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読みやすい。難解な哲学を面白おかしく伝えているのだから素晴らしい。
特にニーチェやマルクスの哲学…ニートや資本主義の闇について書かれてあるのはとても興味深い。
サルトルの自由の刑も面白い。晩婚化や交際経験が少ない問題もこれと繋がっている(と私は勝手に思った)。
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【星:5.0】
いやー面白かった。そしてとてもためになった。タイトルどおり「史上最強の」哲学入門書、文句なしに星5つ!!
本の形式は有名な哲学者をそれぞれ説明していくというありふれた形式。それでも引き込まれるのは説明が分かりやすい、語り口が面白い、ポイントを外さないしっかりとした内容など本としてのクオリティがとても高いからだと思う。
この1冊のおかげで哲学に対する興味がうなぎ登りである。
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31人の哲人が登場。「君主制は独裁制になりやすく、貴族性は寡頭制になりやすく、民主政は衆愚制になりやすい」(アリストテレス)。どの政体が望ましいというのではなく、それぞれの政体の特徴を2300年以上前に喝破していたアリストテレスの洞察力に感嘆した。2400年ほど前のデモクリトスの原子論にも驚かされる。そのほか、ニーチェ、マルクスなど、勉強になる。
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表紙に書かれた筋骨隆々のソクラテス?を見ただけで、バキファンならついつい購入したくなる誘惑に駆られる本。
内容は、哲学者の難解な理論や思想が、非常に分かりやすく噛み砕いて説明されており、時折挟むバキに登場した名言やネットスラングのおかげか肩肘張らずに気軽に読めます。
第一ラウンド 真理の『真理』
第二ラウンド 国家の『真理』
第三ラウンド 神様の『真理』
第四ラウンド 存在の『真理』
のように、登場する哲学者が何の『真理』について語ったのかで、ラウンド(章)分けしており、一連の歴史的なつながりの中で説明がなされているのも助かりました。
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読みやすくて面白かったです。
真面目に哲学する人向けと言うよりは、ざーっと有名な哲学者の思想をごく簡単に知っておきたいという向きにおすすめ。ここまで簡潔で網羅性があるとは。
しかし、なかなか記憶には残らなそうなので、覚えたければ3回は読んだ方が良いかと。
なお、表紙はめちゃめちゃバキですが、文中で哲学者同士がバトるような事象はいっさいなく、論が並んでるだけです。
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いつもどこかで挫折する哲学書だが、今回はとても読みやすく、スイスイ読むことができた。
各哲学者のことがわかったので、同著者の14歳からの哲学入門で、もう少し、それぞれの哲学を深掘りしていこうと思う。
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出版社の依頼に応じて哲学入門書を書き出した著者は、それがありきたりの哲学概説書になってしまったのに気づき、構想を練り直す。足りなかったのは少年漫画のバトル要素だ!と思い至り、イラストを刃牙の作者に依頼し、真理を追求して先人に戦いを挑む哲学者たちとその思想を子供にもわかるような文章で紹介する入門書。バトルのラウンドは4つ。真理の真理、国家の真理、神様の真理、存在の真理。
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哲学の入門書にぴったり。
西洋の哲学者が
・真理に対してどういう考え方をもっていたか。
・国家に対してどうやって運営されるのがいいのか
っといった答えのない問いに対して、それぞれの考え方をわかりやすくまとめていて
入門書としてよかった。
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表紙がちょっとアレですが、中身は素晴らしいです。バキ?というのが元ネタみたいですが全然知らなくても何の問題もなく読めました。(ファンの人には気付くセリフとかがあるのかもしれませんが)哲学の本読んでみたけど2ページで挫折した、という人にとてもオススメしたいです。
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哲学がどういうものなのかがわかりました。
あらゆるものに疑い続ける姿勢が哲学なのだと思います。
日常生活でも活かせそうです
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哲学入門書としては、「寝ながら学べる構造主義」もとても分かりやすかった。しかし、フランスの現代思想を中心に解説されているので、古代ギリシャ哲学とのつながりは分からなかった。
他に、ギリシャ哲学から解説した哲学入門書を読んでみても、どうも複雑で読み進められない。そんな僕にとって、この本は非常にフィットした。
各哲学者が思想を、歴史的な繋がりとともに紹介してあり、思想の流れがつかみやすい。解説の言葉をすべてかみ砕いた平易な言葉にしているため、簡単に読み進められる。分かりやすくするために色々と犠牲にしたものもあるだろうが、古代ギリシャから続く哲学思想の概観を得るには十分だと思う。この本を足掛かりに、少し難易度の高い入門書にも挑戦してみようという気になった。
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ソクラテスは、無知の自覚こそが真理への情熱を呼び起こすものと考えていた。
中世哲学(信仰によって真理に到達しよう)への批判から生まれたのが近代哲学(理性によって真理に到達しよう)。近代哲学への批判から生まれたのが、現代哲学(真理かどうかはどうでもよく、実際の生活に役に立つかどうかだけ考えよう)。では、次の哲学は?
宇宙の起こりは、原因と結果を超越したなにかを想定しない事には解く事ができない。結局、理性的に考えていくことで、理性を超えた存在が導かれてしまう。トマス・アクィナス
万物流転説を唱えたヘラクレイトスは、万物には共通のルールがあり、それをロゴスと名付けた。
言語とは「存在をどのようにして区別したいか」という価値観に由来して発生するものであり、その価値観の違いこそが言語体系の違いを生み出している。例えば、フランス語では蝶も蛾も”Papillon”であり、区別しない。言語とは区別(差異)のシステムである。ソシュール
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分かりやすい口調で書かれた哲学本。有名な哲学者が一挙に紹介されてるが、それぞれの関連性や比較も交えているからわかりやすい。忘れたころに振り返りたい一冊。
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哲学の一般知識を身につけたいとAmazonで検索したら一番上に出てきた本を評判が良さそうなので買ってみたんだけど、冒頭の文章を読んだら爆笑。哲学×バキというまさかの構成。バキの最強選手登場シーンを哲学者に当てはめるとか、どういう発想だよ!それがものすごく面白いから困る。
本の内容も序文同様にイロモノかと思いきや、内容は一般人が読んでもわかりやすい内容に仕立ててあり、全体の構成も「真理」「国家」「神」「存在」という4つのテーマに分類し、各テーマ毎に紀元前から現代まで哲学者を並べて説明するという構成で非常にうまいし、流れがわかりやすい。哲学の入門書としては、これ以上の本は無いんじゃ無いかな、と思ったりもした。哲学に興味があるけど、体系的に勉強してみたいと言う人には超オススメ。続編の東洋編も良いですよ。
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知らない哲学者がたくさんいた。
考えれば、考えるほどにわからなくなり、なかなか読み進められなかったけれど、初心者にはやさしい本だった。