電子書籍
さらりと凄い内容を。。。
2023/04/06 08:19
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投稿者:lucky077 - この投稿者のレビュー一覧を見る
苛められて勉強をしなかった主人公が、物理への目覚めから目的を持ち、周りの理解がある環境のもと立ち直ります。
凄い内容をさらりと書いており、もう少し深いところがわかると良かったです。
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勉強に対するモチベーションが低下したときにこの本を読んでもう一度初心にかえろうと思う。
著者の夢・目標への情熱がひしひしと伝わってくる。
様々な経験を積んだ人間ほど教師向きであるのは間違いない。
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不勉強なもんで宮本先生については全く知らなかったのですが、本屋で見つけて即購入。あ、なんかまたウサンク……な先生が出てはるなーって思って。「母校に帰る」系教師かあ、ってね。でも、調べてみると色々と活動もされていたようで。だからといって胡散臭くないわけじゃないですけどー。
ほぼ自伝的な内容であって、その記述に関して嘘はついていないんだろうとは思います。調べりゃわかるようなことばかりっぽいので。が、稚拙な文章もさることながら、どうも曖昧な表現や真偽の審議が必要そうな記述、別の部分と矛盾していると捉えられる箇所なんかが多く、すんなりと喉を通るような本ではなかった。
あと、これ系の本ですと、乙武さんの『五体不満足』がすぐに思い浮かぶわけですけど、それに比べると、ちょっと伝えたいことが明確でない気がする。「目標が大切」を伝えるにしては、蛇足が多すぎるし。そういう意味では『五体不満足』はよくできた本だったなあと思うな!
第六章はちょっとだけ読み応えがあったかも?
【目次】
はじめに
第一章 オール1の落ちこぼれ先生
第二章 どん底の十代で考えたこと
第三章 アインシュタインとの出会い
第四章 定時制高校での猛勉強
第五章 オール1から大学受験へ
第六章 なぜ勉強するのか
第七章 オール1教師の学習法
あとがき
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この本を私は夏休みの読書感想文に使いました。
主人公の宮本さんガオール1の落ちこぼれから這い上がる話。
色々な人に出会って変わって行ったり、どんなことにもチャレンジする様になる所が感動!!
ぜひ読んで見て欲しい。
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努力の人やなあ。目標ができるとこんなにも人間頑張れるのかと思った。
何より彼女がすごい!
こういう先生に教えてもらえたら幸せやろなー。
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私立高数学教師の自伝と教育論。自伝の部分が面白い。学校と家庭の中での辛さと、救いになった少林寺拳法やギター。そしてアインシュタインとの出会い。読んでいて自分もアインシュタインや相対性理論のことを知りたくなりました。辛い思いをしたからいい教師になれるとは限らないけど、こういう全力で打ち込んだ経験をもつ人に教わったら面白いだろうなと思う。
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こういう、天が働いた!というのを感じる体験記が大好きです。
理数系の教科は価値観がガラッと変わる、ということが起こりやすい気がします。私の中で、文系の科目は「人と生きること」を学び、歴史は「悲しみ」を学び、理系の科目は「神をさがし、自分を知る」学問だと思います。何かに気付けたとき、泣きたいほど嬉しくなります。
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この本が出版された時に、「どうせ、たまたまオール1取ったことのある人が先生になっただけの話でしょ。」と思って、話題になっていたが読もうという気になれなかった。
きっかけがあったので読んでみたが、実話と思えないほど感動した。宮本先生くらいがんばれば、どんな受験や資格にも合格できるんじゃないかと思った。何よりも、誰のことも恨まず、誰のせいにもせず、ただ黙々と努力し、感謝し続けた姿勢がとても尊敬できると思いました。
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中学の成績がオール1だった著者が教師になるまで、そして教師になってからの取り組み等、その反省が赤裸々につづられている。
あまり裕福な生活環境ではなかったこと、転勤が多く、内気な性格もありいじめにあっていたこと、勉強する意味が見出せず、勉強が出来なかったことなど、どん底の人生から、一転、アインシュタインに感銘を受け、物理を勉強したいと思い立ち、難関の名古屋大学に進学した。
さらっと書いてしまえばこんな半生だが、その過程では本当に努力とその努力・姿勢を支えてきた周囲のサポートがあったからこそ、なしえた人生だと思った。
今の教師は優秀な大学を出て、まじめな人が多い。その点、自分はいじめも経験し、勉強が出来ない人の気持ちもわかると著者は言う。そして、勉強が出来ないことなどで自分に自信が持てず、自分の力で考えるということが出来なくなるという意見は私も同意見である。
■印象に残った言葉
・生徒が自分の気持ちを正直に話す環境を作ること、信頼関係を築くことが教師が最初にしなければならないこと
・勉強をやる意味が見出せなかった原因は、①学校での生活環境、家庭環境が学習環境を破壊していたこと、②学ぶ目標がなかったことにある。
・人生の目標が見つけられない、何をしていいかわからない、生きていることに意味を感じない。そういう挫折感にとらわれがちな時期の少年少女に、世の中の厳しさや夢を持つことの素晴らしさを教え、人生の目標を見つける手助けをしたいと強く思うようになり、教師を目指した。
・多感な時期に様々なことを経験し、知識を吸収し、多くの人と出会うことが自分に対して自身がもてる価値観を育てる重要な要素になる。
・(学生に対して)境遇を大切にすること。勉強や神学のことを考えて生活できるのは今だけだ。その生活は家族に支えられているのだということを、しっかり自覚して「学ぶ」ことに打ち込んでほしい。
・大切なのは目標を持つこと、その目標に向かって努力すること。その努力がすなわち「学ぶ意味」なのです。
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対象年齢は中学校~高校くらいか。
要するに「諦めないで勉強すれば未来は拓ける」、そんなところだろうか。
私は著者ほど必死に勉強したことがあんまりないなぁ……。
もちろん試験や入試の前は頑張ったけど、
ゼロ以下のところから睡眠時間を削って、あらゆるものを犠牲にして、
そこまで必死になって勉強したことはない。
努力を続けるモチベーションとなるものさえあれば、誰もが頑張れるのかもしれないが、
その「モチベーション」に出会うのが難しい。はっきり言って運である。
だから、一心不乱に何かを出来る、というのはそれこそが才能の一つなのではないだろうか。
著者は開花するのが遅かったとはいえ、その才能を持ち、かつ運もあった。
だからこそ、輝かしい今があるのだろう。
何が言いたいかと言うと、他人の成功例を見てじゃあ自分も頑張ろうと思うのは難しいなぁという感想。
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年取ったから無理!ということはないんだろうな、自分もがむしゃらに頑張ろう!と思えた。
教員免許を取得したから、院を出たらなんとなく教員になろうかなと考えていたが、宮本さんの覚悟を読んで、自分の浅はかな考えを恥じた。
将来について、もっとよく考えてみようと思った。
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中身が薄い。体験を書きたいのか教育に対する考えを書きたいのか内容に一貫性がなく繰り返しが多い。語彙力の少なさも如実に現れている。
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心を揺さぶられた一冊です。
学ぶこととは何か。学べる環境とは何か。
ご自身の言葉で語られている印象が強くあり、胸に響く内容でした。
学ぶことの切実さと、できるようになることやわかることの喜びが、ひしひしと伝わってきました。
私も、私の場所で、私のできることを重ねていきたいと思いました。
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ブクログ初の読了本。オール1の落ちこぼれが教師になる、題名そのままの本です。
最近、逆転人生の話をよく耳にします。学年最下位のギャルが慶応大学に合格したり、中卒の人が企業を起こしたり…。誰かがドン底から這い上がってくる話は、ありふれたもののように感じます。言ってしまえば、この本もそんな話の中の一つなのかもしれません。でも逆に考えると、それだけ耳にするということは、それだけ私たちにも可能性があるということなのではないでしょうか。ひょんなことがきっかけで、人の何十倍も努力して、誰もが驚くような結果を出す。やろうと思えば私にだってできるはずです。でもそれは並大抵の努力では出来ないこと。踏ん張って、耐えて、もがいて、走り続けてやっと叶う。
誰にでもチャンスはある。だけど簡単に出来ない。だからこそ、この本があるんだと思います。
高校生の今読んで良かった。勉強環境が整っている私は恵まれてる。努力だって好きなだけできる。私は幸せです。
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まさかこの手の本で、こんなにボロボロ泣くとは思わなかった。
周りの先生方、大人たちの暖かい支援の手に泣いた。
学ぶことの楽しさ、ワクワクする気持ちをただ追求する姿勢に泣いた。
ぜひ小〜高校生に読んでもらいたい。同時に、お子さんを持つ親御さん、教員の皆様にも読んでもらいたい。
私も同じように(小学生の頃だが)アインシュタイン・ロマンに心を打たれ、同じように物理学を志し、研究者へと進んだ。自分が子供の頃に感じた感動、一瞬にして世界の見え方が変わっていく感覚を、このように言葉にしてくれたことに感謝したい。多くの人にこの世界が変わっていく瞬間の感動が伝わって欲しい。あまり共感されることがないのだけど。本当に世界の見え方が変わる様子を体験したら、勉強が大好きになると思うのだけど。
本よりもドラマやドキュメンタリー向きの内容かなと思う。道徳の教材とか?