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何とも羨ましい本である。専門家のガイドのもと、上野のみならず筑波の標本まで見られるとは。巻末、2001年以降の特別展のパンフレットが実に良い。独法になってからの苦悩。国ももちろんだが、こういうところに金を出すのもノブレス・オブリージュだよなぁ。
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写真が豊富でそこそこ通いつめている身としては楽しい本だった。特に普段は行けない筑波の研究棟の特集が本当に面白い。剥製2000体やら人骨一万個体やらが集中して集まっている建物なんて、何か出そう。折原さんと成毛さんの対談も興味深かったけど、全体的にもう少しボリュームがあってもよかったかも。特別展アーカイブだけで3分の1くらい占められている。これはこれで面白いんだけど。
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上野にある国立科学博物館について紹介した一冊。半分は博物館の展示について、ほんの少し筑波研究施設にある剥製・標本室の紹介をはさみ、残りの大部分は過去(~2015/7)に行なわれた特別展のチラシが掲載されています。個人的にはもう少し博物館の舞台裏を深堀りしてほしかったなぁという印象。
この本を眺めていたら無性に行きたくなり、平日休みに電車に飛び乗りいざ上野へ。お花見には少し早い桜並木を抜けると巨大なシロナガスクジラがお出迎え。地球の起源、生物の進化、人間の歴史、技術の進歩――足を進める度に知識の海に溺れるようです。途中、ボランティアスタッフの方に実演いただいた“エレキテル”では「バチッ!」と響く音と瞬く電気に小心者の私はビビりつつ、それにまつわる面白エピソードも聞けて大変勉強になりました。カハクの内容は勿論、日本館の荘厳な造りにも癒されます。
課外活動であろう中学生グループや先生に引率された幼稚園児たち、大学生カップル、老年のご夫婦、スーツ姿のサラリーマン、学生風の男性、そして私のような女性おひとり様。洗練された展示物を静かに見入る一人一人の頭の中が溢れんばかりの興奮と知的好奇心で満たされているかと思うとわくわくが止まりません。
充実したヒトトキでした。また行きます。
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科博には何度も足を運んだことがあったが、それでも新しい発見があった。対一般人への研究の発信場でもあるが、経済的には苦しいという現状も話している。日本一の自然博物館でも困窮しているので、地方の博物館とかはどんな現状なのだろうか。最近は固定概念にとらわれない企画展を多く見かける。頑張ってほしい。
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説明不足はわざとなのね。それにしても結構大変だねえ。終身の職なのであれだけひつこい話がやれるのね。クジラ、やはり改装してたんだ。
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展示されているものよりも展示されていないところに大きなる不思議が隠されている模様。
国立科学博物館は一度所有したものは絶対に手放さない。ならば、自分の持ち物もその仲間にしてみたい。
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目のつけどころは良いのですが、企画展のチラシの割合が多すぎかと。対象も日本館と筑波の一部という薄さなのに、科学博物館を網羅するかのようなタイトルはどうかと。
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国立科学博物館は、ステキなところ。
科博 特別展アーカイブ
(行った展示には、メインブログの関連記事リンクをつけました)
・大恐竜展 1998 上野の国立科学博物館
2001 3月 「情報世紀」の主役たち。
7月 イタリア 科学とテクノロジーの世界
9月 日本人はるかな旅展
12月 化石の美と科学
2002 10月 光を楽しむ
2003 3月 マヤ文明展
6月 江戸大博覧会
8月 THE 地震展
2004 3月 スター・ウォーズ
7月 テレビゲームとデジタル科学展
11月 翡翠展
2005 3月 恐竜博 2005
7月 縄文 VS弥生
10月 「パール」 展
2006 3月 ナスカ展
7月 ふしぎ大陸南極展 2006
10月 ミイラと古代エジプト展
2007 3月 花 FLOWER
7月 URLはこちら https://blog.goo.ne.jp/pasobo-arekore2005/s/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%A4%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%AB%E5%B1%95 『インカ・マヤ・アステカ展』 :
10月 ファーブルにまなぶ
10月 大ロボット博
2008 2月 アンコール ナスカ展
3月 ダーウィン展
7月 金 GOLD
10月 菌類のふしぎ
2009 1月 1970年大阪万博の軌跡
3月 大恐竜展
7月 URLはこちら https://blog.goo.ne.jp/pasobo-arekore2005/e/28f620f62b9baf752bc635dd706eee0f 『黄金の都シカン』
2010 3月 大哺乳類展 陸のなかまたち
7月 大哺乳類展 海のなかまたち
10月 空と宇宙展
2011 7月 恐竜博 2011
2012 3月 インカ帝国展
7月 元素のふしぎ
11月 チョコレー ト展
2013 3月 グレー トジャーニー 人類の旅
7月 『深海展に行く:探査編』
URLはこちら https://blog.goo.ne.jp/pasobo-arekore2005/e/c803b96feec0ff4fe04f6dba05685244
『深海展に行く:深海生物編』
URLはこちら https://blog.goo.ne.jp/pasobo-arekore2005/e/13b8ebd4ac98286b669fe3afebb029bd
10月 大恐竜展
2014 3月 医は仁術
7月 URLはこちら 『太古の哺乳類展』
10月 ヒカリ展
2015 3月 URLはこちら https://blog.goo.ne.jp/pasobo-arekore2005/s/%E5%A4%A7%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%82%BE%E3%83%B3%E5%B1%95 『大アマゾン展』 :
7月 『生命大躍進』 生命大躍進 -脊椎動物のたどった道-
URLはこちら https://blog.goo.ne.jp/pasobo-arekore2005/s/%E7%94%9F%E5%91%BD%E5%A4%A7%E8%BA%8D%E9%80%B2%E3%80%80%EF%BC%8D%E8%84%8A%E6%A4%8E%E5%8B%95%E7%89%A9%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%81%A9%E3%81%A3%E3%81%9F%E9%81%93%EF%BC%8D
2015/10/02 予約 10/28 借りる。11/10 読み始める。 2016/02/09 読み終わる。
内容と目次・著者は
国立科学博物館のひみつ
内容 :
上野の日本館案内から、巨大バックヤードである筑波研究施設への潜入取材、
チラ���で振り返る特別展の歴史まで、知られざる国立科学博物館のディープな世界を紹介する。
上野案内マップなども収録。
目次 :
第1章 折原前副館長と行く! 成毛眞の科博日本館マニアックツアー
第2章 筑波研究施設 自然史標本棟 潜入取材!
第3章 対談 成毛眞×折原守
第4章 特別展アーカイブ
科博へおいでよ
上野案内マップ
著者 :
成毛 眞 955年北海道生まれ。投資コンサルティング会社「インスパイア」設立。
書評サイト『HONZ』を開設。 → URLはこちら http://honz.jp/ 『HONZ - 読みたい本が、きっと見つかる!』 :
折原 守 1955年山形県生まれ。国立科学博物館名誉館員。
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国立科学博物館に関する初心者向けガイド本みたいな位置づけでしょうか。
けっこう細かいところまで気を使って展示を行っていることがわかり、たいへん興味深く読ませて頂きました。
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タイトル通り、国立科学博物館の見どころを集めた本。剥製や骨などは国の宝ですね。
いわゆる博物館と聞いてイメージできるモノの展示だけでなく、最新のサイエンスまで学べるところもしっかり解説してあります。
子供が学校の行事で、上野に現地集合して、どこでも良いので美術館または博物館を見学して帰るという課外学習があると聞いたので、この本の一読を勧めたいと思います。
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上野の科学博物館を成毛眞氏が訪れて楽しむ、という本。
上野の展示は15000点ほどだが、実はバックヤードに筑波がある。こちらもあわせると430万点のコレクションがあるという。上野は選びぬかれた0.3%だけが展示されているというのだ。
博物館というのは、展示するだけの場所ではない。研究者たちはプロだから、なんでも集めるのだ。面白いものや珍しいものを集めるのはアマチュアだ。プロは、自分が死んだ後でも誰かが興味をもつかもしれない、と集めるのだという。人骨だってたくさんある。
成毛氏が、「生まれ変わったら科博で働きたいという気持ちが猛烈に湧いてきているのですが」と質問している。僕も同じ気持ちになった。そういえば、小学生ぐらいまでは科学者になりたい、なんていってたなあ、僕。
半分ぐらいのページを使って、特別展のチラシが掲載されている。江戸大博覧会、スター・ウォーズ サイエンスアンドアート、縄文vs弥生、ファーブルに学ぶ、大ロボット博、グレートジャーニー人類の旅、深海…東京の人がうらやましいなあ。
けれど、ヒットする特別展が企画できないような研究も大事だって。地味と派手を両方こなせて素敵ですな、この博物館。
とてもおもしろい本だけど苦言を一点。写真があまり美しくない。博物館内の写真は照明の関係もあるかもしれないが、全体的にノイズやモアレっぽいものが目立つ。普通のノンフィクションなら我慢するけれど、素敵な展示、というお話でもあるので、ここがもったいなかったなあ。画竜点睛を欠く、というやつか。
けれど、科博で働くために生まれ変わりたい気持ちに変わりはありません!
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【おすすめポイント】
国立科学博物館、通称カハク。動植物、地球化学、人類学に科学技術と、理系のあらゆる展示が充実した博物館です。一日では回り切れないほど面白いたくさんの展示があるので、ぜひこの本で概要をつかんで見に行ってください。
東邦大学は「国立科学博物館大学パートナーシップ」に参加しているので、学生の皆さんは無料(特別展は割引)で利用できますよ!詳しくはwebページで確認してみてくださいね。
https://www.kahaku.go.jp/learning/university/partnership/index.php
【請求記号】400:Na
【配置場所】2階書架
【URL】https://mylibrary.toho-u.ac.jp/webopac/BB00281889