紙の本
香りと謎解き第三弾
2020/12/14 09:13
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投稿者:さやや - この投稿者のレビュー一覧を見る
一巻、二巻がおもしろかったので、一気に三巻まで到達。香りについてまったく知らないので、丁寧な説明が書かれているのがよかった。
紙の本
人それぞれの香りとやさしさを感じられる物語
2018/03/30 12:29
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投稿者:ねこすき旅人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
3巻目から初めて購入しました。人の感情を香りで感じる女子高生といつも冷静で、家族との問題を抱えた青年が和雑貨や香を扱うお店で、いろいろな人たちに出会い、香りがヒントとなっている謎について相談を受けることで、その人たちの持つ想いや苦しみ、葛藤などを知り、そっと手を差し伸べるように解決していきます。普段、何気なく感じている香りから推理していき、心を感じる作品に初めて出会いました。今度は、1巻から読んでみたいと思います。
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作者の美的感覚とセリフのキレのよさ
教養と伝統文化への思いの深さにに
いつも感心してしまう。
今回は高橋の生い立ちにまつわる
エピソードが秀逸。
雪弥と和馬の言葉の応酬にも くすっ。
主人公二人の恋にも急展開があったのに
さらなる嵐の到来を思わせて。
まだまだシリーズは面白くなりそう。
新刊お待ちしています。
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1高橋さんにそんな事情があったとは。養子に行った先の家がいい家族でよかった。2香乃の文化祭にて。これまでも雪弥さんのヤキモチはチョコチョコ見られましたが、今回はおばあちゃんにはめられたな。一年生のあきらさんこれからいい方向に変わっていってくれるといいな。3星月亭の若女将の話を通して両親とも分かり合えた香乃。でも終盤で事件に遭遇した香乃と雪弥。和馬の発した「三度目」て?雪弥はまたいなくなってしまうのか。
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なんだかだんだん香乃の体質の話から、香乃や雪弥の生い立ちのほうへ話が寄っていってます。個人的には過去の話(特に雪弥)は要らないんじゃ無いかと思いますが、心を開かせるのには必要なのかな?香乃の鋭敏な香り感覚による美しい感情描写が少ないので物足りなくはあります。
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【あらすじ】
今日も今日とて、ゆるり営業中の『花月香房』。だけど今日は……雪弥さんが、ちょっとおかしい。(自称)雪弥の親友・高橋あてに届けられた、文香だけが入った謎の手紙のせいなのか……。秋の空高く、想い交錯する季節。それぞれの、そして香乃自身の、止まっていた時が動き始める。香乃はどんな香りから、何を感じ進もうとするのか。季節は巡り、想い深まる「香り」ミステリー。やさしい絆の物語、第3弾が登場。
【感想】
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シリーズ3作目。
今作も色々な香りとともに、ほろ苦かったり、ほっこりしたり、ドキドキしたり、色々な感情が揺れ動いた。
いつも明るい高橋の生い立ちにまつわる話「拝啓 忘れえぬ人」が一番印象強かった。でも、それを覆すほど最後がとても気になる終わり方。この先どうなってしまうのか… 心配。。
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あの雪弥さんがおかしくなった。1通の手紙から始まる騒動の果てに、まさかああなるとは。二人の仲はどうなっていくんでしょうね。そしてお店は。
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それぞれが家族と向き合った1冊。
じんわり優しい文章は相変わらず。
でも、最後が。
最後どうなるのよ…。
3度目って前にもあったってことなの!?
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鎌倉を舞台に香りにまつわるあれこれを解決しつつ、主人公達の成長を描くシリーズも、3巻目になりました。
ヒロインは人の感情を香りで感じる能力がありますが、人の感情に
敏感だという程度でファンタジー的なものとしては使っておりません。登場人物達の乗り越えるべき心の問題がきっちりと描かれ、ふんわりとした雰囲気が心地よいながらも、ぐっとくる人情ものもです。
雪弥さんとの関係は、進展こそないものの、お互いを気遣う二人の優しさがとても良いです。二人が自分の未来に向かって、立つべき場所を考える大切なターンです。 しかし、その二人にラストでは暗雲が! 続きがきになる終わり方となっており、もしかしたら、次で終わりかも?と緊張感のある展開となっております。
是非シリーズで読んで欲しい作品。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5091.html
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シリーズ3作目で、進展してきました。いろいろと過去の謎が解けてくるけど、まだまだ解決してないこともあるし、最後には大きな出来事もあったし、さてどう展開させる?
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いつも胸が痛むような話から心が暖まる展開になるこのシリーズ(*´-`)ひそかにアメムチシリーズ(^^;)と思って読んでいたけれど、今回は衝撃的な終わり方だった(;´д`)あの明るい高橋くんがっ( ̄□ ̄;)!!雪弥の父親って!!(゜ロ゜ノ)ノと驚く事もたくさんあった(--;)しかし香乃と両親が和解出来て本当に良かった!(^o^)
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家族のいい話のなかに、ちょいちょい漫才みたいな口論がはさまれ飽きない。二人の過去も明らかになってきて、いよいよ恋人同士に?と思いきやラストで驚きの事件が起きて次巻が気になる!
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香乃と両親の蟠りがとけたお話しもホッとできて良かったけれど、1話目の高橋君の話が予想外に素敵で響きました。高橋君を迎え入れてくれてありがとうと、他人事ながら高橋君のご家族に感謝したい気持ちです。
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シリーズ第3巻。
鎌倉の花月香房を舞台に展開される人間ドラマ。
今回は文香だけ入った中身のない手紙の意味を考える話から始まる。
そして、香乃自身のことも話が進む。
文化祭の話、懐かしく、こういうこともあるよねと思い、余計に感情移入してしまう。
この作者は、いじめたこともいじめられたこともあるのかな。
もしくは、何か社会的弱者になるようなことでもあったんだろうか。
割とその辺の話が得意みたいで、そういう話に弱い私はいつも泣きながら読んでしまう。