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何故、ここまで否定されながらも最近でも手記を出している様な某リケジョと何故、自殺までして真相を語らなかったのかという、その上司の謎を別の話として再構築したいという趣旨で無理矢理持ってきたような話であり、そのモデルとなった人物たちがどう感じるのかということが気になり、少々、読むのが辛いか。最後の記者会見もラストの話のまとめ方もリアリティがない。
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どこをどう押したらそういう発想が出てくるのか、という推理。憶測と推理は違うんだそうだ。なるほど。この登場人物はすごい、というよりそれを書ける作者の頭の中がそうなってるのかー、いや、その設定を思いつく分だけ、登場人物の上を行くよね。そんなことを再び考えながら読んでいた2冊目。実際の事件になぞらえている分だけ、事件の実際もこうだったのか?とかも一瞬錯覚してしまいそう。
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すごい!前巻とは全然違う。今作を読み終えたから感じる、以前は1巻ゆえのためか、各キャラが強く出ており、バタバタしてる印象だったと。
今作は最初から一貫して例の事件によく似た内容を独自の構成で展開
どこまで業界の裏と一致するのか分からないけど、知らなくても楽しめてしまう
現実の当人たちがこの作品を読んだら、一体どんな感想を持つのだろうか
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これは面白い。
STAP何とかのような捏造にまつわる話。
しかし、主人公以外は総入れ替えとはちょっと残念かな。
次回作も楽しみです。
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≪人の死なないミステリ≫最高傑作!
=リケジョの星VS.文科省ヒラ職員=
世界的発見にまたも捏造疑惑。彼女が譲らぬ「正しさ」とは?
小生意気だが天才的ひらめきを持つ文科省・不正研究調査チームの水鏡瑞希。 ノーベル賞級の論文を科学誌に掲載した研究班リーダーの如月智美は瑞希の幼なじみだった。 勃発する研究ノート窃盗と捏造疑惑。智美に降りかかる災いの真相とは? 官僚を押しのけ霞が関を揺るがすヒラ職員の下克上ミステリ。
もしも自分が、一日でスターダムにのし上がるも一瞬ですべてが地に堕ちようとしている若き科学者の同級生だったら? 松岡圭祐はそんな立場に、ヒロインの身を置いてみせる。他の全ての人間が「間違いだ」と言っても、自分自身が「正しい」と思う感覚を、彼女は譲らなかった。奇跡的ラストシーンまで一気に読ませる傑作!―吉田大助(書評家・ライター)
リケジョの星に捏造疑惑の影。現実を食い破る予測不能な真相に読者を導く松岡マジック!“研究”と“助成金”との抜き差しならない関係を正す社会派エンターテインメント!―佳多山大地(ミステリ評論家)
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まさかの続き方!第1巻のメンバーは主人公である水鏡瑞樹以外は全て総取っ替え。
続編のパターンを根底から覆す展開にはビックリ。本作は世間を震撼させたSTAP細部捏造疑惑をベースとした理系ミステリー。題名の通り公務員試験では必須の判断推理で謎を解いていくという軸がしっかりとしているのでエンタメ小説として読み応えある作品。次巻にも期待!
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文科省職員の水鏡が、研究の不正行為を暴くミステリー小説第2弾。今回はSTAP細胞の騒動によく似た案件を扱う。
前作に登場した人物は水鏡以外誰も出ない。その思い切りのよさに驚いた。前作でほのかに香っていたラブストーリー要素も完全リセット。
その分、案件への真相への追求が明確に浮かび上がってとても面白かった。第3弾も近々に刊行予定みたいなので楽しみ。
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やっぱり、松岡作品面白い!
ヒロインが感情的になるのはいただけないけど。STAP細胞騒動を松岡流に推理して描いたんだろうなという内容。最後の記者会見はありえないなーと思いながらも、続きが読みたくて昼休みまで読んでしまったので★5つ。
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設定を一新したから、毎回敵と味方が変わって長く続けられそう。STAP騒動に対する皮肉もなかなか良かった。
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答えがあるとわかっている問題を
解くために努力するのはたやすい。
答えを出せないかもしれない問題に
全力で取り組む姿勢が尊い。
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おはようございまーす。
聖栞です。
☆官僚を押しのけ霞が関を揺るがす、美貌のヒラ職員の下克上ミステリ。☆
「水鏡推理Ⅱ」
松岡圭祐著
講談社
ご恵贈して戴きました。
朝香クリステル聖栞
(あさか・クリステル・せしる)
弱冠25歳の美貌の大学院生・如月智美は、生命科学人工臓器研究所、最年少の研究班リーダーになった。
25歳の美人大学院生。
傷がついても自然治癒するFOV人工血管を完成させたという論文を発表、一躍リケジョの星になる。
「ノーベル賞ものの発明」
「国民的スターの誕生」
美しいヒロインの誕生に、国中が沸き、祝福ムードに。
しかし、論文の内容が精査されると直ぐに、捏造の疑惑が持ち上がる。
小保方晴子氏のSTAP細胞捏造事件を彷彿とさせる冒頭である。
勃発する研究ノート窃盗と捏造疑惑。
智美に降りかかる災いの真相とは…。
如月智美が勤務する研究室のある施設は、文部科学省所管による国立開発法人化が検討されており、瑞希を含むタスクフォースのメンバーは、立ち入り調査をおこなうことになる。
ノーベル賞級の論文を科学誌に掲載した研究班リーダーの如月智美と、タスクフォースの一員、水鏡瑞希は幼なじみだった。
水鏡瑞希は、国家公務員一般職(旧II種)事務官。
現在25歳で、文科省に実在する不正研究を暴くタスクフォースに配属されている。
知力と行動力で上級官僚をはるかにしのぐ、美貌のヒラ職員。
如月智美とは小学校の同級生だった。
FOV人工血管とは…。
「合成高分子材料に培養人工血管と遺伝子導入した人工血管を混合した、まったく新しい素材が用いられた」
とメディアは報道した。
「たとえ人工血管が切断されても、傷口が自発的に隙間なく吻合され再生し、血流が復活する自然治癒能力を有します」。
如月智美は捏造疑惑を否定し続け、決して認めようとはしなかった。
≪人の死なないミステリ≫最高傑作!
リケジョの星VS.文科省ヒラ職員
世界的発見にまたも捏造疑惑。
彼女が譲らぬ「正しさ」とは?
ごきげんよう。
朝香聖栞(あさか・せしる)
女優/モデル。大島観光特使。
映画「火花」出演中。
ミステリを偏愛するお嬢さま書評家 / 文筆家。
学業の傍ら新刊レビューや文庫解説を執筆中。
本業はマンション経営です。
書道初段。
ランコムガール。
野菜ソムリエ Jr.マイスター。
日本ロリータ協会会員No.3223
カプコンオフィシャルモニター。
アメーバ スマホガール。
雑誌「ダ・ヴィンチ」読者審査員。
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シリーズ第2弾。今回俎上に載せられるのは、自然治癒能力を有する人工血管。世紀の発明と研究班リーダーの美人女子大生とに熱狂するマスコミ、しかし次々と専門誌掲載の論文の不正が指摘され…。どこかで聞いたような話をなぞるかのような展開に「大丈夫か?」と思ったけれど全くの杞憂だった。しかし、一流の研究者たちがあんな子供だましの手品に騙されるとは。義務教育課程への手品教育の導入を文科省に提案したいくらい。
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シリーズ第2弾。
小保方さんの細胞の件と似たような案件(?)が発生。
今回は若い女性研究者擁護な感じです。
水鏡さん、すごいな。新たな主役キャラ
松岡氏のQちゃん、αちゃんと探偵さん シリーズに追加され、楽しみですがQちゃんの続きを待ってます。
ネイチャー等の学術論文の「雑誌」の英語は
"magazine"ではなくて、"journal"だと思います。
違和感あって、ちょっと引っかかりました。
一晩おいて、気にしないようにして読み進めました。
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面白すぎてページをめくる手が止まらない。
ちょっとカタルシスが弱い気もするけどこれが現実的であり現実なのかもしれない。
それにしても科学研究って色々大変なんだなぁ。どうにかならんものかね。
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文部科学省の不正研究調査チーム”タスクフォース”に所属する水鏡瑞希の活躍を描いた、シリーズ第二弾。
今回は瑞希の小学生時代の友人で、画期的な人工血管を開発に成功した如月智美をめぐる疑惑が大きなテーマとなります。
”世紀の開発”という点に加え、その開発者が25歳という若さと美貌を持っていたことから、一躍マスコミに注目されるようになる智美。しかし、研究ノートの窃盗騒ぎに始まり、ついには実験のねつ造疑惑と、実際にあったかのような展開をたどり始めます。はたして人工血管は本当にあったのか、という点に加え、なぜ研究者チームは不可解な行動を取るのか、という謎もそこから生まれてきます。
そして、徐々に明らかになってくる研究者たちの苦悩。理論は完成していても、それを実証するには予算がない。その予算を得るためにねつ造や不正をしてしまう研究者。その裏には、すぐに金になる実験にしか予算を出そうとしない、政府の方針があります。そのために研究者たちは有名になり、予算の配分を得ようとしたり、結果をねつ造してしまいます。
そして、松岡さんの問題意識は、そうした政府の姿勢だけでなく、研究者にも向けられます。知識を持っているが故に、一般の人を見下しがちとなり、自分を特別視する研究者たち。そうした知識を持つが故の高慢さも描かれます。
近年のSTAP細胞騒動から着想を得た作品だと思うのですが、そこから現実の社会問題をあぶりだしていく手法がとにかく見事!
ラストの締め方も松岡作品ならではの爽快さです。
前回から主人公以外の登場人物を一新するなど、新たな人間関係と、今後の展開も気になるところです。