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それなりにいろいろな種類のカエルの写真が見られておもしろかった。
でも、もうすこしおもしろいものと勝手に想定していたので、思ったほどでもなかった。
僕はもっと生物学的なアプローチで、どういう種類が増減して、生態系はどう変わったかがわかるものかと思っていた。
かえると原発事故/放射能との関わりについても、それほど訴えるものを感じなかった。
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3.11なので借りてみた。
美しい写真だ。かえるは見事な生き物だな。腕や脚は細いけれど、手足はあんがい大きい。そして吸盤っぽくなっている。
ジャンプするかえるを後ろから激写した写真があった。まるで矢のように飛んでる。どれだけかえるの観察を続けたら、こんなシャッターチャンスに出会えるんだろう?
何十年か経てば、福島第一原発は本当に収束するの?
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[墨田区図書館]
2010年の福島原発の問題を、帰るとかけたカエルの視点で語った、写真絵本。
難しいことが分からなくても、カエルと帰るの掛詞が分からなくても、単にカエルの絵本として読むのでも十分な美しい写真。
「子どもを本好きにする10の秘訣」>「生き物・自然」で紹介された本。
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震災と福島原発をテーマに、今なお福島で生きる蛙たちの写真を収めた写真絵本。放射能による汚染土壌を詰めた青い土嚢の山、その間に座るアマガエルの姿が不思議に美しい。
あとがきに草野心平の詩『ヤマカガシの腹の中から仲間に告げるゲリゲの言葉』が引用されていて、その詩の持つ勇ましさが、作者の力強い言葉と調和している。