紙の本
歴史前、歴史後
2023/10/31 16:38
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投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
数多の学習参考書や辞典を
手掛けてきた、老舗出版社が企画した、
漫画版世界史の新板第一巻です。
先史時代と古代オリエントを扱う、
本冊の主たる内容は、
歴史の始まり、人類の誕生、
ハンムラビ王とメソポタミア文明、
ラメセス2世とエジプト文明、
ダレイオス1世とペルシア帝国、など。
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読了。図書館で借りた本。漫画も今風で、内容も、自分が習った頃よりも謎が解明されており、興奮して読んだ。今の子達が、うらやましく思った。2巻も借りよう。
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もくじ
1 歴史の始まり
2 人類の誕生
3 ハンムラビ王とメソポタミア文明
4 ラメセス2世とエジプト文明
5 ダレイオス1世とペルシア帝国
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2巻まで読んだ。
んー…?
世界史ってこんなだったっけ?
ソクラテスとかキリストの話の詳細だとかって倫理の授業だったと思うんだけど。
世界史ってこんな神話とか哲学より史実習うものじゃなかった?
神話みたいな嘘だかほんとだか分からない話ががっつり盛り込まれてて、むしろそれがメイン?みたいになってるので、全然役に立ってる気がしない。
後、語りが多すぎ。
一応漫画の登場人物が話してるから漫画っぽくなってるけど、物語文をずらずら書いてるだけなんだよね。
登場人物の吹き出しですらない語りも大量にあるし。
欄外のコメントが一番大事でテストに出そうな事だったりするし(私大人だからテスト無いけどね)。
漫画の意味ないんだけど。
1巻は分かりやすかったのですが。
2巻も遺跡発見の話とかは面白かったのですが。でも遺跡発見も飽くまで歴史のこぼれ話で、世界史のメインじゃないんだから、構成がおかしいような。
これちゃんと世界史の教科書に沿ってるのか?と思える内容でした。
沿ってるんだとしたら日本の世界史の教科書おかしいわ。
違うシリーズにしようかな。
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マンガだけど情報量はかなり多いと感じた。特にマンガの最後にあるまとめの章が良い。高校の時に世界史をやってない人が学び直すのにちょうど良いんじゃないかなと。
特にメソポタミアの国の興亡がわかりやすくまとまっていた。アケメネス朝が異民族を寛容に扱ったのは、かつてアッシリアの異民族支配が厳しすぎたために失敗したことを踏まえているとあって、歴史上の人々も歴史に学んでいるんだなと思った。また、ユダヤ人の歴史的背景も知れた。ヘブライ人、イスラエル人、ユダヤ人が同じ民族を指しているとは知らなかった。ヘブライ人は「川の向こうからやってきた者」を意味し、他の民族からの呼称。イスラエル人は自分達自身を呼称する際に用いた。ユダヤ人はバビロン捕囚以降の呼称。紀元前6世紀のバビロン捕囚では、新バビロニア王国によってユダ王国が滅ぼされ、多くのユダヤ人がバビロンに強制移住させられた。