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プラネタリウムがあるバー、三軒茶屋星座館を舞台にした連鎖鵜短編。短期的には持ち込まれる悩みやトラブルの解決。長期的には主人公の過去や、弟とその娘とのかかわりを描いていくお話のようです。
ギリシャ神話の説明がめちゃくちゃで面白い。ギリシャ神話が好きって人には、ちょっと違和感かも。
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三軒茶屋のプラネタリウム(兼バー)。店主・和真の下に弟が、娘の月子と共に帰ってくる。親子3人の奇妙な共同生活が開始。
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ギリシャ神話を現代風に分かりやすく語られる様は、とても面白いと思った。1点違和感があるとすれば、主人公の語り口調が30代という設定とかけ離れているぐらいかな。それでも次巻を読んでみたいと思いました。
あらすじ(背表紙より)
都会の路地裏にあるプラネタリウム、「三軒茶屋星座館」。その店主、和真のもとへ十年ぶりに弟の創馬がおしかけてきた。小学生の娘、月子を連れて…。星座館で語られる超現代語訳“ギリシャ神話”が、人の絆をつくり、仲間を家族に変えていく。声をあげて笑い、本気で泣ける、心温まるエンターテインメント小説。
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作品に登場する三軒茶屋のお店などのスポットはどれも実際のものであり、そこで物語が進んでいくのはおもしろかった!
物語は昭和のドラマのようなものにわかりやすいギリシャ神話を織り交ぜて進むのもおもしろかった。またギリシャ神たちのやりとりが言葉遣いの悪い主人公の語りなのもギャップがあった。
様々な過去があったり、複雑な家庭環境がある登場人物たちのお話はほっこりするところもあり、まだ謎な部分もあって興味が湧く。
まだ続きがあるようなので、読んでみたい。
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星座の話に関連し各話進んでいく。それほど星座の話がしっくりこない話もあると思いますが。
登場人物は闇を抱えていたりしますが、基本いい人でほっこりします。
メモ
弟の連れてきた娘が実は血が繋がっていなかった
主人公が実は裏の世界でブイブイいわせていた
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【あらすじ】
「和真は俺の兄貴で……そして今日から、月子のもうひとりのお父さんだ」
三軒茶屋の裏路地にひっそりと佇むプラネタリウム(兼バー)。
酔客たちに 星座の話を聞かせる店主・和真のもとに、10年ぶりに弟・創馬が帰ってきた。
娘だという美少女・月子を連れて。
18歳年上に夢中な高校生、彼氏の浮気を疑 うキャバ嬢、筋肉フェチのオカマ、ウーロン茶一筋の謎の老人、不思議な客たちが集まる店で、“親子3人”の奇妙な共同生活が始まるが……。
【感想】
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久しぶりに問答無用に面白い小説に出会いました。
登場人物は一癖も二癖もあるキワモノ(!?)ばかりなのに、みんな憎めなくて個性的。
そんな彼らが、主人公の営むプラネタリウムを中心に織りなすドラマはアットホームであり、笑いあり涙あり。
個人的には主人公の和真が語る和真訳のギリシア神話が面白くて、電車の中で読んでて何度も笑ってしまいました。
読みながら頭の中ではドラマのような映像が浮かんできて、こういう小説をドラマ化したらエンターテイメントとしては最高に面白いんじゃないかと思いながら読んでました。
個人的には、男性や父親が主人公の話はどこか色に欠ける気がしてたんですが、この小説のメインはお父さんとお父さんと娘。
なのにこんなに面白くてすごいなぁと感嘆してます。
続編が楽しみで仕方ありません。
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面白かったです。
人間臭い、というか、しょーもないギリシャ神話の神々の話も、短編で読みやすいところも。
先月読んだ「チャップリンとヒトラー」は通勤電車で読むには適さない、と書きましたが、こちらは通勤電車とかで読むのに適してます。
いい意味で、軽い。
浅田次郎みたいに、短編だから通勤電車で読んでたら思わずウルッ涙しそうになって困る、ということはなく。。「生きるコント」みたいに、超短編だから待ち時間で読んでたら面白すぎて笑いこらえるのに困る。ということもなく。
ほんわか面白いんだけど、軽い。
本にはいろんな種類があると思うんですが、
勉強し知識を増やすための本、
ハラハラドキドキ、ウルウルと感動するための本、
世知辛い人生の中の、甘いチョコレート的ごほうび本、
ちょっと休憩するときの、元気になるための本。
これはチョコレートでもあり、でも軽い、元気になるための本。・・・的な位置づけかな。
シリーズ3本出てるんですね。
続きを読むのが楽しみです。
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和真も創真もかっこいいし、月子はぎゅうぎゅう抱きしめたいくらいかわいいし、ピカ爺素敵だし、とりあえずこのお話だいすき!
誰かが誰かのためにもう少しだけ優しくなれたら、きっと世界はずっとよくなるのに。
フィクションだけじゃなく現実もそうなってほしい。まずは自分から努力しなくちゃ。
よし、二巻も早くよも!
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三軒茶屋にプラネタリウム付きのパブを営む青年が主人公。そこにアメリカからシングルファザーの弟が子どもを連れて居候。その子、月子や常連客の悩みやトラブルがギリシャ神話と照らし合わせて展開される。構成は面白い。
難を言えば言葉使いが汚い。今時の若者言葉で星座の解説をされると…がっかりくる。
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都会の路地裏にあるプラネタリウム、「三軒茶屋星座館」。その店主、和真のもとへ10年ぶりに弟の創馬がおしかけてきた。小学生の娘、月子を連れて……。星座館で語られる超現代語訳"ギリシャ神話"が、人の絆をつくり、仲間を家族に変えていく。声をあげて笑い、本気で泣ける、心温まるエンターテインメント小説。
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三軒茶屋、太子堂、遊歩道、世田谷通り、茶沢通り……大好きな街が物語になるのはうれしい。
石田衣良、 伊坂幸太郎あたりが好きな人はハマるんじゃないかと。
主人公やその弟とつれ子の月子ちゃん、みんながみんな訳ありで、一生懸命生きている。
特に主人公が実は前科者だったりヤクザ出身だったり、なかなかヘビーな展開に、あらあらあら……という気分。三茶の街とプラネタリウムっていうからもっとほのぼのした物語を期待していたので。
続編あるみたいだけど、多分読まないかなあ。
恋愛話も何話かあったけど、特に心惹かれるようなものじゃなかった。
作者がドラマの脚本家ということを知って、そんな感じだなあと納得。
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■この星座館には、家族の夢が詰まっていた――。
「和真は俺の兄貴で……そして今日から、月子のもうひとりのお父さんだ」
三軒茶屋の裏路地にひっそりと佇むプラネタリウム(兼バー)。酔客たちに星座の講釈を聞かせる店主・和真のもとに、10年ぶりに弟・創馬が帰ってきた。娘だという美少女・月子を連れて。18歳年上に夢中な高校生、彼氏の浮気を疑うキャバ嬢、筋肉フェチのオカマ、ウーロン茶一筋の謎の老人、不思議な客たちが集まる店で、”親子3人”の奇妙な共同生活が始まるが……。辛いことがあったら夜空を見上げればいい。僕たちよりもずっと昔から悩んできた、星たちの物語が広がっているから――。読めば心温まる、人生讃歌エンターテインメント!
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三茶が舞台ということで面白く。
ギリシャ神話が小難しい言葉でなく平易な言葉で語られていて、とても分かりやすかった。星座にはあーいった話の理解が必要ですしね。
それにしても自分の星座のお話も知らなくて、今回分かったのはいいんだけどw、まさかアフロディーテとエロスだとは思わなかったww。
話も星座だけにとどまらず、家族やらなんやらの物語もあり楽しめた。
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星座、プラネタリウム、宇宙、ギリシア神話、のどれかに興味がある人に勧めたい。ビックリするくらいの超現代語訳のギリシア神話が初心者にはわかりやすいし、好奇心をくすぐられる。そして漏れ無くプラネタリウムにいくか満天の星空をみにいきたくなる。一巻目が冬で、4巻で近々完結らしい。