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この訳者が手掛ける作品が気になっていたので手に取った。挿し絵のゴシック調から、ブラックユーモアの効いた作品かと思ったらちょっと違う。子供が主人公の作品もあり、子供も読めそうに書いてある。コートのボタンを牧場の馬に囓られ、取り返そうと奮闘する少女。資本社会では、そんな古い物は捨てて新しい物を買い与えるべきなんだろうが、少女にはそのコートが「お気に入り」なのである。後書きを読んだ所、バンド活動が目が出ず作家コースにて学び、なんとか執筆デビューした人らしい。自分の好きなダン・ローズの名前が出ていてアガる。
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内容紹介にある「日常と異常の境界線」という言葉。まさしくその境界線を感じずにはいられない10の短編です。最初の「ピアース姉妹」はその境界を越えてしまうきっかけがとても分かりやすくホラーともとれるラストがとても悲しいものでした。違う意味の境界線を一気に超えた「地下を行く舟」も印象深いです。「宇宙人にさらわれた」や「川を渡る」「ボタン泥棒」のようなふわっと優しさを感じるラストもいいですが、最初から最後まで美しく印象深かったのは「蝶の修理屋」。テイストの違う物語をじっくりと堪能しました。
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タイトルのsorryって、ピッタリくる日本語が難しいな。どのお話が印象的かにもよるけど、今の私なら、寂しい、哀しい、にするかな。
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奇妙でちょっと切ない短編集。ピアーズ姉妹、ちょっと怖いけどわからんでもないし、宇宙人にさらわれたは笑えた。骨の話はよくわからなかった
。一番好きなのは蝶の修理屋。秀逸でしたよね。
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不思議でどこか悲しくおかしい短編集
わかりやすくゾクッとするお話、ハッピーエンドに見えるのに主人公に少しの違和感を覚えるお話などなど。
ディヴィッド・ロバーツ氏のイラストもいい味を加えてる。
エドワード・ゴーリー氏が好きな人には刺さる絵柄なんじゃないかと
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奇妙でユーモアに満ちた10の短編が収録されています。面白い作品が多く、奇妙な話愛好家の方にはぜひ読んで頂きたいです。映像が見えてくるような筆致が特徴で、美しさや妖しさを感じる事ができます。
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自分の中にピアース姉妹が住んでいるのだろうか、親近感に近しいものを感じた。
何かの拍子に彼女たちのようにならないよう生きていきたい。