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脱亜論 (まんがで読破) みんなのレビュー
- 福沢 諭吉 (原作), Teamバンミカス (企画・漫画)
- 税込価格:660円(6pt)
- 出版社:イースト・プレス
- 発売日:2015/09/19
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チャイナと朝鮮に絶望するに至る道のり
2015/12/06 14:34
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福田陽二郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作の『まんがで読破 学問のすすめ』にもあるように、江戸時代の抑圧的な人間関係で苦しみ、そこから抜け出すために学問の道に進む福沢諭吉の幼年期~青年期が漫画ならではの形で上手く描かれている。福沢が自由を求めた先に西洋文明があったのは必然であり、朝鮮の近代化への支援も同じであった。しかしそれは失敗に終わり、福沢が支援した金玉均他の独立派は非文明的な残酷な処刑によって晒し者にされる。かくして絶望した福沢はチャイナと朝鮮とは縁を切り、西洋文明国と共に歩むことを強く主張する「脱亜論」を書くに至る。
これら一連の流れを漫画で上手く表現している。この漫画をきっかけにして読者それぞれが様々な本を読み続け、考察し続けていくのが良い。
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