。この作風を崩さない今市子さんが凄すぎる。日本の幽霊が怖い(アメリカーンのパニック型・ショック型とは違う種類の怖さ)感覚がひしひしと伝わる…
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20150705
今回は読みやすかった。笑
影絵姫はもうちょっとページがあると良かったなぁ。
母なる器は現実的で面白かった。怖かったけど。
「薬指の契約」
祖父の不穏な夢をみた後、律の家に祖父宛に恨みつらみの籠った手紙が届く。
「影絵姫」
訳ありの女の子が律の家でしばらく過ごす事になった。
「告げ口屋たちの囁き」
訪問販売の青年が行き当たった一人暮らしの老人はあまり評判は良くなかったが・・・
「母なる器」
櫻子が幼い頃に何度も出会った、壷を持つ老女の役割とは
「ふさわしい道具」
三島は取り立て屋の言いつけで祓い屋の家で盗みを働き、それと同時期に律が陰陽師にスカウトされる。
向日葵とかいてひまり、というのがかわいいなぁと思った。
青嵐が意外にも少女に優しいのはなぜだ。笑
そしてついに就職がちらほらみえてくる律。
やっぱり晶ちゃん好きだなー、サブロウはどうしてるんだろう。
そして司ちゃんの出番が少なかった。
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今回も安定して面白かったです。
「母なる器」と「ふさわしい道具」には女性の現実的な怖さが詰まってました。
おんなのひとこわい。
個人的には薬指の契約も好きかな。
逆恨みじゃん!と言いたくなる感じが。
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律って16年も大学生やってるのか?そりゃあ…すごい(笑)とは言え確かに彼の働く姿は想像できない。…なんだろう。犬猫探す探偵とかならいけそうかなあ?後は…古い商店街の店番とかなら似合うかも。
妹になるかもしれない、という話とお祖父ちゃんにはもう力が無いんだよ、という話が切なかったです。アカと尾黒は幸せそうでなにより。文鳥も続きでないかな~
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もうなんだか飽きてきた(^^;)
だけどなんか面白いんだよねぇ。
読了がクリアではないっていうか、もやもやした感じで終わるのがちょっと不快だけど、、それが闇ってやつですかねぇ。
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おおぅ、律は大学16年生か〜。
でも卒業しても妖怪やら悪霊やらに、こうも頻繁に狙われ続けるんじゃ、まともな社会人生活は送れそうにないですね。青嵐も野放し状態だし。
おじいちゃんを恨んでも良いと思うよ。。。