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rinpippi.hateblo.jp/entry/2016/02/09/061441
長いのでブログにて。
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結婚すること、結婚していること、付き合うこと、付き合っていること。1人でいること。
現代の我々の価値観は、徐々に変容してきているのを感じる。自由というか、しかし奔放ではないし、かと言って平安時代のようなこともないし……動物的のような、だかしかしとても人間的なような……
我々はどこへ向かおうとしているのだろう。
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登場人物が多いです…
その上、短いスパンでそれぞれの登場人物の目線で話が切り替わるので、最初は少し混乱。
でも、母娘との微妙な関係とか結婚、恋愛に対する考え方とか様々で、面白かった。
2017.2.15
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あまり入り込めなかったのは誰とも境遇が似ていなかったからかな。結婚と恋愛、どちらがいいのかも結論つかないし。
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登場人物の個性の描き方が丁寧。
人と人との相性って何?
ある人々の、人生のうちの一年と三カ月。
どこも何も解決はないんだけど、なんだか前に進んだ気がする。
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う~ん、よくわかるなぁ。うまくいえないけど、よくわかる気がします。
ここに描かれているのは人のエゴです。それも剥き出しのエゴではなくて、誰もが普通に持っている、ときに無意識に他者を傷つけてしまうような自我。
なにを隠そう、家族や血縁というものは、なんだか疎ましく、面倒な存在だと、子供の頃からそんなふうに思っていました。親兄弟、親類縁者だけでなく、そもそも人づきあいというものが、なんとなく煩わしかったのです。いまもそれは変わりません。かといって、人間関係がうまくいかないとか、人づきあいが悪いとか、恋愛経験がないとかいうのではなく、そのあたりは人並みだと思っています。いろいろと気遣いも怠りません。ようするに、うまく折り合いをつけながら生きてきたのです。これまで関わり頂いた方々には、心から感謝もしていますが、だからといって、あえて友達の輪を広げようとか、より多くの人と出会って見識を深めたいなんてことは思いません。独りで過ごすことだって、ぜんぜん苦にならないタイプです。世の中には、積極的に友人知人を増やす努力をしている人がいますが、そういう方は、よほど精神の安定している広い心の持ち主で、経済的にも恵まれている人か、もしくは、まったく責任感の欠如した人なんじゃないかという気がしないでもありません。人に関わるってことは、多かれ少なかれ、その人に対して責任を負うということだからです。
もっと自由に生きられたらいいのに、人は自由であるべきだとは思いますが、自由には責任がついて回ります。けっきょく、生きるってことは不自由なものなのでしょうネ。
人は理解し合えるというのも幻想でしょう。人の心は複雑になりがちです。わかりあえるはずありませんし、そうである限り心が満たされることもないはずです。孤独を恐れる人がいますが、生きる上で孤独は受け入れなければならないものだし、しみじみ味わうべきものだと思います。
それにても〝はだかんぼうたち〟って、つくづくうまいタイトルですねぇ。
べそかきアルルカンの詩的日常
http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/
べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ”
http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2
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登場人物が多いのに、ごちゃごちゃしながらも、それぞれの思い、生き方がゆっくり、しっとり伝わってきてあっという間に読み終えた。
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タイプの異なる男女が、それぞれパートナーに何かを求めたり依存したりしてしまう様子がおもしろい。共感できる人物もいたり、腹立たしい男もいたりしておもしろく読めた。
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各登場人物の個性が、それぞれ、とても丁寧に描かれていて、彼らの交流の絡み具合だとか、考え方の違いだとかが面白く、一気に読みました。
視点がころころと変わりますが、すっと次の登場人物にスライドできます。
私は、山口さんは生理的に無理な人なので、隼人の考えに同意したり。
陽の生き方に少し憧れたり。
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要約しにくい話だなぁ
フリー恋愛というか軽やかな不倫というか、関係性に名前がつけにくい関係はいつもの江國香織なんだけど、如何せん視点が多すぎる
なので、どうしても物語に入り込めなかった
この形式で江國香織がかけるのはせいぜい3人まで
それ以上はダメです
隼人は今までの登場人物にない特性を持ってるね
引越し業者だけど、ガテン系って言うのかな?
他の男達はいつもどおりの人達なので、ことさら目立つ
一番共感というか、なんとなく同じものを感じたのは山口さんかな
まぁ、でも今の家庭を捨てて家を出ようとは思わないし
そもそもネットで出会いを求めないんだけどね
悪い話ではないんだけど、僕にはそんなに合わなかったかな
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桃は35歳の歯科医。入籍間近と思われていた恋人と別れ9歳年下の鯖崎と付き合い始めた。だが鯖崎は桃の親友の主婦・響子にも興味を示す。一方、ネットで知り合った60歳の男と同棲していた響子の母・和枝が急死。亡き母の同棲相手への対応を巡り響子は夫と衝突する。そんな響子に鯖崎が接近し始め、桃は別れた恋人と再び会ってしまう・・。年齢も境遇も異なる男女たちを通して恋愛、孤独、結婚の赤裸々な姿が浮かび上がる。(背表紙より)
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すんなりと腑に落ちた。関係性に名前なんていらんよなと、ズルズル好きに過ごす感じが懐かしい。懐かしいと思うくらい、歳とったということやけど。
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鯖崎の辞書に永遠の愛を誓うという言葉はないだろう。子どもが何か面白いものを見つけて夢中になるみたいな恋愛。鯖崎の今後の人生をみてみたい。
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たくさんの登場人物で、次々と語り手が変わるところは江國らしいなと思った。桃は好きだけど、由紀みたいな押し付けがましい女性は嫌だな。やはり不倫とか浮気とか、江國作品の登場人物は貞操観念がめちゃくちゃなことが多いなと感じた。結末は「そこで終わり?」って感じだった。
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多分私の周りにいるひとが桃の立場だったらみんな石破と結婚すると思う。私もする。
魅力的な人はすごくいいけど近づきすぎると疲れるよ。持論だけど。
うちの家も兄弟多いからヒビキの家の描写は心が痛くなった。こどもがいっぱいいるなんてぞっとする。