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ひょんなことから、北海道から熊本へのロングドライブをすることになった男女+少女。
この、ちょっと行き当たりばったりなドライブが、なんだか楽しそう。
元高校教師修一と、10年前の教え子凛子の関係が素敵。
そういう2人だから、それぞれの親友である高之と由希も、2人のためになんでもする。
それに、あすかちゃんが可愛い!
いい子で、頭もいい。(お勉強ができる、という意味でなく。)
安藤くんは、ちょっとお気の毒だったけど(笑)
でも、きっと、あれは
「みんな、末永く幸せに暮らしましたとさ」
なのだ。
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いつもの感じで安心して読めました。
最後の展開が無理やり感ありましたが、まぁいいでしょう。
その後、どうなるのか・・・続編期待です!
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(2016/4/6読了)
一気に読み終えた。この本の前に読んだ本があまりにも重たかったので、いい息抜きになった。
小路さんの本は、アットホームでいいね。アットホーム過ぎてカンに触る時もあるけど、あぁこのタイミングで読んだらいいんだって事が分かった。
映像化したら面白いだろうなぁ。。。小路さんを読むといつもそう思うね。
(内容)
「先生、この子を母親のところまで連れて行ってくれないかしら」 ある日、十歳の少女あすかを連れて訪ねてきたキャバクラ嬢の由希は、札幌に暮らす「片原修一」に迫った。あすかは高校教師だった彼の教え子鈴崎凜子の娘で、由希は凛子の親友だという。凛子は現在、帰省した熊本で緊急入院しているらしい。なぜ僕が?と応じる「修一」に、かつて二人が〝特別な関係〟だったことを持ち出す由希。かくしてそれぞれが抱える〝大人の事情〟も絡み合う、日本縦断七日間の奇妙な旅が始まった――。 札幌から熊本まで2000キロ。『東京バンドワゴン』の著者が描く心温まるロードノベル。
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札幌から熊本まで2000キロの距離をひた走るドライブ開始。小路幸也らしい作品だなという印象の作品。良くも悪くも小路幸也って感じだなと思ったりする。もうちょっと、ひねりが欲しいかなという気もしてしまう。悪者が出てこない。なんか、それが物足りなさを増幅させてるのかなと感じたりする。
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【ネタバレ】途中までは良かったんです。著者の優しさがそこかしこににじみ出ていて文句なしの展開だったのに、ケリの付け方に説得力がないせいでですべて台無し。残念です。
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小路さんの小説って、いつでも、めっちゃ小路さんなんですよねー(笑)
これ、続きはあるのかな?ラストが端折られちゃった感じで、全然物足りないんですけど~?w
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買ったばかりの新車です。軽自動車ですけど。いい教師は他人の理想を笑ったりしない。夢と希望はこの世にちゃんとあるとわからせる、船に弱い先生。神様が与えてくれたお金。修一と篠田高之の関係、サンタさんのプレゼントも奇跡の一つ、信じていいと思うよ。世の中大抵は金と愛でなんとかなる。嘘には2種類ある、 小路幸也さんらしく爽やかの小説でした。
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二つの友情と少女を乗せて、軽自動車で日本縦断。彼らは親友たちを救うことができるのか?
親友のふりをする主人公の正体も途中ですぐに明らかになるし、全ての謎は簡単に解けていく軽いミステリー。
ノリが良く全体的に温かさのある物語でホッとします。苦手な口語文でしたが慣れました。
ラストにかけては安直すぎるきらいもありますが、読後感はとてもよろしい。安藤君を含め、みんな幸せになって欲しい。
日本の法律、もっと何とかならんものでしょうかねぇ、と少し考えさせられます。
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何かぎゅうぎゅうしてる感じ。内容もご都合主義なような… 2016.3.20
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「先生、この子を母親のところまで連れて行ってくれないかしら」 ある日、十歳の少女あすかを連れて訪ねてきたキャバクラ嬢の由希は、札幌に暮らす「片原修一」に迫った。あすかは高校教師だった彼の教え子鈴崎凜子の娘で、由希は凛子の親友だという。凛子は現在、帰省した熊本で緊急入院しているらしい。なぜ僕が?と応じる「修一」に、かつて二人が〝特別な関係〟だったことを持ち出す由希。かくしてそれぞれが抱える〝大人の事情〟も絡み合う、日本縦断七日間の奇妙な旅が始まった――。 札幌から熊本まで2000キロ。『東京バンドワゴン』の著者が描く心温まるロードノベル。
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不思議な組み合わせの北海道から九州までの珍道中である。設定は結構シリアスで、無理やり感も無きにしも非ずなのだが、なんだかすべてを許せてしまうようなほのぼのした印象もあり、子どもには聞かせられない話も多々あるものの、当の子どもがいつもしっかり傍にいる。悪いやつも出てくるが、結局役に立ってしまっていたりする。基本、著者の物語に根っからの悪人は出てこないというところで、読者も安心して展開を愉しむことができるのである。物語が終わるところが、ほんとうの物語のはじまりでもあるのだと改めて思わされる一冊でもある。登場人物ひとりひとりのその後を想うと、しあわせそうな顔しか思い浮かばないのもいい。
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北海道から熊本まで車で旅することになった。
友人の高校教師になりすまして。10歳の女の子と頭の切れるキャバ嬢とともに。
旅することになった理由と一緒に旅する人間の組み合わせがおもしろい。
こんな面倒事に巻き込まれたら、さっさと「あの、人違いしてますよ」と言ってしまいそうなものなのに。
「詐欺師だ」というわりには根っからの悪人ではないのかもしれない。
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毎度のことながら、小路幸也さんらしい作品でした。
でも設定がちょっと思わせぶりなのに、ラストがあっさりしちゃって、ちょっと物足りない!
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北海道から熊本までのロードノベル。
この作者の作品によくある設定(犯罪者だけど根は悪くない)だけど、無駄設定としか思えない…
詐欺師の親友を持ちながら、子供達には「嘘を吐いてはいけません」なんて教える先生信用できないし怖いな。
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その日初めて顔を合わせた10歳の女の子を
入院している母の元へ連れていくため
札幌から熊本まで軽自動車で向かう羽目に。
道中に重きを置いて
また肝心の結末はスルーじゃなかろうなーと危惧したが
小路さんにしてはちゃんと描いた方じゃないかな。
でも作風に馴染んでなかったり
東京バンドワゴンの作者と思って手にしたら
ちと肩すかしかも。
愛すべきキャラクターが多くて私は満足。
特に最後に出てきたアイツ(笑)
【図書館・初読・4月12日読了】
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サラサラサラッと気持ちよく読めた♪世の中がこんなに良い人達ばかりだと平和に幸せに暮らせそう(*´ω`*)