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グロゲロ。さすが扶桑社。
マイケルのキャラのおかげで全体的な陰惨さは薄れてるけど、一般的な感覚の人は読まない方がいい。
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本作はSF作品では定番のマッド・サイエンティストものであり、またフランケンシュタインテーマの変奏ともいえる……そういってしまうと、「ジグソーマン」というタイトルも併せて、ちょっと勘が働く人なら主人公を待つ運命を予見してしまうか。
ネット上のレビューを見ると、痛い描写、グロさにまいったという感想が多い。が、読了した限りでは「そこまで酷いか?」と。
主人公マイクが出来過ぎたキャラのように感じるのをはじめ、各キャラクターとも造形が何か薄い。怒りに燃えたマイクが逆襲を開始し、そこからのクライマックスもどこか駆け足気味であっさりしている。
かつてのスプラッタ・パンク期の諸作品のような悪趣味なノリを期待していると、面白さより物足りなさが残る。
詳しくはこちらに。
http://rene-tennis.blog.so-net.ne.jp/2016-08-22
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グロテスクだけど、なんとなく笑える。バカバカしいけど、どこか悲しい。そんな不思議な作品ですが、スピード感は超一級。ノンストップで進む物語はまさにジェットコースター。進めば進むほど最悪の展開! 何が起こるか予測不能で、ページをめくる手が止まらんです!
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こ、れ、は・・・
ホラー映画好きにはオススメの1冊!
・・・
事故で妻と息子を亡くし、娘に愛想をつかされ・・・
堕ちるところまで堕ち・・
人生に絶望し、もういいやと死のうとした男、マイケル・フォックス・・・
列車に轢かれて、と思って線路に立っていると・・・
高級そうなスーツを着たマッチョ野郎が近づいてきた・・・
そのマッチョ野郎が申し出る・・・
右腕を200万ドル(1ドル110円として2億2000万円)で売ってくれないか?
桁違いの大富豪で世界的に高名な名医が、神経損傷の再生の研究のため、右腕を求めている、という・・・
実に・・・
実に怪しい・・・
とは思いつつも・・・
その話を受け入れる・・・
どうせ死のうと思っていたんだし、と・・・
後日、待ち合わせ場所にやって来たライトバンに乗ってみると・・・
自分と同じように集められた男が3人乗っていた・・・
マイケルが3人に話しかける・・・
『みんな腕を売るのかい?』
え?
『何言ってるんだ?わたしは左脚を売りにきたんだ・・・』
ええ?!
『おれは右脚だ・・・』
えええっ?!
『おれは左腕だ・・・』
ええええっ?!
・・・
小説って、基本的には主人公(や登場人物)に感情移入しながら読むじゃないですか?
この本は・・・
それはオススメできません・・・
いろんな意味で切り刻まれ過ぎちゃってとても耐えられない・・・
息が詰まっちゃう・・・
そんなことが許されるの?ということがずーっと続く・・・
猟奇的で嫌悪感満載・・・
胸クソ悪いわー、と思いつつページを捲る手は止まらない・・・
え、次どうなるの?え、え?これ、どこにどうやって着地するの?
と、先読みできない読ませる展開です・・・
ちなみにそんなことが可能なの?と思ってはいけません・・・
それは野暮です・・・
・・・
The Jigsaw Man・・・
その意味するところたるや・・・
おぞましいわー・・・
オススメできないけど、オススメ!
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ボディーホラー
読んでる間、映画「ムカデ人間」よりはマシ、と思いながら読んでた
うん、つながってるよりはマシ
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中盤から終盤に掛けての救いようのない閉塞感、絶望感に胃の辺りが重苦しくムカムカ。気分の悪い嫌悪感に顔を顰めっぱなし。なに?この邪悪・狂気を突き抜けちゃったマッド・サイエンティストっぷり!期待に違わぬB級ホラー!万人にオススメできませんが、お下劣&低俗大好きなオレは、楽しめてしまいました。
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『右腕を200万ドルで売らないか』今まさに、自殺しようとしていた路上生活者のマイクに持ちかけられた提案。愛する娘のために承諾したものの、いざ手術の前日に脱出を試みるが…目覚める度にアレ?アレレ?あんなトコやこんなトコまで怒涛のジグソーは予想を遥かに超えるおぞましさ。B級テイストのホラーではあるが、マイクの不屈の精神、ラストにかけての心理描写がなかなか良く、妙に後味の良いホラーだった。ロマンス小説で素敵な作品をたくさん手掛けてる訳者さんの翻訳も良い。