投稿元:
レビューを見る
まさかの結末にびっくり!上巻を読んでいる時というか結末がわかるまでそんな可能性を微塵も考えもしなかった。私的には代筆屋のおじいさんが好き。とにかく結末が気になってひたすら集中して読み進めたので、じっくり再読したい。おもしろかった~!そして、この時代の歴史を勉強したいと思った。
投稿元:
レビューを見る
残酷な追っ手サンディアーノから逃れつつ、兄弟の契りを交わしたパオロの望みのために傭兵軍として戦うマッテオ。そして、とうとう明かされる誕生の秘密。
最後までハラハラさせられます。
読みごたえのある歴史冒険ものです。
投稿元:
レビューを見る
スピード感のある展開でどんどん読める。ただ、人物描写が薄い気がしてあまり好みではありませんでした。残念。冒険小説なんだね。きっと。
特にダヴィンチのような芸術家はいろんな人が物語中に書いてるから、どうしても比較してしまう。
例えば『ジョコンダ夫人の肖像』のダヴィンチなんかは少年愛の部分が不自然に割愛されてはいたけど、すごく魅了された。
投稿元:
レビューを見る
ヤコポ・デ・メディチには本当にこんな私生児がいたのだろうか・・・。でも、安易に父子の再会しすぎな気がする・・・。
幸運に幸運が重ならなければ、とっくにマッテオは死んでいたはず!
投稿元:
レビューを見る
フランス国王シャルル8世のフィレンツェ進軍によるメディチ家追放(1494年)から、ジョバンニ・デ・メディチが教皇レオ10世として即位する(1513年)までの動乱の時代を舞台背景に、出生不詳だったジプシ-少年の素性が物語の展開とともに明らかにされていきます。所どころの伏線とすべての謎が結実する見事な構成の物語は、読者を最後まで飽きさせない歴史物語の秀作です。
投稿元:
レビューを見る
「出生の秘密」。現代よりも昔の人にとって、この言葉は身近だったかもしれないな、と感じました。
マッテオの身に起きたことは、当時はそんなに珍しくなかったかもしれません。