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みんなのレビュー374件

みんなの評価3.7

評価内訳

366 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

自由な心を維持するために、時にはバカみたいなことをしてみてもいいかもしれない。

2007/11/19 13:49

48人中、45人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hamushi - この投稿者のレビュー一覧を見る

 いろいろあって、なんとも鬱々とした状況が続くので、なにか景気の良い本を読んでみたくなった。
 鬱々する理由は、心から何とかしたい、守りたいと思っていることが、自分ではどうにもならないことばかりだと感じるからである。
 鬱々としながら、遠い将来にまで及ぶようなプラスの物事を発想したり成したりするのはものすごく難しい。たいていのひとは体験的にそれを知っているはずである。そして、何かを言葉にしてしまうと、それが一人歩きするだけの力を持ってしまう場合があることも、何らかの形で多くの人が知っているはずである。迷信に固執するのでもなく、スピリチュアルやニューエイジ云々でもなく、素朴に、そしてある程度注意深く暮らしているだけで、そんな体験は、わりとしょっちゅうふりかかってくる。
 なので、ここしばらく自分の頭の上に居座ってしまって、退く様子のない「鬱々」の王冠を、景気よく吹き飛ばしたかったのである。だって、あれもダメ、これもできないと思っていたら、いつまでたっても何もできないではないか。
 などと思いながら、なんとなくネットで目に付いたこの本を買ってしまった。普段の私なら、まず買わないような本だと思う。帯に書いてある「偉大なる秘密」という文字列が、いかにもうさんくさい。秘密と聞けば、知りたくなるのが人情だろうし、値段がそれほど高くなければ、打算に働きかける力も強くなる。買わないよなあ、元気なときなら、などとつぶやきつつ、届いた本を手にとって、まず一章読んだ。その「まとめ」のところに、こうあった。

「何事も、あなたが思い続けることによって引き寄せないかぎり、起こることはありません。」

 思わず、となりでねそべっていた難病持ちの娘に音読して聞かせてしまった。娘は本日で病欠三週間目に突入するのであるが、聞いた途端、こう言った。

「うそつけ」

まあ当然の反応だろう。ものごころつく前に発病しているのに、病気になることを「思い続けた」などと言われたら、理不尽この上ないに違いない。

「まとめ」には、こんな一文もあった。

「良い思考をしているとき、気分が悪くなることはありません。」

 そりゃそうだろう、とツッコミたくなる。が、娘の意見は違ったようだ。

「別に何も考えてないけど、いつも気分悪いぞ」

 話を聞いているうちに、本の内容よりも、おそらくは無意識に後ろ向き気味となっている気の持ちようのほうが気になってきた。

 その昔、娘がまだ赤ん坊に近い年頃だったころ、長期入院するときには、いつも気持ちを引き立てるようなグッズを大量に病室に持ち込んでいた。病床にはぬいぐるみの大蛇がとぐろをまき、ベッドの柵には小ヘビがからみついたりしている、ジャングル風のコーナーにしてみたこともある。ハロウィーンには、オバケやカボチャのぬいぐるみやオーナメントが、どっさりと頭上を飾った。治らない病気だと言われたからといって、暗い顔しててもしょうがないと思ったのだ。

 そうやっておもしろく過ごしていると、病院のスタッフの人たちも楽しそうに集まってきて、仕事以上に娘のことを気にかけてくれていた。長い入院生活のなかでは、悲しいこともあったけれども、いろいろな人のこころに触れてよい思い出になったことも多い。後ろ向きの気持ちを蹴飛ばして過ごしたことが、そうした出会いを呼んだのだろうなと、後から思ったものだった。

 この本に書かれている「引き寄せ」の法則みたいなことには、何ら科学的な根拠はない。でも、楽しそうな人のところに楽しいことが集まりやすいというのは、不思議でもなんでもない、ごく常識的な現象だろう。

 というわけで、気分が悪いことの多いらしい娘にも、とりあえず、おもしろく暮らすことをお勧めしつつ、読了。

 それにしても、この本、ものすごい事が書いてある。

「請求書を小切手だと思うのです。それらを開封して『わっ。またたくさんお金が届いたわ。ありがとう。ありがとう』と跳び上がって喜ぶのです。」

 こんなことを人前でやったら、間違いなく「おかしくなった」と思われるだろう。たとえ人前でなくても、本気になって実行するためには、自分の中の何かを相当に壊さないとムリだと思う。

 でも考え方を変えれば、その「ムリだ」と思う気持ちが、頭を鬱々の王冠に縛り付けている元凶であるのかもしれないと思えてくる。別に請求書を小切手と思い込んでも、いいではないか。支払いさえ忘れなければ。鬱々としたって請求額が減るわけではないのだから、跳び上がって喜んだほうがトクではないか。

 請求書は、まあいいけれど、家族の病気に関しては、「治ったあとのこと」を盛大にイメージしてみようかと思った。私の子どもたちの抱える病気は、医学の常識では根治療法がないことになっているが、感情までそれに囚われて鬱々しても、誰も幸せにはならないのだから。






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紙の本

古書風の造本がとても良い。

2020/01/24 20:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なまねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

いわゆるスピリチュアル系の本。引き寄せの法則の元祖?ものすごく端折って言うと、欲しいものを期待し、欲しくないものは期待しないようにしよう、ということが書かれている。たしかにあれがないこれがないとばかり言っている人には、あまり関わりたくないし、実際、そういう人からは人もお金も徐々に離れていく気がする。読んで損はないと思う。装丁も本文も古書風の造本になっていて、置いておきたくなる本。

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2007/11/18 12:58

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2007/11/16 09:38

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2008/01/25 09:51

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2008/01/18 07:51

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