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祖父が営んでいた駄菓子屋の後片付けをするため訪れたら
小さな子供が、駄菓子屋を営業していた。
連続短編4話ですが、徐々に周囲に溶け込んでいったり
生活になれてみたり、という実質2週間な話。
人間も買いにくるけれど、神様も買いに来るという
不思議な駄菓子屋の売り子(?)も神様。
ほのぼのとしているのですが、もう忘れ去られたような
大事なものを思い出させてくれるような気がします。
うっかり泣きそうになったのは、4話目。
すべての話、ほっこりするのですが
4話目はぷらすで泣きそうになります。
しかし…主人公の会社の人、ものすごく太っ腹。
休みもそうですけど、最期の選択の時も
それでいいのか!? と突っ込みたいです。
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比喩ではなく、本当に神さまがお客さまとして来る駄菓子屋の話。お礼のために、誰かのためにと駄菓子を買う神さまたち。買っている理由が分かると、なんだか優しい気持ちになれた。そんな神さまたちのために奮闘するコーリとチカ。一生懸命な2人を見ると、応援したくなってくる。他の「お客さま」の話も読みたくなった。
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神様が訪れる駄菓子屋のお話
祖父が亡くなり、駄菓子屋を閉店させるために訪れたところ、一人で店番をするチカという少女がいた
祖父を慕っているチカには亡くなったことを伝えられず、駄菓子屋を手伝うことに
その駄菓子屋は、実は神様も訪れる店だった
駄菓子、商店街、神様の三題話のようなもの
啓太も何らかの事情や特殊な何かがあると思ったけど肩透かし
深読みしすぎでしたね
神様は信じる者の願いを叶えるけど、神様本人の願いを叶えるとどうなるか?という矛盾を孕んだ構図は面白い
多神教の神様は神格を持っていても人間味があるものね
お地蔵様のはどうなんでしょうね?
普通は気づいた地域住民が何とかしそうなものですけどね
一番ウケたのは雀の恩返しかな
舌切り雀なら、そりゃぁ善人は小さいつづらを選びますよねー
ま、そんな事がわからないからダメなのだという説得力がある
チカの願いに関しては予想通りすぎる
ま、ストーリーとして大事なのはその内容云々ではなく、彰次の答えなのでそんなに問題はない
最後の展開に関してもいわば予定調和のようなものかね
僕も子供の頃は人並みに駄菓子には馴染みがあったけど、今はまったくだなぁ
アメトークで駄菓子芸人をやってたのは懐かしさ半分で見れた
ただ、今の子供達って昔ほど駄菓子にふれる機会はない気がする