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タイトル通り、有名な文学作品を10ページくらいで漫画にした1冊目。
半分くらいはサッパリわからない。
どうしてそうなるの!?ってのがサッパリわからない。
その作品の何処が評価されているのかがサッパリわからない。
ていうか、当時の人たちはコレのどこを面白いと思ったのかサッパリわからない。
さっぱり妖精が通っちゃうよ。
ハァ~さっぱりさっぱり~♪
作品自体の解説も書いておいてくれれば良いのにと思う。
正直、昔の人が昔の感性で評価したから何となく今も有名なだけで、現代でコレを発表しても駄作認定されるんじゃないかと思ってしまう・・・。
こういうのがカッコイイと思ったんだろうなぁっていうか、作品から漂う当時式の中二病臭さが厳しい。
『阿Q正伝』とかはタイトルは知ってるけど内容は知らなかった話もあり、興味深くはあった。
某国で有名な精神勝利ってコレが元ネタだったんだね。
ところで、この著者の方は水木しげる氏と何か関係があるんだろうか?
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amazon unlimited に入っていたから読んだ
正直純文学をダイジェストで読んでも全く心に響かない
逆にいうと、プロットやギミック以外のところに妙味があるのだろうなあとおもった。短時間で25個もの小説のあらすじが分かるのは便利。
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[墨田区図書館]
入試に出やすい文学作品を粗筋だけでもしっておくと、という会話から探して見つけたシリーズ。"入試に出やすい"わけではないけれど、とりあえず表題通り有名どころの作品が入っていた。しかもこれはシリーズで数冊似たような本が出版されていて、それぞれのラインナップ傾向が表題からは分かりづらかったが、とりあえずこの"有名"本では、一般的にはあまり好んで多く読まれそうにない日本文学ものが多かった感があった。
具体的には人間失格、山月記、檸檬、舞姫、サクラの森の満開の下、変身、三四郎、など。昔実家には河出書房の世界文学全集と日本文学全集があったが、世界文学全集は背表紙に色も入っていて「物語」感が多く、好んで読み漁ったが、ただ白っぽい一色で堅いイメージの背表紙に加え、数冊途中まで読みかけては面白くなくて手に取るのをやめた日本文学全集を彷彿とさせるラインナップ。
ただ後半になると、注文の多い料理店、ごん狐、イワンのばか、モルグ街の殺人など、実際に自分も好んで読了している話も入っていたが、前半は、、、読んでいてかなりキツかった。そもそもこのあたりの話は、大抵読むに堪えないどうしようもない男の話としか思えないものが多い上に、水木しげるかと思うような古い昭和感のあるぼやけた絵柄。そしてそのようなオチのない生活記のような話を10ページほどにまとめようというのだから、ストーリーを追えても「なんでこんな話が有名となったんだろう」と思えるようなわけのわからない話。
ただ、読んでいて中盤で、いっそ主人公の気持ちも補完していっそあるていどまとめて"紹介"した作りの話にしたほうがストーリーも読みやすく理解しやすいのにと思ったけれど、そうだな、この本は「あらすじ」紹介ではなく、「読む」本だしな、と自分の希望のズレを認識。
そう思って続きを読むと、作品によってはト書き?がカタカナ交じりだったり、持って回った表現だったりするのも、まるで原文を読んだような気にさせるための仕掛けかと思うに至って妙に納得。
後半になって自分も知っている話がどう描かれているのかを読める段になって、モルグ街の殺人などでやはり元の話(の良さ)がわかりづらいことを再確認したけれども、それでも元の話をそもそも読む気がおきないうちはこれでいいのかもな。
そういえば一時期読んでみた「マンガで読破」シリーズでも、分からない話は分からなかった。ページを追加したところでやはり文間の感は文章とマンガでは異なるし、そもそも国文学ではなぜそんな自堕落な生活を送るのかという主人公、そしてそれをわざわざ文学とするのかと思うよく分からない話が多いし、逆にこの手の本で「いったいこれは何だ、本当にこういうわけのわからない話なのか」と思って原作を読むかもしれないし、何事も一利あるだろう。シリーズの他の本も数冊読んでみようかな。
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タイトルのまんまだが、文学作品に全然触れて来なかった人間からすると、ザッとたくさんの作品に触れることが出来て勉強になった。
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全部読んでいたら力尽きるであろう本たちのあらすじが、ぱっと読めるようにまとまってくれていてありがたい。サラサラ読めたし、これまでに読んでいたものはあらすじを思い出すことができた。
気になる作品を見つけるにはいいと思う。
漫画として読むと、文学作品を文学作品たらしめる文章というものがなくなっているので、如何にもこうにも奇妙奇天烈なストーリーだなぁという感じがする。作家のプロフィールが載っているけど、改めて、作家って幸薄い人多いなぁと思った。
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タイトルにある様に忙しい人が名著を読んだ気になったり、実際に読む前に気持ちを高めたり、懐かしんだり出来るまとめ漫画
カフカの『変身』、グリム童話『ラプンツェル』はシゲル調の絵が笑えて原本を読みたくなる
夢野久作『ドグラ・マグラ』は前から読みたいと思っていたが、なんとなく映画『シャッターアイランド』を思わせる構成だと知れただけでも良い収穫だ
った
次作、次次作も積んであるので期待
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相変わらずよく分からない話が多い笑
夢野久作という人は知らなかったが、ドグラ・マグラという話は面白かった(面白そうだった?)。
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名作を10ページ前後の漫画で読むには想像力を掻き立ても少しでも原作を知ってるとかの予備知識が入って無いとどうだろ私には読んだけどだから何?程度のものであった。
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とにかく文章を読むのが遅くて、文学的な活字が苦手な私にとっては、大っっっ変ありがたいマンガ。
教科書に載っている超有名なお話から、
ディズニーアニメ、ジブリアニメの原作まで…
知っておかなきゃ恥ずかしい作品を一気にコンプリート出来る。
文芸大好きって方でも、「あの小説の結末ってどうだっけ?」「人間失格に出てきた3人の女の名前は?」ってなった時に、サッと見返すのも良いかも。
とは言え、まぁ随分はしょられてるとは思うから
“だいたい合ってる”くらいのテンションで読むのがベストですよね。笑
(中には、10ページじゃ無理がある作品もあって面白いww)
作家の簡単プロフィールも載ってるから、
「この話面白い!」「この作家の他の作品も自分に合うかも。読んでみよう」
って使い方もいいかも!
私の場合、今まで読んだことなかったトルストイの『イワンのバカ』が刺さったので、
他の作品も読んでみたい。書籍買おう。って思いました。
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原作の書きぶりなどは漫画のため分からないが、有名作品に興味をもつきっかけづくりになる。10ページの漫画で、よくまとめられている。作者の読解力の高さを感じる。また、漫画のタッチが、赤坂不二夫さんっぽさがある。
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学生時代、文豪とその代表作を丸暗記のように繋げて覚え、読んだつもりになっていたけれども、実際は未読の作品が何と多いことか!想像していた内容と全然違って驚いた作品も多々(特に梶井基次郎「檸檬」と田山花袋「布団」)。また各作家のプロフィールから、文豪たちは私の年齢(51)ではとっくに亡くなっている人があまりにも多くて驚愕。ダイジェストとして楽しめた。
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他の出版社の「漫画で10分で読める名著」的なものを以前に読んだとき漫画としての出来がとにかく酷くてうーん、と思ったことがあるけれど、これは画風がコミカルな中に人の機微を絶妙に表情で描く系で、日本文学の悲喜交々と妙にマッチしていた感がある。
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やはり10ページくらいに纏めるのは難しいかな。
かなり省略されていて、脈絡が全く分からないところが多い。気になれば読めってところかな。
とはいえ名作の大枠を知ることができて良かった。
ごんぎつねも久しぶりに触れることができた。
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日本の近代文学は、闇・葛藤・病・淫靡といった暗澹たる題材を多く扱っている。ハッピーエンドや大団円ではなく、棘のような余韻を残す。この本を読んで過去の読後感が再来し、反芻が始まった感じ。
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有名文学作品の概要を10頁漫画へ
なぜか水木し◯る先生タッチ
ポカーン、予定調和、ユニーク、感心、悲話等々
ざっとさらえるので、読みたい本がいくつか見つかりました。便利な本(^^)b