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女の子を魅了してやまない「ヒトリ」と、彼と出会った女の子たちの短編集。
個人的には「漂泊シャネル」が1番好きでした。自分は食費や交通費などの生活を楽にする部分を節約できない性分なので、食費を削って靴やバッグを買うナオさんや世の女性はすごいなと思ってしまいました。さらっと出て行ってしまうのは寂しいけど、質屋にならぶシャネルがヒトリが残したものだったら、美しい最後だなと思いました。
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恋愛ものが無性に読みたくなって、本屋さんで衝動的に買ってしまった一冊。
はっきり言って、読了後にまず思ったこと。なんだこれ・・・。全体的に内容が薄い、、、そしてこれは個人の趣味だと思うけどそれぞれのストーリーの主人公の女性はみんな、どこか世間に負い目を感じてて、それにもかかわらず少し高い目線から他人を見下しているような、、、気にくわない人たちばっかりだった。
短編で、女性とその美しい少年との上っ面のやりとりしか書いてないからなんとも拍子抜けした。
せっかく買ったけど2度目を読む気はなかなか起きないかな。
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買わなくてもよかったかなと思った。読んでいて退屈だった。
ただ人間味がある登場人物たちは好きだった。人間は弱く寂しがり屋で、誰かと寄り添わないと生きていられない。人間のどうしようもない部分が書いてあった。
多くの人から注目を浴びたり、興味や好意を持たれたりする人こそ孤独を感じていて、不安定なのかもしれないなと思った。
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さくっと読める短編集。恋愛…というより一人の男を巡る備忘録みたいな読み物でした
作者さんの本初めて読みましたが、表現や比喩がするする~っと胸に入っていく感じ。自分好みでした。2012年あたりの時勢!懐かしいー!とにっこりしました
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波多野一人。彼はさまざまな女性達の前に現れ、去っていく。女性達は彼に、ひとときの恋をする。
ほろ苦い恋愛短編集。