紙の本
ニュースの肝がわかる本です
2016/01/07 12:43
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:jt - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゆげ塾さんの本は、表面的な歴史事象の解説ではなく、なぜそうなったのかという視点に解説力点が置かれており、暗記しなくても現代ニュースの根本理由を理解させてくれる。大変良書であると思う。
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読了。今年初の読書だ。
萌え系の女の子の絵で書かれたマンガで、わかり易かった。酷い内容であっても絵で緩和されて、事実だけが頭に入る感覚があり、不思議に感じた。男が読むときと女が読むときで、感じかたが異なるかなと思った。池上彰よりわかりやすい。
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中華思想と中東情勢を分かりやすく描いている。
受験生は、イメージをつかむためにも
一度、読んでおくと良いだろう。
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詳しい人から見たら端折り過ぎだったりするのだろうけど、自分みたいに詳しくないけどただ興味だけある人でも読み通せる。特に、帝国主義以降をこんなにイメージしやすくまとめた本を知らない。
正直、中高の世界史の授業って、まず最初の3ヶ月くらいはこういうマンガを通読して気に入った場面を詳しく調べてレポート書くだけでいいんではないかと。。それから普通の講義に移ればやる気が違うと思う。構造がわかる〜も読みやすかったし、同じ著者の本をたくさん読んでみたい。
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中国とアラブ、ふたつの国についてその根底にある考え方(一般原則)を軸に話が進められます。あとがきの試験管のたとえのように、歴史学も科学と同様で具体的な事象から帰納的に一般原則を見つけだすという工程の繰り返しです。
一般原則が分かればインプットに対するアウトプットもある程度予測できます。歴史から学ぶということは欲しいアウトプットに応じてこれまでとはインプットの条件を変えてみるということです。
本書の特徴は国を擬人化しているところでしょう。各国の性格がイメージしやすく面白い試みだと思いました。また、年代が「東京オリンピックの3年後の1967年」というように日本史との対応で表記されているため、日本史を学んだ人にとっては同時代の日本との比較がしやすく、知識の定着につながります。
通史のマンガはよくありますが、一般原則をテーマとして扱ったマンガは珍しいのではないでしょうか。読後は歴史を一般原則に基づいて予測するということもできるようになるでしょう。