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誤解を恐れず、かなり、わかりやすく言うと「文系出身者がデザイン系の理系脳を学ぶには超絶分かりやすい良い本」って感じでしょうか。自分のように4年間都市計画系や建築に携わってた学生で、かつ、独りではなく皆で作るという共創プロセスをやったことある人なら当然にやってると思う。ビジネスではディスカッションより、共創出来るやつが今後は良いと思う。交渉の場では勝ち負けを決めるディスカッション技術や、明確な負けではないのに、負けた気持ちにさせて優位に進める交渉術とかが必要で、そういうことをさせたらピカイチの人の話を直にみるとすげぇなぁ…と思うことはあるけれど。共創のプロセスメイクであればあまり負ける気がしない、と、この本を読んで改めて気づかされました。
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面白かった!読みながら連想したことを徒然と
・可視化することで刺激を強化し、無意識を顕在化させることが右脳思考の効果
・色々な分類方法はあるけど、分類により区分と自身の立ち位置を明確化することで、スタイルとしての使い分けと不足分の強化を行うことができるということ(=生来固有のものではなく、役割を変えるのがミソ)
・SE的にはデザイン思考はAgile開発に近いような気がした
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アートとしてのデザインシンキングとサイエンスとしてのロジカルシンキングこの二つは0→100を達成させるうえで大切なものである。
デザインシンキングの本の中でWhy(なんでデザインシンキングが必要なのか)の部分が書いてあり、そこが社会に出ていない身としてはわかりやすかった。
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デザイン思考について、ゼロから学ぶには最適な本。
ハマってしまって、イッキ読み。
本の中で紹介されていた参考文献やTEDも色々調べてみようと思います。
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最近注目のデザイン思考。中身は『クリエイティブ・マインドセット』に及ばないが、初学者でもわかりやすい。
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ビジネスマンとして社会で働くようになってから様々な左脳的思考やノウハウを学び、いつの間にかそれらを振りかざしている自分、MBAを真剣に考えたものの何処かに違和感を感じて踏み止まったこと、昨今のディベロッパーリレーションへの興味と挑戦への動機。今自分の子供を見ていて感じる様々な気づき。そして将来の成熟した先進国日本のために必須なイノベーションの創出。私自身が抱えている様々な疑問な問題提起に対して、全てを分かりやすく解き明かし、ビジネス、デザイン、エンジニアリングの関係とそれらの必要性を証明する良書。元同僚の記述が有るのは嬉しく、一方で悔しい。
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「一般的に、ちまたに出回っている「デザイン思考」はあまりに表層的すぎて、彼ら(引用者註 クリエイター)には「浅い」と思われている」(p.218)と著者自身が書いているように、本書もまたそのような見てくれなので、正直にいうと眉に唾して読み始めたのだが、これは大変にすばらしい本であった。不明を恥じたい気持ちである。
著者は文系でビジネスパーソンとしてのキャリアを積んできて、いわゆる「デザイン」からは遠い分野にいたところを、様々な契機を経て、IITのデザインスクールで「デザイン思考」を学んだ。その創造的問題解決の手法が非常に強力なものなので、自分はデザインから遠いと思い込んでいるビジネスパーソンにこそデザイン思考は必要であると説く。
評者は、伝統的な建築デザインの教育を受けてきて、今はそれを教える立場にあるので、むしろ「デザイン思考」にすっかりなじんでしまっている。だから逆に、今になって「デザイン思考」を特別扱いする人の気持ちがよくわからないというところがあった。デザインがわからないというのがよくわからないし、ありがたがるのも遠ざけるのもどっちもよくわからなかったのである。それで冒頭に引用したようなバイアスをもっていたわけだ。
本書は、ビジネスの分野からアプローチしてきた人が、どのようにしてデザイン思考を学習し理解していったか、それがどのようなインパクトをもって迫るのかを明快に示してくれる。なるほど他分野からはこのようにデザイン思考が理解されていくのかと目からうろこが落ちる記述が随所にあった。デザインを教えてきた者として、多くを学び直した気持ちである。
各章末にあるように、右脳的なデザイナーの思考と左脳的なビジネスマンの思考との対比というのが基本構造である。
デザイン思考のプロセスは、ステップバイステップですすむのものではなく、「抽象←→具体」「現在を知る←→未来をつくる」の二軸からなる4象限のモード(リサーチ、分析、統合・課題再定義、プロトタイプ、中心に初期課題設定)を自在に行き来するものだとする図式にまとめ、それぞれのモードに、旅人、ジャーナリスト、編集者、エンジニアのメタファーで説明している。pp.108-109のイラストにまとめられている。
また、ワークプレイスの重要性についての詳しい言及があるのも素晴らしい。pp.170-171のイラストもよく感じを伝えている。デザインの場はこうでなくてはならない。
本書はビジネスパーソンが読むべきものであると同時に、デザイン教育に関わる者こそ読むべきだ。そして、デザインを学ぶ初学者の戸惑いと喜びのありようを深く汲みながら、デザイン・スタジオを運営していくことで、より創造的な問題解決が可能な人材を輩出していくことができるだろう。
How might we create an environment that can fully demonstrate the power that people have?
われわれはどのようにして、人々が持てる力を存分に発揮しあえる環境をつくりだすことができるだろうか?
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2015.09.23 デザインシンキングのリアルを感じることができた。もう少し体系的に説明されているとなお良いが、デザインシンキング事態が、そういうものではないのかも知れない。
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デザイン思考に関してコンパクトにまとまっている
ただ、コンパクトにまとまりすぎて、一つひとつの本来の深さが伝わってこない
また、他の本に比べて実際のアクションに繋がるような分かりやすいステップが少なく、(相対的に)すぐ行動に移しにくい
元祖と言えるIDEOの「発想する会社!」の方が内容はよく分かると思う
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想像していた内容と違い、割とプロトタイピングの話が書かれていました。
Web業界の方はプロトタイピングの別の本を読んだ方が良いと思います。
プロトタイピングという考え方がない方にはオススメ。
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●読むキッカケ
・デザイン思考に興味があったから
●サマリー
・デザイン思考というものに魅力を感じた。
確かに、より良い物が評価され、新しいものが求められやすい(ネットワーク性や情報過多のせい)時代にあって、
この対象物の反応に集中する思考法は重要なのだろう。
じゃあ実際どうやるかまでは捉えきれていないが、少なからず改めてその重要性を認識できた。
今後身につけたい、と思ったらまた改めて読むことをすると良さそうだ。
●ネクストアクション
・直近でいえば、研修行為もある種デザイン領域の行為だよなあと思い、
そこにていい感じに活かせるといいなと思った。
普段の思考から図示していくことから始めてみたい。
●メモ
・デザイン思考を成り立たせる前提:
L全ての情報を厳密に処理しようとしない
L不明確な状態を恐れない:論理的でないこともしばしばあるよと。
・デザイン思考は、「人間中心デザイン」とも呼ばれている。
確かに、人間が人間として高みを目指していくという行為として、
結構スキな発想かもしれない。
・日常から創造力を養っていくために、
L日々、スマホのカメラで面白いなと思ったものを残す
LMTGで、最近興味を持っていることから話し始める
・デザインはともするとプロセスがめちゃくちゃで、プロセスをきちんとすると逆に疎まれる印象。
しかし、プロセスやアウトプットの定義をしっかり行うことは、
その枠に縛られないように気をつける限りにおいては、とても重要なので、
その意識をもって、重要性を認識して取り組めると良い。
・H型人材についてのお話。ただ、あまり良く捉えられていないので、キャリアを思考する際に再度読む。
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26-3.おもしろい!デザイン思考がこれからのビジネスマンに必要なこと、人生を豊かにする要素もあるのだということ。
ひびの仕事にも活かせそうなヒントもたくさんあるし、純粋にもっと深く学んでみたいと思った本。また時間をおいて読み返したい本。
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所在:展示架
請求記号:336.2/Sa81
資料ID:11501500
選書担当:鈴木
「デザイン思考」のノウハウが、概念を説明する多彩な絵図や
写真と共にビジュアル的に理解できます。
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典型的なビジネスパーソンで、非デザイナーである著者が、米国のトップ・デザインスクールへの留学等を通じて学んだ内容等が簡潔に纏められています。デザイン思考に興味があったため、読んでみたのでしたが、大変面白く、目から鱗でした。デザイン思考をもう少し勉強してみたいと思います。
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なぜ今デザイン思考が必要なのか
①先進企業のビジネスにイノベーションが求められている
②誰でもコンテンツを作れる時代
③AIとの仕事の奪い合い
④物質的な満足から精神的な満足
イノベーションの3つの輪
1、構想(デザイン)➡人間にとって望ましい姿を構想する
2、実現(エンジニアリング)➡ 再実現性を持って実現することを可能にする
3 商売(ビジネス)➡社会に影響力を与えていく仕組み
design思考=右脳と左脳を意識した
1インプット
2ジャンプ(2つの違ったものをつなげる)
3アウトプット(ストーリー)
➡すべての情報を厳密に処理しない
不明瞭な状態を恐れない
プロトタイピングメソッド
議論などしないでいきなり手を動かす
創造的問題解決
➡ユーザーへの理解が優先
リサーチ(トレンド把握)➡分析(共感マップを活用する)➡編集(気づきの再定義、KJ法、ペルソナ)➡プロトタイピング(手を動かしながら作ってみる)
想像力のヒント
日々周りから新しい発見を探そうとする
常にリラックスし、オープンな雰囲気を作り出す
ユーザーに寄り添い、共感を得る
H型”つながりやすい人材”