紙の本
1人1人の人生が物語。
2017/02/25 17:27
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投稿者:ぼぶ - この投稿者のレビュー一覧を見る
とにかくおもしろかった!人に歴史あり…って、この人たちにはありすぎだけど、生きてたらとにかくいろいろあって、生き方だって一通りじゃない。そのことが今の自分に勇気をくれた気がした。
1人1人があまりに個性的でおもしろくて、一気に読んでしまった。あんなにたくさんの人生のモデルをそばで見ながら育ってきた恭一郎がうらやましいな。濃すぎる人たちで大変だったかもしれないけど…。
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ふ~ん、ちょっと変わってるね。
決して、決して悪くはない。
個性的過ぎる叔母さんたちの中には、おいおいって突っ込みたくなるような方もいらっしゃいますが、悪人ではないし。
ま、女好きの原史とうさんは、好きになれないけど。
(特に、若い使用人にてをつけるとか最悪だし。)
できすぎ感もあるけど、小路先生なので、小路先生ならこれもありだよね。とか思っちゃったり(笑)
聞き手の女性は、そうだろうな、と思ったのがその通りで意外性がなくて肩すかし、みたいな(笑)
ま、長編の人物紹介みたいな小説だったので、シリーズ化されたら、読むと思う。
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読んでいる分には小気味いいが、結局登場人物たちは魅力的、物事はうまくいきすぎ、で、だからなにという感じが否めない。疲れているときにはすっと読めて可。
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小路さんお久しぶりの、ノンシリーズの家族小説です。
しかも、お得意?の、女系家族の大家族モノでして…、
自ずと、期待度は高くなっちゃいます…。
祖父を除くと、唯一の男子となる長女の息子である、
恭一郎の目線で、7人の叔母さんの短編エピソードが、
順番に語られていく構成でしたが…、
どのエピソードも、
其々の叔母さんの、プチ出来事+結婚秘話の構成で、
其々のキャラクターで、違ぃや特徴を出している感じ。
でも…、なんとなく、置きにいったよぅな感じで…、
もっと、恭一郎との絡みやキャラを活かしたお話など、
もっと、いろいろと出来そぅなんだけど…。
キャラクターや、もろもろの設定などからは、
東京バンドワゴン・シリーズなみの拡張性もあり、
いろんな展開も期待できそぅなだけに、ちと勿体なぃ。
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なんだか説明ばかりで、プロローグだけで物語が終わってしまった感じ。
続編があったとしても登場人物多すぎるし、誰かに焦点絞ったスピンアウトがいいのか。
みんないいキャラなので、丁寧に扱って欲しい。
でも、描きたい話がいっぱいあって、フォロー仕切れないだろうな・・・
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+++
主人公・恭一郎には、七人の叔母がいる。
昭和を舞台に、時代に流されず、したたかに生きる八人姉妹。
彼女たちとその周囲で起きる様々な日常を、『東京バンドワゴン』シリーズなどで人気の著者が描き上げる。
+++
更屋恭一郎の母と、その妹である七人の叔母たちの物語である。それぞれに個性的なおばたちを描くことで、更屋家の事情や、時代背景までもが浮かび上がってくるようである。彼女たちの恭一郎との関わりようが現在の彼を形作っているとも思われて、叔母たちを語りながら、恭一郎が自分自身を語っているような気もしてくる。物語は、恭一郎が誰か女性に語っているという趣向で、彼女が誰なのかは最後に明かされるのだが、なるほど、という感じである。叔母たちも恭一郎も、これからもずっと新しい物語を紡ぎ出していきそうだと思われる一冊である。
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面白かった。
甥の恭一郎が語る、7人の叔母(&長女の母)は皆とても個性的で魅力的。サラッと軽く描かれているので、彼女たちと恭一郎のことをもっともっと知りたくなりました。
細かいエピソードを「それはまた別の話」とやんわり逸らされてしまい、ジリジリしました。知りたい、彼女たちのことをもっと詳しく知りたい!一人一人を1作品として発表して欲しい。
そのくらい素敵な叔母様たち。
そして女の園で育った恭一郎もまたなんと魅力的であることか。
爽やかで微笑ましい家族の物語でした。
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主人公・恭一郎には、七人の叔母がいる。
昭和を舞台に、時代に流されず、したたかに生きる八人姉妹。
彼女たちとその周囲で起きる様々な日常を、『東京バンドワゴン』シリーズなどで人気の著者が描き上げる。
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とても小路幸也さんらしい作品で、とても面白かったです。
主人公・恭一郎がとある女の子(後に正体が明らかになる)に対して叔母のことを語って行く形式で物語は進みます。
なんてことないんですが、叔母がみなキャラが立っていて、それぞれにドラマがあって、何かもうそれぞれのスピンオフとか読みたいくらいに濃かったです。
恭一郎も叔母たちもキャラクターが魅力的!
リアルに続編読みたいです。
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東京バンドワゴンを思い起こさせる大家族もの。
クセのある登場人物が多く面白い。
続編を重ねることによって、登場人物に愛着もわいて、
どんどん面白くなっていきそう。
続編希望。
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(2016/5/20読了)
評価はちょっぴり辛めで、星3つ。
面白かったんだけど、この手の話は、東京バンドワゴンでお腹いっぱい感があったので。
「読楽」というのに連載されていたのをまとめたとのことなので、各章の始まりに同じ(ような)文章が来るのは致し方ないのかもしれないけど…東京バンドワゴンの春夏秋冬の4つの朝食のシーンもそうだし、小路さん初読の人には面白いのかもしれないけど、わたしはこちらもお腹いっぱい。
姉妹八人八様のというか、恭一郎やまわりの人たちもいれたら、よくまぁこんなにたくさんの個性的な生き様を考えたもんだ。でも、愛人とか神主とかスターとか、登場人物も東京バンドワゴンに似過ぎじゃない?
時代背景が、昭和初期から生きた人たちにの話なので、続編があるかどうかわからないけど、もしも出たら、お腹いっぱいでも読んじゃうかも。
(内容)
時代に流されずそれぞれに個性豊かで魅力的な八人姉妹。彼女たちを間近で見ていた少年が語るちょっと懐かしく新しい家族小説。
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恭一郎が自分の母を含む7人の叔母(八人姉妹)の話を女の子に淡々と語る(^^)読んでいても普通に家族の話を聞いているみたいだった(^o^;)最後に女の子の正体が解って「あぁ!なるほどね(^^)」と妙に納得した(*^^*)
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タイトル通り、恭一郎が七人の叔母と母について語っている。
一人一人魅力的だが、盛り沢山過ぎて
急ぎ足でプロローグだけ延々見せられた感あり勿体ない。
シリーズ持ちすぎて、でもアイデアは次々出てきちゃうんだろなぁ。
連載のようなので仕方ないが、書き出しがほぼ同じなのが後半しつこく感じられた。
【図書館・初読・5月2日読了】
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恭一郎の母親と7人の叔母の話。
叔母たちのそれぞれの性格とエピソードが
恭一郎の目線で語られるのですが、
「それで…」と思ってしまうのは
ミステリ的な何かを期待していたからでしょうか?
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恭一郎の七人の叔母と自身の母。
母は八人姉妹。
その様々な人となりが 綴ってある。
おおっとなったり笑えたり、
いるいるぅこういう人と思ったり
面白くて楽しかった。
「これはまた別の話」という言葉がよく出てきて、
別の話も読みたいよぉと思った。