紙の本
よるねむるまえに。
2016/03/28 12:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ととり - この投稿者のレビュー一覧を見る
たくさんの一瞬を切り取った短歌が右のページにひとつずつ。そしてとなりにやさしいイラストが寄り添うようにひとつずつ。夜眠る前に大切にページをめくるのが嬉しい。
短歌になじみがなくてもゆっくりその世界を味わえるような気がします。贈り物にもきっと貰ったら嬉しいだろうな、と思います。
紙の本
短歌とアート
2015/11/14 12:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひより - この投稿者のレビュー一覧を見る
Twitterでフォローしている、食器と食パンとペンの書籍。
今まで現代短歌の存在すら知らなかったのですが、これがすごく良い。
安福さんの選ばれる歌と透明感のある絵がすごく合っていると思います。
夜眠る前に、かみしめながら少しずつ読みたい本です。
投稿元:
レビューを見る
とても優しく愛おしい作品。
著者はイラストレーターの安福望さん。安福さんが好きな短歌をモチーフに描いたイラスト集。見開きの右ページに短歌、左ページにイラストが配されている。
穂村弘さん、東直子さんはじめ現代の歌人、若き歌人たちの全92首(数え間違えてなければ…)
イラストがあることで歌のイメージが固定されてしまわないか、自由な解釈の妨げにならないか、との危惧は不要。安福さんのイラストに触発され、より軽やかにそれぞれの歌に対するイメージを膨らませることができた。
投稿元:
レビューを見る
あいうえおかきくけこさしすきでしたちつてとなにぬねえきいてるの まひろ
優秀なペンギンなので空を飛ぶことを望んでなんていません じゃこ
わたくしを温めるため沸かす湯はかつて雪なる記憶を持てり 中畑智江
寝た者から順に明日を配るから各自わくわくしておくように 佐伯紺
投稿元:
レビューを見る
「ひとまわりおおきなカバが現れておいしいとこを持っていきます」
「散髪の帰りの道で会う風が風のなかではいちばん好きだ」
「どうしても思い出せない色がありその空白を黒と名付けた」
投稿元:
レビューを見る
寝る前のハーブティーのお伴にしたい本。一つひとつの句と絵を、寝る前の細胞に染み渡らせて、ほっと息をつきたい。
投稿元:
レビューを見る
2016/2/29のうるう年の1日を「さぼる日」としました。
お客様がめいめいに読み、お気に入りの句をそれぞれ記したものです。
わたしのお気にいりは
花瓶だけうんとあげたい絶え間なくあなたが花をうけとれるように/笠木拓
ありがとう なんてことない人生をちゃんと物語にしてくれて/檀可南子
表紙から見る想像より、ずっと味わえる一冊。
投稿元:
レビューを見る
「好きな短歌を絵にする」ってどんな感じだろう。わたしは短歌を聞いても彼のような絵は浮かばないけれど、見開きで短歌とそれに対する彼の絵を見ると「なるほどな」となんだか納得してしまう。短歌を絵で表現するって発想がないものだから「あ、こうやって描く!?」っていう小さな驚きと発見と込められた意味を想像できるのがたのしい。
投稿元:
レビューを見る
短歌集、と言ってもイラスト集、と言ってもちょっとニュアンスがちがう。
かわいくて、でもどことなく儚さも感じる安福さんの絵。
説明のためのものではない、短歌から生まれた新たな世界を描いた絵と短歌が出会うと、片方だけでは辿り着けない思いがけない場所に連れて行ってくれる。
短歌だけでも好き、安福さんの絵も好き、結果かなり好き。
投稿元:
レビューを見る
2016年7月17日読了。
イラストのかわいらしさやセンスと短歌のバランスがとてもよい。ぴったりというわけじゃないところがむしろよい。
投稿元:
レビューを見る
17音でこんなに世界観を作れるのか。
1句で短編の小説を1冊読んだかのようにストーリーができている。
挿絵が素敵で、イメージを膨らませてくれる。
投稿元:
レビューを見る
(2018/10/2読了)
ブグログで見かけてチェックしていた本。
ゆったりした気分になれる短歌集。恋愛ものだけじゃないものいいな。イラストもほんわか素敵。
繰り返し読むと、いろんな意味を感じたりして。短歌って、奥が深いな。
タイトル&表紙に、パンがあるけど、パンの本ではありません。
(内容)
人気イラストレーターが現代歌人の短歌をモチーフに描く、ふうわりとあなたの毎日に寄り添う短歌×イラストのコラボレーション。
(収録歌人)
田中ましろ
加賀田優子
内山晶太
魚住蓮奈
嶋田さくらこ
藪内亮輔
斉藤斎藤
まひろ
北村早紀
今野浮儚
たえなかすず
阿波野巧也
飯田和馬
木曜何某
佐々木朔
木下侑介
風野瑞人
瀧音幸司
竹林ミ來
じゃこ
ひつじのあゆみ
山階基
中畑智江
工藤吉生
ユキノ進
木下こう
吉野裕之
中山明
廣野翔一
沼尻つた子
穂村弘
広沢流
橘高なつめ
岡野大嗣
服部真里子
後藤由紀恵
笠木拓
檀可南子
松尾唯花
川村有史
有村桔梗
高松紗都子
東直子
土岐友浩
泳二
井上法子
吉田竜宇
若草のみち
月夜野みかん
中澤系
ながや宏高
我妻俊樹
千種創一
スコヲプ
宇野なずき
香川ヒサ
中込有美
龍翔
石井僚一
吉田恭大
虫武一俊
西之原正明
兵庫ユカ
二玉号
はだし
村上きわみ
小林朗人
蒼井杏
坂井ユリ
本多響乃
フラワーしげる
牛隆佑
鈴木晴香
やすたけまり
濱松哲朗
荻原裕幸
山本左足
柳本々々
島坂準一
山中千瀬
飯田彩乃
実山咲千花
やじこ
黒崎立体
後藤葉菜
木下龍也
小野みのり
浅野大輝
ニキタ・フユ
久野はすみ
佐伯紺
投稿元:
レビューを見る
好きです。
寂しい歌も、優しくかわいい絵で穏やかに見られます。
今日みたいにこんな色の少ない雨の日でも、カラフルな気持ちになりました。
この本、シリーズ化してほしいです、もっと読みたいです。
投稿元:
レビューを見る
どの短歌もよかった、胸にささった。ページをめくるのがこわいくらいだった。ほのぼのとしたイラストが中和させてくれる。本のデザインのせいもあるけど、若い女性により合っていると思う。
投稿元:
レビューを見る
とある本屋で「透明感のある詩集」というコンセプトで店員さんに選んでもらった四作品のうち、一番良いなと思って購入したのがこの詩集。
動物や四季や身近な小道具を用いた柔らかい表現。選者でもあるイラストレーターの挿し絵も絶妙に雰囲気がマッチしている。