紙の本
さらさらと。
2017/01/31 11:52
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投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る
さらさらと読んだのですが、中身は全編恨み節というか、長らく根に持ってきたことで、黙って怒りを感じていたことにあふれていました。外からは見えない京都を垣間見ることができました。
紙の本
陰湿。いや、これが大人の世界。
2016/03/31 20:36
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投稿者:オラフ - この投稿者のレビュー一覧を見る
京都好きが「京都ぎらい」を読む…
嵯峨や宇治は京都ではない。京都はごく限られたステイタスなのだ。地域に対する劣等感は、情報が溢れる現代も根付いている。関東で言うなれば、府中や多摩は東京でない。23区に対して、千葉や埼玉はダサいみたいなもんか。しかし、関東の差別化と比べて、京都の特別感はひと際相手にガシャンと響く(・・;)
電子書籍
山科が洛外だったとは!?
2016/03/17 11:22
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まるぱぱ - この投稿者のレビュー一覧を見る
学生時代山科に下宿していて、私は暫く京都に暮らしていたと、今まで周囲には、割と自慢気に話をしていました。
しかし、この本を読んでみて、認識を変えなくてはならないのか、面白がって手にするんじゃなかったと、若干落ち込みました。
しかし、私はやっぱり、たとえ東山が西に見えても、山科は京都だと思うんだけどね!!
紙の本
軽く読む分には
2016/02/28 13:09
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投稿者:ねじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
さらっと読めるので多くを期待しなければ満足できるでしょう。
個人的な感想が多いというか、「筆者はこのように感じたが根拠はない」のようなエピソードが多く、他人のうわさ話を聞かされているように感じます。その視点で掘り下げればもう少し面白くもなりそうですが、さわりで終わってしまうので「…それで?」と思う箇所もいくつかありました。
また、文章のリズムが良ければそれを楽しむこともできたのでしょうが、不思議なほどにひらがなが多く、その都度頭の中で漢字変換するのが面倒でした。漢語は漢字、大和言葉はひらがなのようなこだわりでもあるのかと思いましたが、「ふいちょう(吹聴)」「りっぱ(立派)」「ざんねん(残念)」などは漢字でもいいのではないでしょうか。読みやすくはなかったです。
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投稿者:チベット - この投稿者のレビュー一覧を見る
五条烏丸付近に生まれ今も住まう先輩いわく。「京都人の意識はその通りや。」
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図書館より。
以前から気になっていて、ようやく見つけて借りてきた。
へ~って感じか(゜_゜)
正直京都出身でもない地方出の田舎者にとって、嵯峨も西陣も京都だよ(笑)
でも、卑屈になる気持ちとかは分かる。そうなってしまった要因も分かる。
なるほどな~って感じかな。
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<目次>
第1章 洛外を生きる
第2章 お坊さんと舞子さん
第3章 仏教のある側面
第4章 歴史のなかから、見えること
第5章 平安京の副都心
<内容>
なんと評すればいいか困った。第1~3章は、京都(洛中)に住む人々を批判的に描いた章。それはそれでわかる。しかし、4・5章は…。特に5章の南北朝時代の件と現在の政治情勢に絡めた部分は…。あとがきの「七はひち」は笑えるが、部分部分はそれなりに面白かったのだが、全体としては評価のしにくい本だった。
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20150923 京都ぎらいというタイトルに惹かれて読んでみた。普段思ってもいなかった内容に引き込まれてしまった。ある面、日本人論かも知れない。
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同じ京都でありながら、洛中の人間から田舎扱いされ、同じ京都とはみなされない嵯峨に生まれ育った著者の洛中に対する恨み・反感に満ちた一冊。話題は色々飛ぶが、根幹の部分はこれだけ。逆に言うと、これだけでよく新書が一冊書けると感心する。当然というべきか、前の方が面白い。
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「私は他所者ですよ」と先に認めちゃえば、京都人は実に親切に接してくれる。やはり近親憎悪といいますか……。純正京都人を一番嫌ってるのは京都市民というか府民。大阪と神戸と京都も何かいがみ合ってるし。この点、滋賀辺りに住んでるとやたら気が楽。最終兵器「琵琶湖の水止めんぞ!」はギャグ扱い。
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知り合いで京都出身の先生がいるが、その人が「Kは京都いうても南区や」とか「Hは京都いうとるけどほんとは滋賀や」とか言うのを聞いて変なことを言う人だと思っていたが、京都には御所を中心とする洛北にいる人間のみがほんとの京都人で、他の地域の人間はいわゆる洛外、真性の京都人というのはおこがましいという意識があるらしい。本書の著者井上さんはぼくが好きな著者の一人で、嵯峨にすんでいるが、そこは右京区とはいえ田舎だということを何人もの人から言われたらしい。さらに、あるプロレスラーが京都に凱旋したときも、客から「お前、京都いうとるけど宇治やないか」というヤジがとんだそうだ。つまり、京都人には京都中華思想があるというわけで、そうした京都人のいやなところをあげつらったのが本書であるが、2章の袈裟懸けのお坊さんが芸子さんとカウンターでいっしょにお酒を飲むとかいうところに来ると、悪口とは言えなくなる。つまりは京都の花街はお坊さんで持っているらしいのである。さらに、おわりの方へいくと、嵯峨は南朝の流れであり、もし、南朝が勝利していたら、嵯峨は副都心となっていただろうというあたりは、洛北ぎらいと言いながら、洛北への未練がたっぷり感じられるところである。洛北の人たちも、そうか、お前は洛北の悪口を書いたようやが、ほんとは洛北人になりたいのかと思って許してくれるのではないだろうか。
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ちょっと予想とは違ったけど、なかなか面白かった。一瞬だけ京都を嫌いになりそうになったけど。
後半の南北朝の話はとても面白かった。普段、寺院仏閣の雅な風景ばかりに目を向けて京都を見てきたけど、歴史的観点から京都を楽しむのも、とても面白いものなんだなーと思わせてくれた本でした。
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詳しくはこちらに。
http://rene-tennis.blog.so-net.ne.jp/2016-02-11
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まずまず。
京都の人は、中華思想っていうのが腑に落ちた。独特な街だと思う。洛中とそれ以外で随分違うのも確かにそうなんだろうなと。
京都は、過去の遺産にすがると、廃れていくのではないかとも思った。
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もうちょっと笑える内容かと思ったら、全く違った。
京都洛中人の自尊と、洛外人の自尊と恨み?を歴史まで交えて描き散らかした内容。
本としての構成があったとも思えん。
大阪人としては、なんなんだこれは、というに過ぎんわ。