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西条先生が新連載のテーマに選んだのが、麻雀ってトコには驚いた
しかし、その衝撃すら上回ったのがタイトル、主役の容姿と名前である
これも、セルフパロディと呼ぶんだろうか?
色々と意見はあるだろうけど、私は、まぁ、キライじゃない
そう思うのは、ストーリーの主軸こそ、麻雀だが、主役のジャンが、結局、勝つ為なら何でもやれる思いきりの良さの持ち主だからだ。人間としては、その性格は最悪、雀士としても品に欠ける、けれど強く、負けない。そこに、敗者が文句など付けられるはずもない
また、『鉄鍋のジャン!』を読んでいた、昔っからのファンなら、思わず、ニヤリとしちゃうキャラクターが登場している点も嬉しいトコ。『鉄鍋』の方でも、わずかに漂っていたが、この『鉄牌』は、割かし、ジャンと銀子のラブコメっぽさが濃そうで楽しみ
何より、ジャンは料理を作っている姿が、カッコいい。『鉄鍋』と比較すれば、メニューに奇抜さ(ゲテモノっぷり?)がないので、ちょっと残念っちゃ残念だが、何やら、2巻では、とんでもないコトが起きそうだ。毒を盛られたら毒を盛り返す、かw
しっかし、相変わらず、西条先生、巨乳が好きでいらっしゃる。この、男らしいこだわりの貫き方も、私が西条先生を好む理由だ
どの話も、ジャンの勝ち筋にスカッとできる物ばかりだが、確実に「流れ」を掴んだ、vs大谷一茂がお勧めだ
この台詞を引用に選んだのは、正にこれこそ、『鉄牌のジャン!』と、黒鉄ジャンって男を表現するに相応しいから。勝ちに貪欲で、清濁併せた手段を躊躇わずに使い分け、卑劣な相手を騙す事に良心が痛まない奴は怖いぞぉ