- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
シークの罠 みんなのレビュー
- サラ・モーガン (著), 井上 きこ (訳)
- 税込価格:682円(6pt)
- 出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
- 発売日:2015/11/02
- 発送可能日:購入できません
文庫
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |
紙の本
家族のために
2015/11/23 06:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あいあいあいこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
家族の、父親のためにシークに捕まってしまったヒロイン。自分の起こした事件ではなく、そのために仕事がなくなり、モデルとして自力で生きていたのに窮地に陥り、偽造?のパスポートで入国しました。それは、罪です。でもその根底には父親のおかした罪があったのです。
早くから家を出て家族と会うこともなく自力で生きていたヒロインにとってはいわれなき罪のように感じたと思います。
家族が償うというのが法律といわれたらそれまでなのだけれどなんとなく理不尽な感じがします。
7年とらわれるか、シークの妻になるかという刑を提示されヒロインは7年の拘束を選びたいといいますが、ヒーローのシークは妻にします。
復讐のための婚姻とは感じませんでしたが、そのほうがまだ軽いと思ったのでしょう。ヒロインがつらい立場にいること、本人ではないことそれを償わせることへの躊躇が少しでも軽い刑にと選んだのではないかと思います。
それからすぐに結婚し、蜜月に入ります。
ヒーローはその間もやさしく少づつ過去を気持ちを話すようになっていきます。
結構いい感じ!というか、惹かれあっているようにさえ感じます。
ロマンティックで、ヒロインの性格もよく責任感もあるのに好感が持てます。長編ではありませんが政治のことや登場人物が少ないためにか、かなりふたりの心情などが丁寧につづられているので、物語に入りやすいです。傲慢なだけのシークが多い中、傲慢さはあるものの、その背景に異母兄弟の上に立つという責任もあるから必要なのかも、と感じました。
偉い人は大変だ!そんなことも感じられる1冊でした。
おもしろかったです。
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |