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メモを取りながら読むという手法を試したら、たしかに本の要点をつかむのにすごく良かった。「こっちから情報取りに行ってやるぞ」という意識が芽生える。
一冊の本からほんの一粒でも教訓を得られればもうけもの。そんな考えで気軽に本とつきあっていくのもいいのかもしれない。
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タイトルが魅力的ですよね。
読みやすい本でした。
前提として、これは「ハウツー本」「ビジネス書」「一部の新書」
といった本を読むうえでの、有効的な「飛ばし読み」のテクニックを紹介した本です。
著者自身も書いているように、小説など物語を楽しむ読書には向かないし、
内容を深く覚えたい本にも不向きです。
たとえば新書でも、歴史や文化を史実をもとに解説する本や、
エピソード自体に意味があるルポなどの場合も使えないでしょう。
そのうえで、「99%は忘れるもの」と割りきって情報を流し込み、
「あえて手書きでメモをとる」「印象に残る1行に出会えればいい」という考え方は、
とても参考になりました。試しにやってみようと思います。
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『一冊を熟読していきなり大きなブロックを手に入れようとするのではなく、まずはたくさんの本を素早く読んで手持ちのブロックの数を増やす』
同業者のSNSなどをみていて読書好きで多読家の方を尊敬していた自称遅読家です。「熟読の呪縛」から逃れられないのは自己満足の完璧主義で、筆者言うとおりどんなに熟読しても内容を覚えているわけではない。呼吸のようにinで読んで、outで書評を書くという実験をちょっと続けてみようかな。
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本に書いてある事を覚えようとせずに記録すると言うのは真似したい。
20分ぐらいで読めるくらい読みやすかった。
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本をきちんと読みたいけど、読むことに抵抗感がある人にオススメ。
自身も抵抗感があって積読が多かったが、テレビである人の読み方を観て、読み方の姿勢が変わりつつあった所にさらに良い要素が散りばめられ、より読み方にエッセンスが加わった。
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遅読家のための、といいつつも遅読家を推奨してるわけではなく、遅読家を速読家に変えようとするのが主題。普通の速読ハウツー本
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SNSやネットニュースの発展によって我々はニュースの得かたが変わってきている。それなのに本だけは前から一字一句逃さずに読まなければならない、という考えはおかしいと著者は述べる。
著者の考えには同意。だが、誰しもが著者のように大量の本を読む必要があるかというと疑問が残るところではある。
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その一行に出会うために本を読む。
呼吸のように吸ったら出す。読んだら書くことが大切。
忘れないことは忘れない。記憶に残る。
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遅読家でありながらも、日々4本の書評コラムをこなす著者の実体験を語った一冊。
読書術の本はもういいかなあと思いつつも手に取ってしまった。
いわゆる速読できるようになるとか、そういう類の本ではない。正しい流し読みの仕方があるということ。これは、自分が学んだフォトリーディングにも通ずるものがあると感じた。
そして『読んだら忘れない読書術』でも紹介されていたようにアウトプットが重要であるとのこと。
また、本棚の整理術については、3ヶ月に1回やるということをぜひ実践したいと思った。
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本は楽しむためのもの、心を落ち着かせるためのもの、アガるためのもの
音楽を聴くように、流れるように、本を読む。
忘れるの前提。
フローリーディング。
毎日新しい本を読む。
本を読むのは、息を吸うようなもので、読みっぱなしだと息苦しい。
レビューを書いてみる。引用してみる。
読書は、宝探し、宝のような一文に出会うために読書。
知識が増えたからといって、その人が偉くなるわけではありません。
それは、ブランド物をまとった人が、自分はオシャレな人間だと勘違いしているようなもの。
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流れるような読書を楽しんでみようと思った。
著者の書評も見てみたい。
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読書スピードが遅いことがコンプレックスだったが、それは読解力や集中力などの能力の欠如ではなく、読書に対する捉え方が多読家とは異なっているということが書かれていた。「熟読の呪縛から自由」か「まだとらわれている」か。また、読書を「生活」ではなく「勉強」のようにとらえ、構えてしまっていることも原因だそう。
著者の唱えるフローリーディングとは、「聴く」ように読むこと(主に対象はビジネス書や新書)。音楽を聴くとき、歌詞やメロディーなど全てを暗記することは不可能だし、音楽を聴くのはそれが目的ではない。ただし、心に残る1フレーズやリズムはあるはず。これは読書も同じで、書かれている内容を全て自分の中にインプットするのではなく、「これだ!」という一行を探すために読む。などなど、読書に対する考え方や速読メソッドが分かりやすく書かれていた。
レベルはかなり易しめなので、「普通の読書家」が速読・多読を目指すために読むにはきっと物足りないだろう。「読書に劣弱意識を持っている人」が「普通の読書家」を目指すために、まずは読書という概念(呪縛)から自分を解き放つための書籍だと思う。
(項目分けが細かい上、見出しの文字が大きいせいか、遅読家であるはずの自分が、本書はすごいスピードで読み終えてしまい、少し感動している。笑)
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自分は根っからの本好きではないので、どうに読書取り組んでいったらいいか迷うこともあるのだけど、そういう人間にとって参考になる内容がいくつか書いてあると感じた。
1日1冊、1文引用、1行レビュー。このあたりだけでも、ぜひ実践してみたい。
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もともとは1ページ5分かかる遅読家だった著者がウェブサイトの書評欄を担当し、一年で700冊の読書量を誇るまでに変わった読書術について書かれた一冊。
忘れないための1ラインテクニック、そして流し読みのための重要箇所を見つけるためのテクニックや本の選び方、管理法まで読みやすい文章でサクサクと読めてかつ、勉強となる一冊でした。
著者が音楽ライターとしても活躍していたので、音楽との結び付きや読者量を増やすための経験談も満載でまさに楽しんで読書するためのメソッドがふんだんに盛り込まれていました。
本書に書いてあるフローリーディングを行うことによって、本との付き合いかたが今までとは違ったもっとワクワクしたものに変わっていきそうだと感じる一冊でした。。
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・「買った本は一字一句漏らさず読まなければならない」というまじめさから、遅読になりがちだが、一字一句漏らさずに覚えるのは無理だし、一冊の本で一つ出会えることがあれば十分。。なるほどと思った。
・音楽を聴くときに音階や歌詞を忘れず覚えようとするかといえば、そんなことはしないし、音楽を聴くのにスピードがゆっくり過ぎると、どんな曲かもわからない。
→読書も同じなのかどうかはわからないが、読書にもリズムが必要という意見は同館。
・著者が行っている書評を読むと、それなりに読み込んだ感じがある。この本にも書いてあったが、アウトプットはやはり必要。
・あと、忘れてならないのは、さっと読むのに向いた本とそうでない本があり、ストーリーのあるものをさっと読んだら何にもならない。その通りである。
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音楽を聴くように読書ができるかもと感じさせてくれる本です。いつも本を読むのは遅い私でも、この本はさっと読めました。少し自信になりました。