生徒が自分の力で甦る
2016/03/30 01:41
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投稿者:よこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この菊地先生の経験には成功もあれば失敗もあり、脚色せずに誠実に記されている。であるから、周りから諦められた子供が立ち直っていく様子は非常に読み手に期待感を持たせてくれている。
学級崩壊に限らず、子供を含んだ地域や組織でも当てはまる内容であり、活かしていけると思いながら読み込んだ。
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人を褒めるということを意識して実践しようと本を読んで感じたが、実践は難しい。
組織や人の変革にあたってのヒントをもらったように思う。
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「公に通じる自分を作っていく」
など社会で人と上手く対応していける方向に子供を導いていく教師の話。
こういう指導を受けられた子供は幸せだと思う
現在も、多くの人がこのような指導がなく、公での身の処し方が身に付かないまま大きくなり、損をしていることもよくある。
お偉方達の中にも、こういうことを学び直したほうがいいんじゃないかと思う人も多い。
この本の中に出てくる小学5、6年で指導を受けた子供達が、その後、中、高、大、社会人となっていく過程で
この先生から受けたものが、活かされる場面があったのか、子供達のその後の影響を知りたいと思う。
とても良い授業なのに、小学時代の記憶というものは、思春期の人格形成の頃には、忘れられてしまう。
生き方に迷う思春期の頃に、同じではなくても、このような授業が受けられたらと思う。
この本で、大人も学べるものが多くある。
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スーパーな小学校の先生。大人が公を教えられないとか基本的な考えのベースはうなずけるんだけど、なぜか子どもたちへの向かい方については共感しにくかった。
要は手の内を語ってくれているわけで、それを知った上だとなんだかなーと思ってしまうからだろうか。自分が菊池先生の教え子だったら、先生の戦術にのれずにわけもわからず拒否感、違和感をもってしまいそうな気がした。うーん、それって公を教えられない大人にありがちな一面であろう、リベラル至上主義が邪魔しているのかも。