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どうも、作者の勝手な考えを話にしたという感じがしてならない。結局、妻をめとると言うことはどういうことで、何を主張したいのかが分からない。
よく賞をとったもんだ。
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泰平の世となって久しい江戸時代の武士とそれを取り巻く女性の話。
のんびりした世の中は、それはそれで色んな苦労があり、それぞれに悩み、悲しみ、そしておかしみもあり、どの話も面白かった。
なかなか深い洞察力に感心。
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直木賞受賞作品ということで直後に図書館で予約したら同じ考えの人が多かったようでようやく読めました(笑)
江戸時代の様々な男と女を描いた短編集です。
時代物は読みにくいのでは、と思い込んでいましたがそんなことはなく安心しました。
どの男女もあっさりしていてがっつくことがありません。
がっつくというか執着と言ったほうがいいかな?
だからどの話もあっさり終わり人によっては好みじゃないかもしれません。
でも私は好きです。
ちなみに私は最後の「妻をめとらば」が好きです。
互いに何も言わなくてもいいし会わなくなった前と変わらない関係。
衆道とは違う友情が好きです。
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余韻の多い短編集。直木賞にふさわしい完成度。「鬼はもとより」は完成されていない感じだったからなあ。でも、今でも「白樫の樹の下で」が一番好き。
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時代小説短編集。読みやすく、男と女の考えの違いにハラハラしたり、面白かったり。短編ながら、どこか繋がっているような所が良かったです(・∀・)
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江戸天下泰平の時代、行き場を失い、彷徨い苦しむ男たちと、圧倒的に現実的な女性の対比を描く時代小説短編集。そして直木賞受賞作”つまをめとらば”。幼なじみの二人の老武士が、年を経て隠居先で偶然出会う事より物語りが始まる。語るともなしに近況を報告しあう二人。そして知る互いの女性運のなさを。残り少ない人生をせめて充実したものとするために選んだ選択肢とは。。特徴は、男性の繊細な気持ちと往生際の悪さを比類なき文章にて綴る。さらに”自信”に対する男女の考え方の違いを、各編の物語に、絶妙にちりばめる。読めば読むほど味わい深い、流石のファイブスター~。
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青山文平氏の直木賞受賞作、
短編で読みやすく、登場する女性の描き方がたくみ、
読み終えてほっとするのは、作者の文才だろうか、
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江戸時代の男女間の短編集。どれも生活の息遣いが聞こえるような描写と、今の時代にも通じる思いがあり、前作、どれも面白い。さすが直木賞。
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江戸時代の武家を舞台にした短編集。こういうのも直木賞の対象と知った。
普通で強い女が登場する短編が多く、それでいて普通というのは存在しないのだ。
以下はメモ
ひともうらやむ
ひともうらやむ本家の美男美女の婚姻と、分家のそこそこの男女の婚姻。しかし、表題の意味したのは後者だった。女は強い。
つゆかせぎ
急逝した妻の秘密。脇往還の宿場のつゆかせぎ。女は強い。
乳付(ちつけ)
格上の家に嫁いで男子が生まれたが、乳がでなくて悋気が、、、
ひと夏
幕府御領地の中に飛地となっている藩の領地でのお勤めを仰せつかる。そこで事件が起こるが、何が変わったのか。
逢対(あいたい)
若年寄の長坂備後守様との逢対の2日後に泰郎に声がかかったが、その理由とは。そして覚悟を決める。
つまをめとらば
隠居した二人の親友が久しぶりに会い、同じ敷地で暮らし始めて、これまでを語り合う。
そして、それぞれが、それぞれのあることに踏ん切りをつける。
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2016 第154回直木賞
ひともうらやむ
つゆかせぎ
乳付
ひと夏
逢対
つまをめとらば
時代小説で男性がかく女性というものに興味をもった。
強かなおんなたちと優しい男たち。
つまをめとらばの爺2人の暮らしがなんだかとても平和で羨ましく感じた。
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最新の直木賞作品です、図書館で順番待ちしてました。
この本は江戸時代を舞台とした短編時代小説6編が収録されています。
(それが事実なのかはわかりませんが)当時の生活がとても詳細&リアルで、本文と別の意味でも興味深く読むことが出来ました。
下級武士の日々の生活はもちろん、漢詩や戯作や算学など、当時の娯楽や教養などにも触れられていて、必要な解説を必要な程度の量だけ自然に盛り込み(要するにくどくない)、短編のうまい作家さんだと思いました。
とはいえ、女の描き方は少々単純。
女というものは、男よりもしたたかで強く逞しい、そして一生不可解、という男性目線の一貫したテーマが分かりやすいとも言えますが、女の私から見ると、参った、とは思えず、意外とステレオタイプなこと書くなあ、という印象です。
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★★☆☆☆第154回直木賞受賞。難しかった。時代小説が全然読めない。場所や時間、物の名前がわからず、想像できないことだらけ。内容が入ってこず残念。全く楽しめず流し読み。
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2016.6.5.もっと硬派な作品を予想していたが、普通の顔をした妻に、美しい妻に、才気あふれる妻に翻弄される男たちを描いた作品が多く、意外だった。短編にしては盛り込まれる情報が多く、焦点がぼやけたように思える作品が多かったように思った。浪人の就活?である逢対を描いた作品が面白かった。
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面白くないとは言わないけど、面白くもないかな。
逢対が一番好みだった。改題する前が「こいせよおとめ」ってのはよくわからないけど。
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(2016.03.16読了)
2016年1月 第154回直木賞受賞作!
時代小説はあまり読まないのですが、直木賞受賞作ということで、読んでみました。
これは結構良かったヾ(๑╹◡╹)ノ”
武家の男たちと女性の物語で全6編の短編集です。
受賞作となった「つまをめとらば」は最後のお話なのですが、それ以外の5つのお話もみんな良かったです(*^_^*)