紙の本
いまいち
2016/02/28 18:04
3人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:和み - この投稿者のレビュー一覧を見る
話題になってはいますが、私には今一つピンときませんでした。
紙の本
う~ん?!
2015/10/14 23:25
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナッキー - この投稿者のレビュー一覧を見る
かなり独善的な内容ですね。好き嫌いが分かれます。京都市内以外の方にはおもしろいところと勘違いしやすいところがあるのでは?評価の難しい本です。
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図書館より。
以前から気になっていて、ようやく見つけて借りてきた。
へ~って感じか(゜_゜)
正直京都出身でもない地方出の田舎者にとって、嵯峨も西陣も京都だよ(笑)
でも、卑屈になる気持ちとかは分かる。そうなってしまった要因も分かる。
なるほどな~って感じかな。
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<目次>
第1章 洛外を生きる
第2章 お坊さんと舞子さん
第3章 仏教のある側面
第4章 歴史のなかから、見えること
第5章 平安京の副都心
<内容>
なんと評すればいいか困った。第1~3章は、京都(洛中)に住む人々を批判的に描いた章。それはそれでわかる。しかし、4・5章は…。特に5章の南北朝時代の件と現在の政治情勢に絡めた部分は…。あとがきの「七はひち」は笑えるが、部分部分はそれなりに面白かったのだが、全体としては評価のしにくい本だった。
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20150923 京都ぎらいというタイトルに惹かれて読んでみた。普段思ってもいなかった内容に引き込まれてしまった。ある面、日本人論かも知れない。
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同じ京都でありながら、洛中の人間から田舎扱いされ、同じ京都とはみなされない嵯峨に生まれ育った著者の洛中に対する恨み・反感に満ちた一冊。話題は色々飛ぶが、根幹の部分はこれだけ。逆に言うと、これだけでよく新書が一冊書けると感心する。当然というべきか、前の方が面白い。
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「私は他所者ですよ」と先に認めちゃえば、京都人は実に親切に接してくれる。やはり近親憎悪といいますか……。純正京都人を一番嫌ってるのは京都市民というか府民。大阪と神戸と京都も何かいがみ合ってるし。この点、滋賀辺りに住んでるとやたら気が楽。最終兵器「琵琶湖の水止めんぞ!」はギャグ扱い。
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知り合いで京都出身の先生がいるが、その人が「Kは京都いうても南区や」とか「Hは京都いうとるけどほんとは滋賀や」とか言うのを聞いて変なことを言う人だと思っていたが、京都には御所を中心とする洛北にいる人間のみがほんとの京都人で、他の地域の人間はいわゆる洛外、真性の京都人というのはおこがましいという意識があるらしい。本書の著者井上さんはぼくが好きな著者の一人で、嵯峨にすんでいるが、そこは右京区とはいえ田舎だということを何人もの人から言われたらしい。さらに、あるプロレスラーが京都に凱旋したときも、客から「お前、京都いうとるけど宇治やないか」というヤジがとんだそうだ。つまり、京都人には京都中華思想があるというわけで、そうした京都人のいやなところをあげつらったのが本書であるが、2章の袈裟懸けのお坊さんが芸子さんとカウンターでいっしょにお酒を飲むとかいうところに来ると、悪口とは言えなくなる。つまりは京都の花街はお坊さんで持っているらしいのである。さらに、おわりの方へいくと、嵯峨は南朝の流れであり、もし、南朝が勝利していたら、嵯峨は副都心となっていただろうというあたりは、洛北ぎらいと言いながら、洛北への未練がたっぷり感じられるところである。洛北の人たちも、そうか、お前は洛北の悪口を書いたようやが、ほんとは洛北人になりたいのかと思って許してくれるのではないだろうか。
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ちょっと予想とは違ったけど、なかなか面白かった。一瞬だけ京都を嫌いになりそうになったけど。
後半の南北朝の話はとても面白かった。普段、寺院仏閣の雅な風景ばかりに目を向けて京都を見てきたけど、歴史的観点から京都を楽しむのも、とても面白いものなんだなーと思わせてくれた本でした。
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詳しくはこちらに。
http://rene-tennis.blog.so-net.ne.jp/2016-02-11
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まずまず。
京都の人は、中華思想っていうのが腑に落ちた。独特な街だと思う。洛中とそれ以外で随分違うのも確かにそうなんだろうなと。
京都は、過去の遺産にすがると、廃れていくのではないかとも思った。
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もうちょっと笑える内容かと思ったら、全く違った。
京都洛中人の自尊と、洛外人の自尊と恨み?を歴史まで交えて描き散らかした内容。
本としての構成があったとも思えん。
大阪人としては、なんなんだこれは、というに過ぎんわ。
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何かの書評でみました。著者は嵯峨生まれで現在は宇治に住んでるとのこと。冒頭に著者が学生の頃、京都洛中の旧家の主人に、遠回しながら嵯峨は京都やないと「イケズ」される話をかいている。そうやで、嵯峨は京都やない。西院も京都やない。宇治、城陽、亀岡はいうに及ばず、壬生もあやしい。俺は一応「上る、下る」の住所地の生まれですが、親父は秋田、お袋は京都生まれながら祖父の出ショウは堅田やし、路地に育っでるんで(京都に人は「裏」というな)。まぁ「京都人」とはいえんわな。それはともかく、出だしはそんな調子で面白いけどあとは、京都に対する近親憎悪に近い恨み、つらみ。感情論ばっかりでガッカリの中身です。
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京都に住んでる人々の妙な特権意識について書かれたもので
その鼻持ちならなさに対する反発を踏まえてみれば
三島由紀夫の「金閣寺」、水上勉「金閣炎上」
あるいは川端康成の「古都」といった
京都を舞台とする文学を理解するための助けにもなるだろう
まあ
肝心の、京都人の特権意識がなにに根差すものか
それはじつのところ、日本人なら程度の差こそあれ誰でも持ってる
島国根性なるもののローカライズにすぎないのではないか
とも個人的には思ってるんだけど
それはさておきこの本には、僧侶と花街の関係や
意外に血塗られた歴史といった興味深いものが多く書かれていて
おもしろかったです
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多かれ少なかれ東京にもある種の選民思想はあるが,京都の場合,その歴史に発端があるゆえに,また,人の出入りも頻繁でないため,濃度が濃いままであり,内向きである.神社仏閣への入場料は,能動的に払っていない以上お布施じゃあないよなぁ.