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未来の人の概念は?
論理とファンタジーが入り交じる面白さがあった。
そして例の博士の出現で、先が楽しみ。
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科学の目的は、ヒトに近いものを作ることだと知っている。
人工知能しかり、pepperしかり。
この小説では未来にウォーカロンという、人とほぼ同じ有機生命体が登場する。そのウォーカロンは、生殖ができないところが人と違う点だった。
一方で、人も自身の細胞をどんどん取り替えていき、100歳を超えて生きれるようになっている世界。ただ、細胞を変えていくと、人間も生殖ができなくなることがわかってきた。
さて、そうして、人間とウォーカロンに差異がなくなったとき、人間ってなんだろうという疑問が湧く。
ウォーカロンのほうが、賢い。
人間は欠陥がある。
人間より賢いウォーカロンが、生殖ができるようになるならば、人間が排他されていくのではないか。
そんな知的な世界観が面白い。
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Wシリーズ1作目。舞台は百年シリーズのさらに未来、おそらく22世紀後半から23世紀にかけて、百年シリーズで登場したウォーカロンが、人間と区別し得ないほどのクオリティでコモディティ化した世界を描く。人類自らが生み出した存在と自らを識別するための研究、これはパラドクスなのか、それとも四季の計算なのか。いずれにせよ、「彼女はひとりで歩くのか?~Does she walk alone?」、このタイトルだけでご飯3杯はいける。そして、百年シリーズにあった「ウォーカロンは人間を殺せない」という設定が今後どう扱われるのか楽しみである。
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この作者の本はあまり読んだことが無かったが、すべF関連のドラマ化、ノイタミナのアニメ化に続き、新シリーズの刊行とのマーケティング戦略に負けて、手にとってみましたが…これ面白いな。
この人の先見の明には一目置かないといけないな。
しかしまあ、何とも空恐ろしい未来だな…これって。
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タイトルからしても章頭の引用もフィリップ・K・ディック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』(映画『ブレード・ランナー』の原作)と共通するテーマ。現時点でここまで人類の未来をデザインできるのがすごい。あと女王シリーズを思わせる会話が面白い。
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最近森博嗣のエッセイ的なものはよく読んでいたが、小説はひさしぶり。面白いなぁ。新作だけどどうやら既刊本と繋がってるようなのでそっちも読もうかな
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さらりと冷静に「人を人足らしめるものとは?」という命題にズカズカ踏み込む森さんは素敵です。そして案の定、あの人が。もはや神話の存在になりつつある、あの人に期待する。
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最近森さん読んでないけど
新シリーズということで読んでみた
相変わらずの会話でやっぱりすきだなー
京極さんと西尾維新と森さんは未発表の作品でも見分けられる気がする^^
未来が大変なことになってる
子どもが生まれない
細胞からつくられる養殖の人間たち
寿命がのびる(というか死なない?)
天然と養殖のちがい
人間とは何か
みたいな
読み終えられなかった(めずらしい。だって難しいんだもん・・)「生物と無生物のあいだ」と似た感触かも
新シリーズなのにまた出てきたよミチル
また出てきたよマガタ先生(笑)
アニメ出来いいのかな(犀川先生がイケメンじゃないので見てない)
また読みたくなった
Vが最高
SMもいい
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カテゴリを「ミステリ」で登録していましたが、読み終えて「SF」に変更しました。
しかし、これも強いて入れるなら、という程度。森博嗣さんの作品は、ジャンルをカテゴリでくくるのが難しいのが多いですね。ご本人に言ったら「ジャンルでくくる必要がありますか?」って返されそうですが。
リアル本棚ではジャンル「森博嗣」でひとつの本棚の半分くらいを占拠しております。
本作も、ジャンルは「森博嗣」何だか、著者のシリーズ作品を全部まとめるシリーズになりそう。
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20151122読了
ウォーカロンなのか。人間なのか。
森博嗣の描く近未来の形のひとつ。
人口減少とか進化とか種の保存についても考えさせられた。
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久しぶりに森先生の作品を読みました。
人間とウォーカロンの違いは?違っていたら何がいけないのか? とても興味深いテーマだと思いました。面白かったです。新たなシリーズということで、次作に続く。最後のところは少し微笑ましかった。まだまだ気になるところばかり…次作も手に取るだろうと思います。
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ブクログの献本企画で頂いたものです。
人類が死ななくなった代わりに、人類が増えず、ウォーカロンと呼ばれる人造人間が増えている未来世界が舞台です。
主人公であるハギリ博士が何者かに命を狙われるところから始まり、その後数度命を狙われたり、身柄を狙われたりします。
原因は博士が研究している人間とウォーカロンを区別する研究、だけかと思ったら暗号も原因だったり。
基本的には平和な世界です。
人口減少がひどく進んでいるため、戦争が無くなっていたり、世界政府なんていうものができていたり。
が、この平和な世界でテロが発生することで、物語が進んでいくわけです。
最終的には何にも解決しません。
シリーズらしいので、次巻以降が出ないことには話が収まらないんでしょうね。
最後に、ウォーカロンという人造人間をバージョンアップし、古い人間のように産めるシステムを作ってしまったら、それは人間で良いのではないか、今の人間はウォーカロンではないかという話が出てきたりします。
「人間」とは何かというようなSFなのに哲学的な話が結構多い感じがしました。
なかなかに面白かったです。
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この作家さんの作品は実は初めて。
世界観も、人とは、人間とは、という部分も、惹かれるものはあるし、内容も最後まで十分楽しめたのだけれど、どうも入り込めなかった。
文章が合わなかったのかなぁ。どのキャラも私にとってはウォーカロンみたいで惹かれなかったのもあるかもしれない。
まだまだ色々気になる部分はあるのだけれど、続きはどうしようか。他の作品は面白いのかなぁ。
シリーズものは嫌いではないのだけれど、謎を引き延ばされるのはやっぱり良し悪しだなぁ。
人気ぽいのに、これを楽しめなかった自分が悔しい。
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久しぶりに森センセの本を読みました。
最後の最後にやっぱり…!ってなるところがさすがでした。次も早く読みたい。
そしてまだ読んでいない既刊本に手を出しそう(危険)。
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あの一連のワールドの新しいシリーズだそうです。舞台は近未来。そういえば異世界風の作品はあったけど現在につながる未来の話って今まで読んでないかも。こういう未来がくるんだなと素直に受け入れてしまった。