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読者を簡単な性格テストにより4つの「生産性タイプ」に分類し、各タイプに合った仕事術を提案している本です。
とはいっても、生産性タイプはどれか一つに絞られるわけではなく、各タイプの仕事術を見て自分に合った方法を取り入れていく形になります。
内容は計画の立て方、時間管理、Todoリスト、メール管理、作業空間作り、書類管理、人への仕事の委託、会議などで、それぞれについて主流となる方法とタイプ別の対応方法が書かれています。
個人的には時間管理とTodoリスト、メール管理が特に為になりました。
タイプ別にオススメのアプリやツールの紹介もあります。
忙しくて悩んでいる人は読んでみてはいかがでしょうか。
後から思った利点ですが、この本で分かった生産性タイプは、今後仕事術関連の本を読む時にも、その方法が自分に合っているのか、自分の仕事のスタイルにどう取り入れれば良いのかを考える参考になります。
〈こんな人にオススメ〉
・時間管理やTodoリストなどの仕事術は窮屈になるだけだと思って諦めた人
・心理テストが好きな人
・Todoリストやカレンダーなどで自分に合ったアプリが見つからない人
〈印象に残ったポイント〉
・断れない人は、あなたが一つのことにノーと言うたび、他の人や物事に対してノーと言っていることを自覚しよう。
・多くの人が、他人にお金をくれと言われたら断るが、時間ではそうしない。時間はお金とは違い取り戻すことの出来ない有限な資源なのに。
・Todoリストを作る前に、自分のしたいこと、しなくてはならないことを思いつくままに全て書き出す。気の済むまで書いてから、それをすぐできる形まで分割し、リストにする。