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投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
京都案内は数多くあれど庭園に特化した逸品。名庭やら知られざる庭やら数々の絶景を紹介されている。自分の好みも発見できるガイド本。
紙の本
携行に便利でわかり易い
2018/05/16 15:54
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投稿者:ガンダム - この投稿者のレビュー一覧を見る
テレビで京都の庭園を紹介する番組を見ていて、何かいい情報誌がないかなと
思っていた時に、たまたま本屋で見つけて、思わず購入しました。文庫本の大きさ
で旅行に携行しやすく、解説もわかり易く、しかも写真がとてもきれいで、大変
満足しています。さっそくいろいろな絶景庭園を訪れてみたいと思います。
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<目次>
第1章 金閣寺VS龍安寺
第2章 夢想国師の造ったこの世の極楽浄土、天龍寺と苔寺
第3章 紅葉と苔を楽しむ寺~宝鏡寺と黄梅院
第4章 建仁寺「潮音庭」の三尊石
第5章 泣かせる庭~東福寺、重森三玲の庭
第6章 「石萌え」する庭~光明院
第7章 南禅寺と湯豆腐の思い出
第8章 日本人と桜~平安神宮と「神苑の庭」
第9章 新緑を楽しむ庭~高桐院
第10章 大河内山荘の夢
第11章 仙洞御所の緑の世界
第12章 等持院~サツキが可愛い庭
第13章 両足院の半夏生と「用と景」
第14章 梅宮大社の紫陽花
第15章 祇園祭と杉本家の庭の美
第16章 無鄰菴~山縣有朋と小川治兵衛の庭への情熱
第17章 五山の送り火と、宝厳院の苔と石
第18章 徳川家バンザイの庭、金地院
第19章 中根金作と退蔵院の庭
第20章 親子三代の想いを繋ぐ庭「白龍園」
<内容>
京都出身の庭師(ガーデナーかな?)が京都の庭を四季折々の(半分くらいはそれ以外の視点からも)姿を紹介したもの。女性らしく、各章の末尾にはそこに近くで食べられるスイーツの紹介も。ガイドブックとしても優れているでしょう。私の知らなかった寺院や庭も多く紹介されている。持って京都に行くべきでしょう!
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メモ
龍安寺、天龍寺、苔寺、宝鏡寺、黄梅院、東福寺、光明院、南禅寺、平安神宮、高桐院、大河内山荘、仙洞御所、等持院、両足院、梅宮大社、金地院 他
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しばらく京都へ行っていない。
この本に取り上げられている無鄰菴なんかは、私も大好きな庭。
まだ行ったことのない仙洞御所や退蔵院、名前も知らなかった光明院、白龍園などに行ってみたくなる。
本書の解説は、全体的にコンパクト。
著者自身の体験が結構書き込まれている部分については、好き嫌いが分かれるところかも。
私にはヨーヨー・マとメサビーという作庭家が作ったミュージック・ガーデンに導かれるように園芸の道に進んだというエピソードは魅力的だと思う。
解説は疲れない程度で、見どころや、その庭の歴史、作庭家のことなどが紹介されていく。
私には普段の読書の合間の、いい休憩となった。
本格的な知識を得たい人には物足りないかも。
せっかくきれいなカラー写真もたくさん載っているけど、文庫本のサイズだと少し残念
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図書館で見つけて借りたら。。。
すでに読んでいた。。。
自分の記憶力って。。。泣
再読をしても、行った気になれる本。
現地に行きたいものです。。。
2018/6/22再読
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京都に行かれないから、行った気になろう!と、借りた本。
私の大好きな庭たちが満載!
20個のお庭のうち、行ったことがないのは7つ。
高桐院、杉本家、無鄰菴、宝厳院、金地院、退蔵院、白龍園。
両足院の半夏生や、光明院の光さす庭の話を見ていたら、ますます京都に行きたくなった(笑)
光明院は、行った時に自分以外が誰もいなくて、しーんとした中で、あの庭と対面した時、私は泣けた。
著者は、新緑の時期が好きだと書いているが、偶然にも私が好きなのもその時期。
紅葉の赤よりも、私は青葉の紅葉が好きだ。
観ていて、落ち着く。
行ったつもりになるつもりが、ますます京都に行きたくなったのは言うまでもない。。