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18 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

道に迷ったら、沢を下るな!!!

2018/06/10 17:16

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たまがわ - この投稿者のレビュー一覧を見る

道迷いから遭難に至り、何とか生還した実例が7件紹介されている。

「おかしいなと思ったら引き返せ。」
「道に迷ったら沢を下るな。尾根に上がれ。」

というのは本書にも何度も出てくるし、有名な教訓でもあるけれど、
本書に出てくる例では、山歩きの経験者であっても、様々な要因から
結果的にこの逆の行動を取り、遭難に至ってしまっている。

道が不明瞭で、木の枝に巻き付けられている赤いテープを目印にして進む、というのはよくあることだけど、
まさにその行為が原因で、道に迷い遭難に至ってしまった、という例も何例か出てくる。
つまり正規の山道ではない道に、例えば沢登りをする人たちが沢から登山道に出るまでの目印としてとか、
何の用途か分からない道にテープが巻かれていたりとかして、
登山者がその目印を頼りに進んで行くと沢に行き当たったり、もうこれ以上進めない場所に出たりする。
そして無理をして強引に下りてきたため、もう上り返せなくなっていたりする。

さらに斜面を転落したり、家屋や自動車の幻覚を見てそちらの方に進んでしまったり、
雨が降っていたり、コンタクトレンズを落としたり、滝つぼに転落して骨折したりと、様々な要因が重なる。
迷いやすい山域を歩く人ならば、遭難は誰にでも起こり得ると分かる。

逆に本書に出てくる例では、30人の高齢者グループが多少の道迷いはしていたものの、
単に下山遅れで一晩ビバークをしただけなのに、大量遭難としてメディアで大騒動になってしまったという、
「マスコミ遭難」の話も出てくる。
この例の教訓として著者は、関係者が警察に遭難として届け出るべきタイミングについての、
事前の打ち合わせの必要性を訴えている。
なぜなら、下山の時間が予定より遅れることは山登りでは日常茶飯事のことであり、また、
そのために一晩ビバークする、ということもあり得ることだからだ。

このグループが道を間違えたポイントについて本書の中で、『山と渓谷』二〇〇四年二月号で
解説されている記事が紹介されていて、

<三叉路だが、直進する山道のほうが明瞭で、左側の372mピークに登る道は枝道にしか見えない。
しかも直進する先に石仏が鎮座しているため、ますます正規コースとの印象が強まる。
道標はなく、赤テープも両方の道についているため、ほとんどの人は直進してしまうだろう>

と写真付きで書かれている。その写真では間違えやすい道のほうにはロープが張られ、
立入禁止の札がかかっていた。
このグループはここを間違えて直進し、コースはやがて沢に突き当たり、沢沿いを行くようになる。

『 ところが、沢沿いのコースはところどころで崩壊しており、それらを高巻いて越えるのに
予想外の時間がかかってしまった。結局、小一時間をかけてどうにか林道に出たときには
午後四時を回っていて、あたりも薄暗くなっていた。』
『 まず、林道に出たはいいが、この林道が清澄山に続いている林道なのかどうかの
確信が持てなかった。というのも、林道が清澄山とは逆の北の方向に向かっていたからだ。』
そして
『事故を起こさないためには危険を冒さないほうが賢明だろうと判断し』ビバークを決断した。

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電子書籍

山の怖い話

2022/07/07 12:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ももくり - この投稿者のレビュー一覧を見る

日常から非日常に転落するのはほんの僅かな違いからなのだと言うことがわかる。下手な幽霊話よりよほど怖い。
ストレスのかかった状態で人はどのように行動してしまうのかがありありとわかるので、登山する予定がなくても読んで損はないです。

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2015/11/25 10:00

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2016/03/05 13:00

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2017/07/19 18:40

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2017/08/26 15:15

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2018/09/23 15:22

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2018/07/29 00:15

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2018/08/19 21:46

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2018/10/10 21:33

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2019/03/26 23:55

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2019/10/08 10:19

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2020/10/30 22:31

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2023/11/25 22:48

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2020/12/14 02:35

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