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大義、覚悟、ビジョン、ハードワーク。物事がうまくいかない理由を考えた時に、なるほど、確かにどれかが(あるいは全てが)足りていない、と思った。
仕事に置きかえた時に、果たしてどれだけの人が同じ部署で、大義を共有しているのか。
また、自分の言葉で語る、というのも響いた。
とても読みやすい本なので、息子がもう少し大きくなって、なにかに躓いた時には是非進めたい一冊。
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自分は元ラガーマンではあるが、もう10年近くプレーしていない。そんな自分でも、今年は、ラグビー経験者としてこれ以上ない誇りを感じた一年だった。
久しぶりにラグビーマガジンを買ったり、ラグビー特集が企画された雑誌があると知ればそれらを買いあさってみたり。まさににわかラグビーファンである。
そんな中、今の時代なら、ラグビーもビジネス界で注目されるだろうとは感じていた。組織論だったり、リーダーシップだったり、主体性だったり、ラグビーは社会人としての基盤が多いに詰め込まれたスポーツだと考えているからだ。
そこで、この著書である。この本は、見ての通り、ラグビー選手である廣瀬さんの経験に基づくリーダーシップ論であり、理論やデータによって体系立てられたものではない。
しかしながら、初めて本を書かれたとは思えないほど読みやすい文章と構成であり、そこから滲み出てくる彼の熱い想いがビシビシと伝わって、胸を打たれた。そして、彼が記す多くの考えに、賛同できた。
特に印象的だったのは、「リーダーとはプレーで引っ張るだけではいけない」という、彼の経験・反省からくる示唆であった。(個人ではなく)チームとして大義を果たすためには、ビジョンや価値観の共有が大切であり、そのためには「語りかけるリーダー」が必要なのだという。リーダーが頑張っている姿を見せるということも重要なのだろうが、それよりも自分の言葉で、自分の想いをチームに語りかける必要性が何度となく説かれている。特に、「自分のことを包み隠さず」「自分をさらけ出す」ということが重要らしい。
自分もこれまではどちらかといえば「背中を見てくれ」というタイプであったが、これからは、自分の考えを伝えるということを肝に銘じておきたいと強く思った。
最後に、ラグビーというスポーツが持つ、人間育成の場としての素晴らしい一面が、もっともっと世間に周知されていけばと願う。
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同級生が執筆した本。
あの激闘の裏に積み重ねた努力がどれ程のものか、よく分かった。
ビジネスにも通じる内容。勉強になりました。
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サイン本。秩父宮で購入。
彼が東芝のキャプテンをしていたころの苦労した事件の話が印象的。意識が高い著者なので、本当に大変だったと思う。
ワールドカップの話は、みなさん書いているからね。少し斜め読みだったので、後日ゆっくり読むことにするつもり。
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素晴らしいラグビーをするためには、ラグビーの練習をするだけではダメだ。
目に見えない準備や人間関係構築がとても重要。
著者自身は途中で日本代表のキャプテンを外れることになる。ワールドカップで試合に出ることもなかった。
自分が思う未来が手に入らないとわかったとき、現実とどう向き合ったらよいか、広瀬さんは教えてくれる。
大義があったからこそ、冷静に現実と向き合い、プレーではなく、サポートでチームに貢献することに全力を注げた。その姿がチームメイトを始め、たくさんの人の心を打った。
ラグビー選手でなくなってからの人生のほうがずっと長い。彼がこれからやりたいと思うことに、沢山の人が手を差し伸べると思う。
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ラグビー日本代表 前キャプテン廣瀬さんのリーダーシップ論!
理路整然かつ とてもわかりやすい文章で
なんと頭のいい人なんだろうと思いました。
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ラグビー界のリーダーらしい考え方だと感じた。
ストレートな言葉で、悔しさ・嬉しさなど気持ちの面が強く伝わってきた。
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ラグビーに興味を持つきっかけとなった本。
丸の内で観た廣瀬俊朗さん、真壁さん、荒木さんのトークショーがおもしろくて廣瀬さんのことを知りたいと思い読んだ。
彼の物事の捉え方など考え方、何事も楽しく取り組む姿勢が伺えてすっかり廣瀬さんのファンになってしまった。あのイギリスでのワールドカップの裏ではこんな葛藤があったんだな。2019年、楽しみだ。
以下、この考え方好きだーと思った文を引用。
心の距離が近ければその人が背負っているものを一緒に背負うことができる。最初は小さなことかもしれないが、積み重ねていけばその絆は深まる。だから僕はみんなに声をかけ続けた。家族が顔を合わせてたわいない話しをするように。
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先日聴いた講演会の「キャプテンシー」と内容は被るけど、改めて考えさせられる本でした。まず、大切なのは大義。「大義があればチームは動く」「勝つためにプレーをするのではなく、勝つことでファンにラグビーのすばらしさを伝えること」という意味での大義。考えてみたら、この本のタイトルでした。試合に勝つこと、ワールドカップでベスト8に入ることは「目標」かもしれないけど、そうした目標をもつ真の「目的」は何なのか?ということですね。確かに、金メダルを取ることを目標に頑張るアスリートは多いと思うけど、金メダルを何のために取るのか?を考えることはあるのかなとか思ってしまう。もちろん、個人として大義、目的は大事なのだろうけど、チームでプレーする場合はその根幹のところが共有できないと「チームのために」というマインドが働きづらいということなのかもしれない。もちろん、大義を共有するだけでは勝てないから、それをやりきる覚悟とビジョン(この場合は差し当たっての目標)、実現するためのハードワークが必要という流れだ。まあ、ハードワークが基本なのだろうけど、ハードワークするためには覚悟と当面の目標が必要ということだと理解した。チームの全員が共通の大義と目標に向かってハードワークをする。そこに信頼関係と思いやりが生まれるという仕組みだ。
あとはキャプテンとして気を付けたこと。これも細かくはあるけど「場」というのがキーワード。一つはチームの中にその人の存在する場所(役割)を与えるということと、準備が大事なのだけど準備を共有する「場」というのがあったと思う。試合の前日にみんなで靴磨きをする。しっかり準備をする。そういう場を共有する。確かに良い習慣だと思う。
ワールドカップで日本代表が勝った。勝つためには綿密な戦略とハードワークがあった。そこにはそれを支える大義とチームとしての覚悟と信頼関係があった。と要約すると簡単すぎるかな。大変面白かったです。
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覚悟をもつ
・本当に覚悟があるかどうかで、言動は大きく変わってくる。
・覚悟が無ければ、やらない方がいい。
・誰かが何かをやりたいと言ったとき、僕はまずその人の覚悟を見る。
・中途半端は誰も幸せにできない。
日々心がけていること
・感謝の気持ち
・真っ直ぐに生きる
・常に全力
・なるべく笑顔
・前向きである
・弱い人の立場を守る
・実体験を大事にする
第2章
・進化を楽しむ
・考え続ける
・自分の「強み」を突き詰める
・自分なりのスタイルを見つける
・覚悟をもつ
・逃げたら、同じ壁
・相手を尊重する
・「知らない」を知る
・失敗から学ぶ
・感謝と謙虚
・準備の大切さ
・進化を楽しむ
・超一流から学ぶ
人生で大切にしていること
・地球上にいるすべての人の幸せを願うこと
・自分の魂を前世のときよりも綺麗にすること
・素晴らしい思い出をたくさんつくること
・家族で過ごす時間を増やすこと
・誰も歩んでいない道を切り拓いていくこと
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2015年直後に読みました。
こんなに廣瀬さんが有名になるとは。。
子供でも読み易いと思うので、是非。
葛藤と責任が表れている
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大切なのは大義。「大義があればチームは動く」「勝つためにプレーをするのではなく、勝つことでファンにラグビーのすばらしさを伝えること」という意味での大義。
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ご存知の例のドラマでこの方を知りました。ラグビーというスポーツはハードでありつつ緻密な戦術とチームプレーが大事。そんなチームをまとめるキャプテンの考え方に興味を持ち手に取りました。
大義を持ち、それを共有化する。そしてそのために覚悟とハードワークを怠らない。やはりチームとしての指針というか目指すべき所というのを明確化する必要性を感じた。
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文句は有りません。無いんだけど、まあ、文武両道で性格も良いとなると、あまり参考にならないんですよね…笑
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勝つチームには「大義」があり、その下に「覚悟」「ビジョン」「ハードワーク」が必要。大義は迷った時に立ち戻れる場所でもあり、大義を実現するために勝たなくてはならない。
これをこれまで志と呼んでいたが、勝つ目的や迷った時に立ち戻れる場所があれば、苦しい時に踏ん張りもきくと思う。アスリートからは多くの事を学べる。