紙の本
めちゃくちゃ面白い
2016/01/31 16:30
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投稿者:nami - この投稿者のレビュー一覧を見る
まだ読み終わってないけれど一巻に続き目茶苦茶面白い
紙の本
ケレン味の利いた作品
2017/05/16 23:31
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投稿者:J・P・フリーマン - この投稿者のレビュー一覧を見る
強盗に雌豚の誘拐、さらには殺人と序盤から事件のオンパレード。シャンディ教授は前作で事件を解明した功績を買われ、事件の調査を任させることになります。全体を通して表するとかるーい読みものって具合かな。最後は全部丸く収まってめでたしめでたし。あとスヴェンソン学長の怪力が人間の域を超えてます。
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シャンディ教授シリーズ第二弾。
前作でプロポーズしたと思ったら、
もう結婚してましたシャンディ教授とヘレン。
年に一度の輓馬競技会が近づく中、
買い物に出かけた銀食器店で強盗に遭ったり、
大学一の出産待ちの豚が行方不明になったり、
そして殺人事件。
前作でシャンディ教授が魅力的な理由が謎だと書いたが、
その理由の一部は、この大学が楽しそうだからかも。
なんせその豚を捜すために、土曜日の朝五時四十五分に全学集会を開くぐらいだから。
学長が「農業はビジネスではない、文化だ!」と卒業式でオーク材の演台を真っ二つにするぐらいだから。
大学中が輓馬競技会や鋤競争や蹄鉄投げに血道をあげるくらいだから。
あれ?なんか学長の無茶苦茶ぶりが、やはり動物がらみの某教授を連想させるのは気のせいだろうか。
犯人は(自分のとっては)意外な人物でした。
そして、また妙齢のカップルが誕生したところも素晴らしい。
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シャンディ教授シリーズ2作目。
ヘレンと教授が結婚した後のお話。
今回はヘレンの友人イデューナが登場するのですが、事件に巻き込まれ疲弊している人達に、得意の手料理を振る舞ったり、優しい気遣いで元気付けたり、一服の清涼剤的な役割を果たしています。
ヘレンにイデューナ、この魅力あふれる登場人物のお陰で物語が面白くなっているといっても過言ではないはず。
今回もまたまた大学界隈でいくつかの事件が勃発。
一見それぞれ関わりないような事柄が、最後1つに纏まるというストーリーでなかなか面白かったです。
ただ最後の最後、事件解決への道中がかなり駆け足なので、すっきり解決したはずなのに、まだ何か忘れているような感覚にとらわれました。
そこだけがちょっと残念。
でも登場人物に愛着もわいてきたことだし、次作もまた読みますよ~!
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えろみさんが最近このシリーズに漬かってるユーモアミステリーです。面白そうなので、つられて購入。
実はこれはシリーズ2作目。1作目の「にぎやかな眠り」が見つからなかったのです。しかし、読み始めてしばらくしてふと気がついて、調べたらやはり「にぎやかな眠り」は数年前に既読でした。
で、感想はというと・・・・。
私には合わないようです。
ユーモアはあるのですが、どうもピンと来ない感じです。文体のせいかも知れませんが、物語の中に漬かり込みきれず、上滑りする感じです。また、ミステリーとしての謎解きの面白さの点で見れば、重大な秘密を読者に隠しておいて、最後に主人公が解いてみせるという形式なので・・・。
という訳で、このシリーズはこれで打ち切りかな。
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シャンディ教授が奥さんのヘレンに、まったく女性ってものは、とか言うのに若干イラッとしたが、お馴染みさんがあれやこれやしてて楽しめる。
ヨーロッパの古典的な詩が引用されたり、学長一家や馬の名前やらがゲルマン神話にちなんでいたり、はコージーミステリであっても読み手が共有しているであろう大きな物語をふまえて書かれているんだなぁといつもうれしくなる。
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シャンディ教授シリーズ、第2弾。
起こる事件が突拍子もなく、登場人物が濃ゆい。
ストット教授とイデューナ、スヴェンソン学長とシーグリンデ、ついつい読み進めてしまう。
読後感が癖になって、続きを購入してしまった。コージーミステリー、意外と好きかもしれない。
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アメリカの作家シャーロット・マクラウドの長篇ミステリ作品『蹄鉄ころんだ【新版】(原題:The Luck Runs Out)』を読みました。
『にぎやかな眠り【新版】』に続き、シャーロット・マクラウドの作品です。
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風変わりなひとびと(と動物)が住む、農業大学のある町の、おかしな事件たち
美しすぎる豚の誘拐に、殺人!?
事件も騒動もパワーアップした、〈シャンディ教授〉シリーズ第2作
生涯の伴侶を得て、幸せいっぱいのシャンディ教授をあらたな騒動が襲う。
夫妻で訪れた金属工芸店で金銀盗難に巻きこまれたのを手始めに、同僚が愛情こめて育てた美しい雌豚は誘拐され、殺人まで起きてしまう。
すべては不幸のおまじない――何者かが逆さに打ちつけた馬房の蹄鉄のせいなのか?
年に一度の馬術競技会が目前に迫るなか、教授は捜査に励む。農業大学の町を舞台に、温かな笑いに彩られた傑作ミステリ・シリーズ第2弾。
訳者あとがき=高田惠子
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1979年(昭和54年)に刊行されたピーター・シャンディ教授シリーズの第2作にあたる作品です。
バラクラヴァ農業大学は、年に一度の馬の競技大会をひかえてわきかえっていた……鋤競争、裸馬レース、曲乗り、蹄鉄投げ、、、
すべてにおいて常勝を誇っていた大学軍団に、今年は暗雲がたちこめる……何者かが不幸のおまじないとして馬房の蹄鉄をすべて上下さかさまに打ちつけたのが効いたのか、工芸店で金銀の強奪事件が発生、巨大で美しい雌豚ベリンダが誘拐され、殺人まで起きてしまう。
これらのめちゃくちゃな情勢に直面したシャンディ教授は、無事に収拾をつけられるのか……? 豊かな笑いに彩られた謎解きが楽しめる快作、大好評シリーズ第2弾。
農業大学のある田舎町バラクラヴァで起こるクリスマスの殺人事件を、変わり者の教授ピーター・シャンディが解決するユーモアミステリです……前作『にぎやかな眠り』から数か月が経過した春が舞台、、、
バラクラヴァの町は、年に1回の馬の競技会を間近に控えて浮き足だっていた……そんな中、何者かが大学の馬房にある蹄鉄をすべてひっくり返して置くという、不幸のおまじないをした影響なのか、近くの貴金属工芸店でシャンディ教授夫妻を巻きこむ盗難事件が起きたのを皮切りに、装蹄師の女性マーサ・フラックレーが殺され、畜産学部長ダニエル・ストット教授が愛情こめて育てた巨大で美しい雌豚・ベリンダは誘拐されてしまう。
競技会直前に立て続けに起きた事件を早急に解決すべく、シャンディ教授はふたたび捜査に励むことに……温かな笑いと軽妙な筆致で書かれていることが特徴ですねー 前作から事件も、ユーモアもさらにスケールアップしており、愉しみながら読めました、、、
シャンディ教授とヘレンの仲睦まじい夫婦関係や、個性的な登場人物たちのやりとりが魅力的でしたねー 特に、シャンディ教授の友人であるティモシー・エイムズ教授や、ヘレンの友人であるイデューナ・ビョルクンド、学長のトールシェルド・スヴェンソンのキャラクターが印象的でしたね……次もピーター���シャンディ教授シリーズを読んでみようと思います。