投稿元:
レビューを見る
そこに座ると過去に戻ることのできる席を持つ喫茶店が舞台の4話短編集。
"4回泣ける"という触れ込みだったけど 私は1回でした。親子ものには弱い!
元々 舞台が先に上演されていて その後のノベライズとの事で とても読みやすかったです。
投稿元:
レビューを見る
旭川に行った時に、駅直結イオンの本屋さんで
ついつい手に取ってしまった本
こういう本は縁があるんだなと思ってしまう
泣きはしなかったし、深い感動はないけど
自分だったらどうするかなと考えると
いろいろな気持ちに心が支配されてしまった
投稿元:
レビューを見る
最初は正直あれ?期待はずれかなと思ったけど2話、3話、4話とどんどんよくなってすごい心に沁みた。後悔しないように生きたいな、と。意地とか恐怖で我慢せずに、心に正直になって大切な人と向き合うことの大事さを感じました。
投稿元:
レビューを見る
設定の妙みたいなところはあって、特にその席から動けないというルールは一編一編に深みを与える要素になっていたのかなと思う。ただ、設定に突っ込みどころもあるんじゃないかと…
文章は申し訳ないんだけれどもすごく苦手だった。でもなぜか何とも言えないんだけど、それぞれの人の思いが妙にすっと入ってきて、それに自分が戸惑うというような、不思議な読後感があった。
単純に感動するよ!という話とはちょっと違うけど、雨の暇な1日に、無音の中で読むといいかも?という感じだった。
投稿元:
レビューを見る
カテゴリーとしては「ファンタジー」に含まれるように思うけど、「ファンタジー」って言葉がしっくり来ない。短い話が微妙に関わり合って、一冊にまとまるんだけど、その関わり方がとても上手い。この作家はファンタジーじゃなくて、恋愛モノでも面白いんじゃないかな。所々にツッコミポイントがあって「どうもなぁ」って所があるんだけど、そこは突っ込んじゃいけないことなんで、目をつぶって先に進むと綺麗に読了します。細かいところで気になる人にはオススメできないかなぁ
投稿元:
レビューを見る
ようやく読み終わりました。
コーヒーが冷めない間は過去・未来に行き来が出来るという喫茶店で起こる物語の短編集です。
恋人、夫婦、姉妹、親子と誰もが誰かを想って時間を超えていきます。
過去も未来も変えることは出来ないけど、その中で実は変わるのは…というのが非常に王道と言えば王道かもしれませんがラストの『親子』の短編は人間の繋がり、その優しさが満ちていて感動しました。
もう最近こういうのに弱い!
すぐ泣いてしまうのが悔しいです。
家族がいる人は特に感情移入できるかも。
投稿元:
レビューを見る
通勤電車の車内広告に、「4回泣けます」というコピーの入ったサンマーク出版の書籍広告があった。ほぅ、そんなに泣けるのか。と何度か観ているうちに気になってきて、「だったら泣かせてもらおうじゃないか」と電子書籍版で購入し読み始めた本書。先日通勤する電車内で読み始めたのですが、泣けます。困りました。電車の中で、涙がこぼれてきます。4回どころではありませんでした。泣きっぱなしです。実に切ない。
舞台は、とある街の地下にあるフニクリ フニクラという小ぢんまりとした喫茶店。
この店には、座った人が望む過去でも未来でも入れられたコーヒーが冷めない時間だけ行くことが出来るボックス席があった。
行くためには面倒臭いルールがいくつかあるのだが、そのルールを守ってでも過去ないし未来に行きたいという願いを持った人が現れる。
本書では、そんな人の4つの話が収められている。
彼女に相談なしに海外に旅立ってしまう彼氏に、自分の本心を伝えたくて彼の旅立つ日に戻ることを切望する女の「恋人」。
アルツハイマーで妻を忘れた夫が、忘れる前に自分の病気を知って妻宛に書いた手紙を今も持っていることを知った妻が、その手紙を受けとりたくて彼女を妻として覚えている過去に行く「夫婦」。
家出をして喫茶店近くで飲み屋を営む喫茶店の常連客の女の元に毎月実家に戻ることを説得に来ていた妹が、自分を訪ねてきた帰りに事故で急死し、妹の本心を知りたくて彼女の死の直前最後に訪ねてきた日に戻る女。
心臓が悪く、妊娠出産に耐えられないと知った喫茶店のマスター夫人が、出産後子供が母親不在の環境できちんと育ってくれているか確かめたくて子供に会いに未来行く「親子」。
過去ないし未来に生きたがる人と、行って会いたい人物との関係、そして会ってきた結果が実に切ない。しかも、その切なさが読み進めるうちにだんだん深くなっていく。
個人的には「夫婦」と「親子」に心が折れた。もう泣くしかなかった。
それにしても、この小説。短編ながら今まで読んできたきた本と質が違う。最後まで読み通して作者の紹介を読み、この川口という著者が元演劇の脚本兼演出家であったことをしり、なるほどと思った。話の展開や間合いが脚本そのものという印象だから。
それにしても、人の泣くツボをよく心得ている。
切ない話で泣きたい人は、ぜひ読んで欲しい。
投稿元:
レビューを見る
書店で目的の新刊の隣に積んであって思わず衝動買いした。数年前読了した「ツナグ」に感じが似てるSFファンタジー的な物語。ワンピースの女性が何故幽霊になったのか?もう少し説明が欲しかった。この喫茶店が何故特別な力があるのかも知りたかった。タモリの「世にも奇妙な物語」でやったら面白いかも。
投稿元:
レビューを見る
喫茶店の店内の描写が詳しくて、自分もその空間に居合わせているかのような感覚で本を読み進めた。過去や未来に行って、小さな誤解が解けるだけでその人の心の持ちようがこんなにも変わるとは。
投稿元:
レビューを見る
話題の本だとは知らず、図書館予約をしようとしたら600人待ち!!
買いましたよ・・。
4回泣けます!って帯に書いてあったけど、最後の「親子」しか泣けなかった。
600人待ちもつらいけど、でも買うまでの本じゃなかった。好奇心が上をいき、1300円使ってしまった(笑)
図書館・・予約の多い本、ベスト20//譲ってくださいリストにあったから寄付します。。
投稿元:
レビューを見る
ある喫茶店に 過去に戻れるという噂があるお店があった。
たまたま訪れた彼女は 彼との過去をもう一度やり直すべく そのお店を再訪する。
だが 過去に戻るには 事細かなルールがあるのだった。
果たして 彼女は 過去に戻ることができるのか。
他四編からなる短編集。
最後の親子の章が 良かった。
投稿元:
レビューを見る
プロローグ
第1話『恋人』結婚を考えていた彼氏と別れた女の話8/22
第2話『夫婦』記憶が消えていく男と看護士の話8/22
第3話『姉妹』家出した姉とよく食べる妹の話8/23
第4話『親子』この喫茶店で、働く妊婦の話8/24
投稿元:
レビューを見る
着想はおもしろいな
喫茶店の雰囲気もいいな
でも、行きたくないな
経営大丈夫かしら?
帯に「4回泣けます」
このくらいでは泣けないよ~
繰り返しの文をなくして、やわらかく流してほしかったな
≪ このコーヒー 冷めない間 時間超え ≫
投稿元:
レビューを見る
中々おもしろかったです。
その席に座ると過去に帰れるなんて...
でもいろいろ制約があるんですけどね
それは読んでのお楽しみ(^○^)
過去を引きずってしまっている人たちが
前を向いていけるのはとても素敵なことだけれど、
現実世界にタイムマシーンはないしなー
投稿元:
レビューを見る
軽い本。かるーく読める本。
・同じ場面が何度かある
・ルールを何度も説明される
・隠喩とか、そういったまどろっこしい表現は用いてないのでシンプル
・会話中心
・オムニバスドラマとかになってそう
・感動させる話だけど、帯に誘われた「4回泣ける」には達しなかった