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201602/相変わらず冴えまくる桂助なのであっさり糸口見つけたり謎といたりだけど、シリーズものの愛着で点数甘め。
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第十四弾
出生の秘密を知る元側用人岸田の実父母の秘密と志保の親等の殺人に係わる事件の怪
女口中医成緒の秘密、麻酔薬が背後に、そして双子の姉妹と兄弟
登場しない志保の今後は
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志保さんがいなくなってから意気消沈しつつも過ごしていた桂助ですが、薬草園荒らしから始まった話は、政治を巻き込む過去の事件を明らかにすることに。
ここで今までちょこちょこ出てきていた岸田様がクローズアップ。志保の父らが殺された事件の真相も明らかになるし、岸田様の出生の秘密まで出てきます。
そして、件の薬草園荒らしもそこに関わってきますが、やはり黒幕はわからず終い。
志保さんもいい加減帰ってくるかと思ったのに帰ってこず。なんとなく物足りない感じです。
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内容紹介
桂助を狙う闇の正体とは!シリーズ最新作
桂助の治療所の薬草園を荒らした下手人が遺体で発見された。その男の歯を治療したのは田辺成緒という女医だった。彼女の伯父は志保の父・佐竹道順と一緒に殺害されていた。その時、同席する予定だった桂助が治療で欠席し、一命を取り留めていたために、成緒は桂助を疑っていた。
しかし、成緒のもとに脅迫状が届けられ、飼い猫が殺されていた。
一方、岸田正二郎から、桂助と同じく、育ての親に育てられたのが判明したと告白された。実の父は、牧瀬基良という医師だった。叔母の扶季を訪ねると、彼女は殺害されていた。彼女が遺した血文字から、恋文の束を見つけた二人は、牧瀬と扶季の間に生まれたのが、正二郎だったことがわかった。
その50年前の恋文の入った箱を奪おうとする者がいて、調べると薬草園荒らしをした者と二人に命令した加代と呼ばれる女性だと判る。
調べを進めていくと、事件の背景には医療用の麻酔薬である「通仙散」が絡んでいた。歴史に名高い華岡青洲の麻酔薬を改良して、歯科の医療に使って利益を上げようとしているのだった。
その背後に関わる者と実行犯の、驚くべき正体とは!
令和元年5月31日~6月2日
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口中医桂助事件帖シリーズも長い間、拝読している。
桂助の出生のことを知る岸田正二郎も、同様な養子であった事が、判明するのだが、、、長い年月を経てからの知った自分の身の上をどうとらえているのか?
実の父 牧瀬基良 といういしであった事、そして、叔母と思っていた扶季が、母であったことに、、、恋文が、の子逸れていた場所。そして、何を未来の自分の子へ知って欲しかったのか?、、、
政治も絡んで、麻酔薬となる、薬草。
桂助に近づいた、口中医の女 成緒。
加代と、双子であり、そして、警護にあたった小野一平も双子であった。
最後の真犯人が、、、予想にしなかった人物であった事に、少し、驚きを感じた作品であった。
もう、14作目なのだが、まだまだ、、、続くことを願う。
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口中医、藤屋桂助は、先先代の将軍の御落胤。桂助の秘密を知る元御側用人の岸田正二郎や友人夫婦たちに支えられて「いしゃ は くち」を営んでいる。
歯は生きるためにとても大事だ。そこが悪くなるだけで、仕事ができなくなったり、栄養不良で、死ぬことも。
歯槽膿漏や虫歯など、当時の口中の難題を盛り込みながら、話は進む。
この回は、かつての口中医師の惨殺事件も絡んでいる。
そこには青州が考えた当時の手術用の麻酔薬との関連が。
外国からの圧力に、麻酔薬の製品化と輸出を考える人々が絡む。