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つらい。あまり自分にマイナスの感情のストックがないものだから、どうしてもそこまでやる?と思ってしまう。
元気で前向きな女の子のお話の方が好きです。
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印象的なタイトル。非日常的な日常を送る主人公たちのお話。どれもぞくっとした。日常と狂気の境目のようなお話ばかり。
ただ、虐待のお話は、リアルにそれくらいのこどもを持つ身として、子どもの描写に少し違和感。あんな未就園児いないような…。
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エグり エグられ、
傷つけて 傷つけられても、
その愛が欲しい。
そんな 禁忌を犯した人妻たちの、6編の短編集。
最初の、「天国の鬼」
未熟な恋の爪痕を 残そうと、
『喉の奥なら、傷ついてもばれない。』
少年の言うセリフが切なくて。
だけど、青春ラブストーリーで終わらない。
痛い、辛い、恐ろしい…
短い物語で、いろんな感情沸き起こり、
忘れられない一編となった。
最後の「泥梨(ないり)の天使」
母親が抱く、娘への
過保護な愛が、危険すぎる
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女性を描いた短編集。
不幸な身の上の女性の劇的な話が多い。
ちょっと毛色の変わった「泥梨の天使」という話が、自分が母親ということもあり、おもしろく読んだ。
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「校閲~」からの連続で宮木さん。
同一人物の書いた作品とは思えない。
驚いた。
どちらかというと病んでる人たちのお話。
振り幅が大きいなぁ。題材は女。
屈折していて、ねとねとしていて、
凶暴で狂喜に満ちた心を持つ。
女以外にこんな生き物はいない。
本のタイトルの付け方が
秀逸。
作品の一文をタイトルに持ってくるなんて
しかも、この一文はとても心に残る。
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すごかったなぁ。嗜虐性が共通して流れていて、母と娘の関係はとくに壮絶でした。最後のサプライズがなかったら、若いひとが読む本だよな・・・(厨二っていうか)とだけ思って終わったかもしれない。
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☆天国の鬼…うーん、「春狂い」思い出す。
比べれば、全然救いがあるけれど。
この2人は、結婚には向かないのだろうなあ。
そんなほのぼのと日なたで笑い合ったり、ささいなことで喧嘩したり、そういう家庭的な風じゃない。もっと余裕がなくて、それしかなくて、求めることも求められることも必然。引き付けあう力が半端ではないというか、だからこそ2人で生きることを現実にしちゃいけないっていうか。今ぐらいの距離がベストなんだと思う。一番愛していても、一番近くにいない方がいいことも、あるのかあ。
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16/07/18
『校閲ガール』とかなり、だいぶ、感じが違っててびっくり。どの話も気持ち悪い。特に最後の「泥梨の天使」の気持ち悪さったらない。
・ほら、正解なんていつだって不正解だ。(P38)
・人生の転機というのは意外と簡単に訪れる。その転機が転落になる可能性も秘めて。(P162)
・さよなら、束の間の夢のような生活。
おかえり、これまでの冴えない私。(P195)
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病んでるなぁ。かなり。
でもこういうの結構好きなんだけど
刺さってくるものはあんまりなかったなぁ
なんか無理して作ってる感が否めない。
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愛という檻にとらわれた女たち。
虐待されていた頃、一緒に家出をしてくれた医者の息子との偶然の再会。
自然派食品を愛する主婦のパート先の在日のバイトとの乱暴な関係。
金のために資産家と結婚した女が少女に抱いた気持ち。
ピアノを習いに来ている単身赴任の男に欲情する暇を持て余した専業主婦。
ヤクザの男が残した部屋で彼の帰りだけを待つと決めたとき。
大人へと成長してく娘の姿を認められず、いつまでの自分の操り人形として接する過干渉の母親。
読みやすい。
読みやすいけどバッドエンド(?)で読んでてつらい。
そして表紙の絵が不気味で怖いんですけど。。。
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嫌いじゃないんだけどね、この設定とか話とか。
でも1話目から喉を傷つけるシーンは吐き気がしてだめだった。
どうも今はきぶんじゃないみたい。
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短編集。
禁忌を冒した主婦たちの話。
あまり共感は出来なかった。
官能小説なのですが、表現が今ひとつ好きになれなかったです。タイトルのシーンも、思わずウッとなり、目を伏せてしまいました。
最後の過干渉の母の話が不気味で気持ち悪いけれど、一番面白かった。
母の虐待から助け、一緒に家出をしてくれた同級生と再会した主婦。
バイト先の訳あり学生が気になるナチュラル嗜好の主婦。
旅先で出会った純粋無垢な少女が気になる金持ちの老人と結婚した主婦。
夫の愛に満たされているはずなのに、生徒である単身赴任の男に胸をときめかせるピアノ教師。
ヤクザの情婦となった小料理屋で働く主婦。
子離れ出来ず、娘を縛り監視する母。
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2020.2.23 読了
短編集。
なんとも言えない世界観。
この作家さんのこの世界観 嫌いじゃないので、
どんどん読み進められて、
一気に読んでしまいました。
最後の「泥梨の天使」は 怖かった~。
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女性が主人公の短編集。女性たちにびっくり。
私の生活じゃ絶対あり得ないような女性たちの行動や立場にドキドキ。不倫とかヤクザとの恋とか、次の展開が気になってどんどん読めた。ほっこりとは真逆のおもしろさ。でもちょっと刺激的過ぎたかなぁ(笑)。
表紙はヒグチユウコさんの、たしかオフィーリアという作品。オフィーリアは恋人ハムレットと結ばれることなく川で溺れ死ぬ役。短編集の中にもオフィーリアと重なる境遇の主人公がいて、そのときは、おぉ!と思った。オフィーリアが主人公なのもありだなぁ。
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こういうドロドロしたやつ苦手だけど、この本はとても好き
読み進める事に面白くなる
個人的にはヤクザと駆け落ちするお話が好きでした