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待ってました
2016/04/22 00:30
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投稿者:ネルエくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者が亡くなってしまったので、もう二度と続きが読めないと思っていましたが、ついに待望の続巻が登場です。
完結を目前にしての訃報に、作者ご本人はもちろん、この作品に関わったすべての人が、無念に思ったはずです。
今回執筆した、作家の名前は明かされてませんが、違和感無く読むことができました。
しかし本当の作者なら、どう書いていたのだろうかと、思ったのも正直な感想です。
いずれにせよ、この物語のフィナーレを読めることに感謝します。
次は本当の本当に最後、壮大な物語もいよいよ終結してしまいます。
寂しいですが、どのような終わりをむかえるのか、期待したいと思います。
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故ヤマグチノボル先生の遺したプロットをもとに書かれた最終章
ようやくサイトもルイズと再会できたし、引っ張ってきた伏線も幾つかは解決したかな。少しは予想はしてたが、どう決着するのか最終巻が楽しみ
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本当の本当に佳境。
うっすら分かってたことだけど、教皇の本当の狙いが明らかに。サイトは、仲間たちはどうなっちゃうんだろう?
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異端児や裏切り者等の理由で一族みな迫害されるとか、人間の行いはとても醜いものだと思う。
自分の種(人間やエルフといった大きなくくり)を大切にする考え方もあれば、村の掟など範囲が狭いものもある。
そこからはみ出すことへの抵抗感といったものは、人間の性なのだと思うのだけれど、不思議な感情だとも思う。(僕自身も外国人と一緒にいるとちょっと距離を置きたくなるし、でも多様性という言葉を理解し相手を尊重しようと考えている)
これらの理由のひとつは、人間がエルフを傷つけたという過去の行いがそれを知らない後世の人々に教えられるという記憶の埋め込み(一種の洗脳なのか、過去の経験を伝承し種を保つためのものなのかはわからないが)によるものだと思う。
時代によっても、人によっても、振る舞いは変わってくるので、各人に判断させられるようにすることが望ましいのだと思う。
ということで、こんなことを書いていると宗教っぽいなあと思い嫌悪感が出てくるし、宗教そもそもは好きではないのだが、道徳を広く普及させるには宗教って一番効率的なものだと思う。
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20巻で著者のヤマグチノボルさんは亡くなられ、21巻22巻は生前に残されたプロットを元に代筆者が綴るストーリー。
評議会の塔に突っ込むシーンやその中で戦闘シーンは「ヤマグチノボルは文章うまかったんだなあ」と思うくらいなんだかぎこちない。
思い出したようにテファの胸がすごいとかルイズの胸が、なんて出してくるのも浮いた感じがする。
とはいえアクションショーン意外はそんなに違和感なく読めた。
どんどん謎もとけ、急に現れた適役の鉄血団結党も倒し昔の適役が仲間になるなどのお約束展開もありつつ、"聖地"の謎が明かされて、次回最終巻。
プロットをたどっているだけの感じがしてなんだか味気ないダイジェストのようで少し寂しい気持ちである。
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シリーズ完結を目前にして逝去した原作者のプロットにもとづいて書き継がれた続編です。
同様の試みに栗本薫の「グイン・サーガ」シリーズがありますが、あちらは代筆者の名前が最初からクレジットされていたのに対して、このシリーズでは著者名は「ヤマグチノボル」となっており、しばらくのあいだ執筆者は明かされていませんでした。原作のファンのあいだには賛否両論があるようですが、個人的には違和感なく読むことができましたし、なによりもルイズや才人たちのその後の活躍が読めるということで、十分に満足しています。
ストーリーは、エルフたちとの戦いが中心です。もはやのこすところもあと1巻ということで、物語の舞台であるハルケギニアの謎が次々に明かされていくことになり、思わず夢中で読んでしまいました。