紙の本
青い鳥文庫の大人気シリーズ
2016/03/03 00:18
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:伊織 - この投稿者のレビュー一覧を見る
KZ事件ノートとして大人気のシリーズが今度は単行本に。児童向けになっていますが事件は結構しっかりと作られていて学生でも楽しめると思います。
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奥が深い
2016/05/02 05:31
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投稿者:イーデスハンソン - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供が読んでいたので、読んでみたが奥が深いと思った。現実と理想の間で揺れ動く主人公の思いがひしひしと伝わってくるようで、作者の緻密な技巧を感じとることができるいい作品であると思っている。是非これからもいい作品を書いていって欲しいと思っている。
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事件を追って
2016/03/07 21:52
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
青い鳥文庫のほうのシリーズを読んでいます。こちらも気になったので。
高校生の小塚くん視点でのお話。若武くん上杉くんといっしょに事件を追います。
3人が憧れる男性が事件に関わっている?
ハラハラドキドキ面白かったです。
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青い鳥文庫の「探偵チームKZ事件ノートシリーズ」が元々らしく、こちらは特別版?のよう。もうひとつの「KZ」ストーリーと紹介されていた。
中学生達が夏休み中に訪れた離島で、30年前の事件を謎解き!
後半は勢いよく複数の事件が一気に解決されていく展開。
一方で、周りと馴染めないことに対する不安など、多感な中学生の心情も描かれていた。
黒滝さんが最後まで皆の憧れの人で良かった。
元のシリーズは読んだことがないのだけれど、これ1冊で単独の小説として読めた。
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大人への途中の、先が見えない焦り。
青い鳥文庫で展開しているKZ'は読んだことないので、なんとも言えませんが、それほど大人向けとも感じず。中高生に勧めたい。
中高一貫の私立男子校に通う和彦は、もやもやを抱えて伊勢志摩に来た。そこに塾の特別クラスの友人、上杉と若武もやってくる。三人はそこで、過去から続く事件に出逢い、解決しようと動きだすのだが……。
大人の男とは、中学生時代とは、友情とは、自分とは。時が解決してくれそうだからこそ、今ぐちゃぐちゃと悩み続ける中学生のもやもやが描かれた話。和彦の丁寧な語りで物語が進む。友人や伊勢志摩で出会った黒滝など大人たちへの分析は非常に冷静で、和彦の精神は同級生たちより少しばかり複雑なんだろうと思わせる。それもまた、辛いこと。
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20年以上前コバルト文庫で出ていたKZシリーズが青い鳥文庫で読者層を変えて展開していると知って、懐かしさで読んでみました。
青い鳥文庫の探偵チームKZシリーズの番外編として書かれているので時々難しい単語が出てくるものの小学生でも読める内容です。
しかし、コバルト文庫のシリーズを念頭に置いて読むと違和感があります。
…だってコバルト文庫のシリーズの時代スマホなんてなかったし。(これ言うと年齢バレますね;)
探偵メンバーが年相応の未熟さや悩みを抱えて、事件を通して成長していく様が丁寧に書かれています。
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桜坂から先に読んでしまい、こちらは後で読んだのだけど、思いのほか面白かったです。
まぁ、黒滝さんみたいなカッコイイ男の人いたらいいなあなんて思いましたが…。思春期の男の子も大変だけど可愛いなあ。
テレビでもやってるんだ?
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それぞれ悩みをもった男の子たちが、事件を解決していきます。事件をとおして成長していく男の子たちといっしょに、なにかを得るような感じでおもしろいです。
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青い鳥文庫の人気シリーズのスピンオフ第一弾。
青い鳥文庫版よりも繊細な表現が気に入りました。
小塚くんの細かい心情がとても丁寧に描かれていて、どんどん物語に引き込まれます。
あ、私、彩ちゃんいなくても全然平気だわ。と気づく。
KZは男の子達がカッコイイんです。彩ちゃんはうらやましい!のひと言につきます。
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初出の記載なく、書き下ろしか。
KZ’Deep Fileシリーズ 第1作
スーパー中学生3人の大活躍物語。
3人共に学校で問題を抱え、伊勢志摩海洋研究所で夏休みを過ごしに来たのだが、頭を使い、体を張って20年前の海女失踪事件を解決してしまう。
ネット情報を活用して、当時この地域であったリゾート開発計画に絡む利害関係をあぶり出し、証拠を集め、失われた青い真珠のありかを推測して、遺骨とともに見つけ出すという名探偵ぶりを発揮するのだが、場面場面で自分たちの至らなさを自覚し、大人になっていこうとする。アニメ化されたらしいが、中学生に読んでほしい物語。
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当時読んだ時は中学三年生の受験を控えた時。
アニメを見てKZにハマり、青い鳥文庫も全部揃えてずっと今でも読み続けて集めてるシリーズ。
最初、読んだ時に青い鳥文庫は女の子の主人公だったからこっちも女の子視点で進むのかな、と思ったがまさかの男の子視点。
でも、男の子の方が凄く読みやすいかもしれない。
青い鳥文庫の女の子も面白くて甘酸っぱい青春だなと思うけど、こっちはなんか大人っぽい話。
凄く読みやすかった。
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他人からどう見えるかより、自分がどうなりたいか。
小塚君が自分の中の素晴らしい物を捨ててしまう方を選ばなくて良かった。
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思春期男子、クラスにとけこめない悩みを持った和彦は、父の一声で夏休みに伊勢志摩の研究所に泊まることになった。同じように悩みをかかえた友人の上杉と若武も合流し、30年前に起こった事件が解決される。自身は30年も前の出来事が、当時解決されなかった事件なのに今更と思ってしまったが、そんな疑念も何のその、現代っ子らしくネット情報を駆使したり、資料を読み解くなどなかなか深いところもあり、文章表現が文学的で、文章の一つ一つもきちんとしているため、大変楽しく読めた。
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『中学時代は、一生の中で一番辛い時期だと聞いたことがある。その中で惑っている自分たちは、大海で溺れているもの同然だった。』
一番自分に刺さった言葉かもしれない。
当時の自分もそうだったけど、自分の在り方が分からなくて悩んでいた時期だったように思う。
黒滝さんのような自分に嘘をつかずない人になりたい。
KZメンバーの距離感と信頼関係がすごく好き
上杉の不器用さが良かった