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京都が舞台となったら買わずにはいられない。
表紙か挿し絵でネタバレしてるで、そーゆーことよね?と思いつつ読み進めるも、なかなか上手いことぼかして書かれており、「ちがうの?」違和感を感じながら読んでたけど、ラストはなかなか良かった。本編より1995の冬の日の方が良かった。
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【京都の路地裏には、今日もふしぎな「ご縁」がやってくる。】
京都祇園の路地裏にたたずむ「桃枝骨董店」。三代目店主未之助と弟子兼使用人の天草がいるこの店には、骨董品はもちろん、時には不用品や盗品といったものまで――、毎日不思議な“ご縁”が品物とともに舞い込んでくる。
京都に春が訪れたある日。大学進学のため、全寮制の高校を卒業した孫娘・光が7年ぶりに帰ってくる。と同時に、馴染みの刑事からある品物の問い合わせが入る。聞けば、事件がらみのいわく品で……。
百鬼夜行の気配ただよう町並に、人と物と人情が紡ぎだす、ちょっぴり不思議であったかいライトミステリ。
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タイトルからして、実に面白そうではないか。
ぜひ手に取って読んでみたいものである。
是が非でも。
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ブクログの献本、当選しました!そんでクリスマスに到着。
でも年末で色々と忙しく、即読めない状態( ̄▽ ̄;)...すいません、きちんと読んだら感想書きます。
献本にメディアワークス文庫の目録も付いてて、本好きだけど、なかなか本屋に行けない私にとっては嬉しいクリスマスプレゼントでした。
☆読了したので感想を。献本なので、自分なりにしっかり感想書きます☆
なるほどね~。ラストでストンと府に落ちて、おぉって納得した一冊!
読み始めた当初、主人公が男性のせいか(偏見)どうも感情移入しにくく、なに考えてるのかわからず淡々としてるな~と読んでいました。
孫娘が帰郷し、ちょっぴり不思議な話が続くうちに読んでいて気持ちがほっこりとしてきました。
多分、ちょっとした気持ちや感情がにじみでてきたからかな。
そしてまさかの人外とは!
おぉ!それなら合点がいく!(笑)
私的におじいさんの日記の話が、ニヤリとしました。狐犬、玉子好きなのか。
そしてラストにホロリ。
続編があるなら読んでみたいな。
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京都について詳しく書かれていたのは良かった。
盗品はこうやって骨董屋に持ち込まれるのか~。
でも話は散漫で、あまり楽しめなかった……。
続編あるのかな?
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不思議な人・物がいろいろありすぎてまとまってない。終盤で主要キャラ2人の秘密が明らかになるけど、どちらかは最初から明かしておくほうがスムーズだと思う。シリーズ化されるのなら2作目の方が面白くなるパターンか。
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「鸚鵡の愛」
舞台下に落ちて居た櫛に残されたメッセージ。
意味を知らなければ少し分かりにくい言葉遊びだな。
ただ言葉遊びなどと考えず、あまり良い意味と取らなかったのは母との別れ方もあるんだろうな。
「呪いの小銭」
プレゼントされたお守りと不調の原因。
信じているからこそ信じたくない弟の不調だったんだろうな。
一つ気になるのは、父親が手に入れたであろう物を勝手に渡してしまってよかったのだろうか。
「狛犬、家路をゆく」
居なくなってしまった対の存在。
盗難はいけない事だけど、この狛犬は盗品として扱われたから再び対の存在と出会えたんだろうな。
物語としては在り来たりかも知れないが、大きな転機が訪れ変わろうとしていた矢先に起きた事故というのがなんともやりきれないな…。
「冬の日の1995」
日記に綴られた彼との出会いを探して。
挿絵にあった狐の尻尾の正体はこういう事だったんだな。
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たぶん、2016年最後に読了したのはこの本。
現在進行形で1冊読んでるけど、読了は来年になるでしょう。笑
こちらも図書館の新刊リストでリクエストした、初めて読む著者。
祇園南側の骨董屋さんのお話で、花見小路や安井金毘羅宮やら、おなじみの地名がバンバン登場するので
「ああ、あのへんやろうな・・・」
と、珍しく想像しながら読んだ。
骨董品にまつわる過去とのつながりを解きほぐしていくという、私が最近よく読んでる話(と、いうか、こういうお話が多いのかな)やけど、
(ネタバレですが)
まさか狐やったとは・・・(笑)!
でもここ、大事なところやねんから目次のイラストはあかんでしょう(笑)。
私は挿絵をじっくり読んでから読まないので、あとで気づいたのが不幸中の幸い(笑)。
狐やったことを隠す必要もないけど、ここまで語り手の天草の
「なんか、ひょうひょうとしてるよなあ」
っていう部分が
「あ! なるほど! 狐!」
で、ストンと理解できたのが(個人的には)楽しかったので(こう、パズルのピースがうまくはまった感じに)、最初から狐であると知って読むのとはまた違う楽しさがあって、よかったよ。
結構ディープな京都弁の応酬がさらに「つかみどころのなさ」に拍車をかけてる。
そうか、客観的にみると京都の会話ってこんなんか・・・。
ちゅうか、関西圏はこのくらいの「つかみどころのない会話」は、わりとデフォルトかもね。
「居酒屋ぜんや」で江戸の人たちの話を読んだあとやったので、なおのことこの「つかみどころのなさ」が、地元でないと馴染めないのかもなあ、と、思った。(*´з`)
そんな「つかみどころのなさ」や、骨董品、やや「説明しきれない事柄」を語る話やからか、文章がノスタルジック。
・・・文学的・・・とはまでは言わないけど、現代小説でも、江戸の時代小説でもない独特の空気感は明治時代を舞台にした小説やまんがと似たような雰囲気かも!
近代的やのにロマンがたっぷりなのね。
なのでわりと読むのに時間をかけた。文章が読みにくいとかではなく、作中に流れる時間と同じように楽しみたいなと思って。
でも著者の面白さは「冬の日の」での未之助さんに出てた。うんもう、声に出して笑っちゃった。
ここまで真面目に天草が語ってきたのがだいなしで、それもよかった!
そもそも、光ちゃんと樹里さんのお嬢様会話もとってもイイ!
お嬢様、イイ!! 笑
そんなこんなで、全体的な雰囲気も好み、お嬢様も登場する連作短編で、とってもとっても面白かった。
櫛の話なんかもう、すごい、いい。
こめられたメッセージはすごく難しいけれど、こういうのが読み解ける人になれたらいいねえ。
読み解けるというか・・・。
こじつけじみてるんやけど、
「こじつけやん!」
と、思わないのは、日本古来の文化を織り交ぜてるからかな。
スサノオの解釈もよかったわ。
「神様の御���人」での語られ方と全然違ってて、それもまた面白いよね。
■■■■
■拡幅 かくふく
[名](スル)道路の幅を広くすること。「国道を拡幅する」
(2016.12.31)
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京都の路地裏には、今日もふしぎな「ご縁」がやってくる。
京都祇園の路地裏にたたずむ「桃枝骨董店」。三代目店主未之助と弟子兼使用人の天草がいるこの店には、骨董品はもちろん、時には不用品や盗品といったものまで――、毎日不思議な"縁"品物とともに舞い込んでくる。
京都に春が訪れたある日。大学進学のため、全寮制の高校を卒業した孫娘・光が7年ぶりに帰ってくる。と同時に、馴染みの刑事からある品物の問い合わせが入る。聞けば、事件がらみのいわく品で……。
百鬼夜行の気配ただよう町並に、人と物と人情が紡ぎだす、ちょっぴり不思議であったかいライトミステリ。
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京都の裏路地にある骨董屋。
そこには店主と弟子と、孫のお嬢さんが住んでいる。
愉快な老人と、場所が場所なので警察もやってくる場所。
そしてお嬢さんは…という感じでしょうか?
最後にはお嬢さんの過去やら秘密やら、ついでに
主人公の秘密なんかもばれてきます。
さくさくっとは読めたのですが、そこまで面白いとは
思えずに終了。
ただ、店主とお友達のやり取りやら、警察と
狙い通りやってきた犯罪者のやり取りは
ちょっと面白かったです。