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参考に
2018/08/16 07:36
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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
参考程度に読むには興味深かったです。テレビで紹介されているのを見て気になって読みましたが、やってみようとは思いませんね。
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一時期、話題になった榎木孝明さんの不食。
30日間食べない事の飾り気のない記録はとても興味深く面白かった。
断食やダイエットと混同されやすいが、今回の榎木さんの挑戦はあくまでも常識への挑戦。
実際、身体への常識的な考え方を覆すには十分な成果はあったと思います。
本人も繰り返し書いているように不食を推奨する本ではありません。
不食というキーワードから自分が抱えている常識を見直すというのが大事なんだと思います。
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榎木さんが幼い頃、お母様の口癖は「おまえには無限の可能性があるんだよ」と、繰り返し、繰り返し、仰っていたそうです。
役者を志すときにも、そして今回の“30日間の不食の旅”をするときにも、お母様の口癖が胸のどこかに響いていたということです。
榎木さんの場合、無限の可能性に挑むのが、たまたま不食であったにすぎなかった。
過去には、役づくりのためにガリガリに痩せなくてはならないとか、アジア地域への旅行時に、なにも食べられなかった体験はざらにあり、空腹が慣れっこで、そんな榎木さんだから、すんなりと不食に挑めたのでしょう。
しかし、生半可ではなく追究する気持ちが強く、一本木で遣りぬいている。
ブレていない素晴らしさを感じました。
不食の旅を終えて、これからも無限の可能性を探す旅を続けていかれるとのことです。
マイノリティさが素敵です。
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図書館で借りた。
変わってるよなー。この人は。
不食前と、不食後の、健康診断の値が全て載ってるんだけど、不食後は、基準値よりHighは減ってるけど、Lowが増えてるね。
人は、朝昼晩、三食を規則正しくとることが健康のために大事、という考え方に反対してる。
体が食べたくなったときに食べるべきだ、と。
それは一理あると思う。
年齢や個別の健康状態を考慮に入れずに「日に三食とるべき」と決めつけるのは、文化的な思い込みである可能性が高い。
最近の実証的な研究でも、三食取る必要があるのかどうかは議論されてるところだ。
でも、体が欲してなくても、リズムをつくるために朝は食べた方が良いと思うし、体が欲しくても、夜(寝る前)は食べない方が良い。
体内に入れたものの内容と一緒に、出したものの内容と状態について詳しく書かれていて、これは、大事なことだと思った。
健康を維持するために「何をどれだけ食べるか?」は重要だけど、同じように「何がどれだけ出たか?」も、重要なのだ。
この人は、出た状態を詳しく書いていて、フェイスブックに、その写真を載せようとまで考えたそうだ。すごいな。
日本の文化的コードにおいて、出たものの写真をSNSに載せる、っていうのは、通常あり得ない。
美人女優や、アイドルや、イケメン俳優が、出したものの写真をSNSにアップしてたら、大騒ぎになるよね。
しかし、内蔵や体内のコンディションを知るためにも、出たものの状態を知ることは非常に重要なのだ。
この人なら、アップしても良かったんじゃない?とさえ思える。
特に、大腸がんなどのサインを見逃さないためにも、出たものの状態はよく知っておくべき。
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「ひとは食べなければ死んでしまう」という「常識」に挑んだのね。「常識」はホントなんだろうか? 樋口角兵衛さん、ステキ。
そして「そんなことをすべきではない」とか「自分もそうしなければならないのか」とか思うひともいるのが面白いね。
人はひとなのだから、自分が「救わなければ」「同じにしなければ」「忠告しなければ」「正さなければ」……は関係ないのにね。
わたしの「人と同じでなければ」も見詰めて愛してあげよう♪♪♪♪♪♪
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糖質制限等の本を読んでいてなぜかたどり着き、図書館で予約して結構な順番待ちをして読了。
内容は予想していた健康ものではなく、常識を疑ってみるという著者の榎木さんの挑戦の記録だった。
食事に固執しない考えにはとても共感。しかし、お腹が減って苦しいということなく、実践されたことは本当に驚きで、でも常識のタガが外れればそうなのかも…。記憶に残ったフレーズを下記に覚えとして記録。
・食べなければ本当に死んでしまうのか…固定概念にすぎないのではないか…人の心と体になにが起こるのか…それを知ろう…。
・食事に固執することはありませんでした。食事がなければないでまあいいかと思うのです。
・2週間程度ほとんど食べなくても、ピンピンしている。それどこら、頭の働きがクリアになり、体調さえよくなっているではないか。
・人の可能性3%説…眠っている可能性を「無限の可能性」と呼ぶことに…
・その可能性を目覚めさせないでおく見えない力こそ、常識という枠ではないかと…
・人を殺めると重罪ですが、戦乱の時代には、より多くの人を殺めた者は英雄と呼ばれた…
・意識の持ち方一つで、食欲はコントロールできる…
・空腹がつらいという意識こそ、食べないと生きていけないという常識がもたらすもの…
・逆に、食べなくても生きられる。食べなくてもどうということはない。脳がそう考えられるようになれば、食欲をシャットアウトすることはじゅうぶん可能…
・つまり、私がやっとその本を読めるレベルに達したからこそ、初めて私の目に入ってきたのだ…
・機が熟すると、自分の必要に応じて、人と本は、そして、人と人とは出会うべくして出会うものでは…
・常識に対して「否」といえる人間でありたい…
・イメージすることは、人の予想をはるかに超える力を生み出す…
・うまくイメージするやり方を教えれば、初心者の女性が大男を倒すことも可能…
・「意識が変われば現実が変わる」世界…
・ある意味、不食は余裕の産物にほかなりません。
・人類が滅びないための唯一の方法が、一人ひとりがエゴを捨てること…この日本に暮らす自分も、このように意識することで、じゅうぶんに世界平和に貢献できるのでは…
・誰もみな、生きてきた過程で、自分がたまたま選択した瞬間の積み重ねの結果が今の人生。
・不食について、いくら理を尽くして説明してもわかってもらえないというタイプの人がいるのは事実…無理にわかってもらう必要はないと思います。
・意識が変われば現実が変わる
以下、監修の言葉より
・水さえ飲んでいれば、人間は30日程度ならなにも食べなくても死にません。…個人差が大きいものです…
・つまり、誕生以来、数百万年というもの、人間はずっと飢えっぱなしであったわけです。
・飽食の時代から、ムダに食べることを省く時代へ。
たくさんのメモ書きをしたが、今まで何となく思っていたことばかりで共感・共感・共感…。自分は実践していないので、説得力はないが、榎木さんに証明してもらった気���して嬉しい(笑)
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すぐに読めるが不食についてのモチベーションを上げてくれた良書。DVDは読後に見れば、書いてあったことの復習や補完になると思った。最後に登場する絵は、書中では白黒。DVDには説明がない。しかし読み終わった後に見ればカラーで見られて感慨も深い。
役者榎木孝明についてよく知らなかったが、とても好感を持てた。
星4つ。
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30日間コーヒーや紅茶だけでも空腹感はなかった、睡眠時間は少なくてすんだ、でも低血圧になって朝がツライ日があった…とのこと。
不食というチャレンジは率直に言って興味がなくはないけれど、やたらとスピリチュアルな言葉が出て来るので、そういったメンタル面での寄りかかりがあるか否かも大きな要素かな…と思ってしまいます。
実際、気力や体力はどうだっただろう。
本能としての三大欲求(睡眠欲・食欲・性欲)を抑えると他の欲求にその分の偏りが生じると言われることがあるけれど、そのあたりはどうだったのか。
気にはなるけれど、実際に自分が体験しないと本当のところはわからない感じでした。
まぁ、自分がやるとしたら、まずは三食小食にしてお菓子をやめるところからかな…(笑)
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『マスコミを騒然とさせた試みが遂に書籍化!
俳優・榎木孝明の「不食30日間」
人は食べなければ生きていけないのか?
そして、食べるのをやめたとき何が起こるのか?
健康のためでもなければ、ダイエットのためでもなく、常識という枠から飛び出して
無限の可能性を生きるために訪れた「不食」の世界を活写する。心臓外科の名医が医学解説。』
断食と不食とは違うそうで、断食は、お腹がすいてつらいのをがまんするという苦行や修行のイメージが伴うが、不食は我慢とは無縁の行為で、食欲を意識的にコントロールして食欲をシャットアウトするものとのこと。
1週間くらいで血糖値と血圧が下がってくるので、先生と相談してブドウ糖のかけらと塩飴は口にする。ひざ痛と腰痛が改善。5時間睡眠でも頭がクリアになる。
体重は最初80.5キロあったものが、最後は70.9キロに。早いうちに71キロ程度まで下がるがそれからは下がることはないという経過をたどる。
せっかくよくなった腰痛は2週間で復活。
なぜ不食が可能なのか、後で、付き添った心臓外科医が書いていること。
『水さえ飲んでいれば、人間は30日程度なら何も食べなくても死にません。最初に人類が誕生したといわれているのが、いまからおよそ600万年前。以来、人類はずっと腹をすかしてきました。飢餓状態になると、あっという間に死んでしまうようでは、今日まで人類は生き残っていません。ですから、そもそも私たちの体は飢餓状態で体を維持できるようにつくられているのです。そのための代表的なシステムが、異化という体内現象です。これはエネルギーになる食物が体外から入ってことないとき、それを体内から補う働きです。』
体内の筋肉や脂肪を使うことは想像できるのですが、ビタミン・ミネラルについては『体の中で合成できないので、食品から摂取しなければなりませんが、どのくらいの期間で枯渇するかはわかっていません。おそらく1ヶ月くらいは大丈夫でしょう。このような生体維持のシステムが働くため、そう簡単に人は死なないものなのです。
なるほど確かに、かなり多くの人が「人は食べないと死ぬ」と思い込んでいるのは事実です。手術後数日、まだ食欲がないのも当然なのに、「早く食べなければ」と心配し始める患者さんは少なくありません。それくらい「食べなてはいけない」という思い込みは、私たちの頭の中に強く刷り込まれています。」
この方は「より少なく食べるほうが、生き方としてもシンプル、かつ、美しい」と書いています。