電子書籍
星座館の客
2022/09/28 23:19
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
星座館にやってくるお客さんは、それぞれ悩みを抱えています。それが、どのお話もうまくおさまっていくので、なんかイイ……。ところで、星座館では別々に育った双子の兄弟と、血のつながりのない娘がいるのですが、その娘の親が……
紙の本
人間関係が深まります
2022/07/16 18:52
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
三軒茶屋の古びたビルにあるというプラネタリウム設備のあるバーを舞台とした物語。今回は、人間関係が大きく発展を見せ、元アイドルの葵が登場。彼女の葛藤を解消することで和真と良い関係に。恋の予兆でしょうか。そして月子が嘗て交際していたサンの娘であることサンは事故死していたことが判明。引き籠もった和真の態度は大人気ないが、でも彼女を受け止められなかった自分の不甲斐なさ等の様々な感情を処理できなければ仕方ないのかも。とりあえず心の整理が出来たようで良かった。各章で語られる現代的に解釈した神話も面白い。次巻ヘ進もう。
紙の本
星座の話に詳しくなるかも
2017/04/21 21:37
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投稿者:みかんかん - この投稿者のレビュー一覧を見る
三軒茶屋にある、プラネタリウムが舞台。
それぞれいろいろな過去を背負って生きる人々がおるなす話。
主人公がちゃらい語りくちで、プラネタリウムの星座の話を説明してくれるのが、なかなかわかりやすく、興味深い。
なんてったって神々たちは、女好き。そんな話と現実の話がリンクしたりして読み出したらとまらない。
こんなプラネタリウムが実在したら、いってみたいな。
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世田谷にある私設プラネタリウムで「親子3人」の奇妙な共同生活がはじまる。家族の絆と星座にまつわる物語がリンクする人情小説。
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2巻まで読んでくるとゼウスは絶倫エロ大王でイメージが固定されてきますね。
2巻からは藍が出てこなくなって葵が登場します。名前が似てるので、はじめちょっと混乱した。主人公は和真だけど、ここまでのお話の中心は月子だね。
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【あらすじ】
夏が訪れ、路地裏に佇むプラネタリウムにさらに騒々しい面々がやってくる!
店主の和真、弟の創馬に美少女・月子。”親子3人”の暮らしに熱風のごとく乱入する、
和真に恋する謎の美女。
そして、家族の秘密の鍵を握る女性の存在が、 哀しくも大切な過去を、少しずつひもといていく。
【感想】
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読むのが惜しくて1巻からだいぶ時が経ってしまったけど、和真・創馬・月子・奏太やリリー、ピカ爺や新たな仲間も加わりゆるく、でもとても愛しい日常がここにはある。
やっぱり三軒茶屋星座館大好き!最高!
月子とサンの話は泣けて泣けて…
登場人物たちも可愛いけど
やっぱり1番はエロゼウスかも(笑)
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2冊目。あいも変わらずプラネタリウム行きたい熱。
1冊目同様、ギリシア神話がいいですね。わかりやすくてw
これは季節1周したらさすがに終わりかなー。
いずれにせよ、人の出会いは不思議なもので。小説だからこそもあるけれど。
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後半から結末が何となくわかってしまったけど…。最後が自分の星座の乙女座だったから印象に残った。冬が生まれた理由とか。
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2巻に入ってもこのシリーズの面白さは健在、というか1巻以上に面白いです。
和真訳(?)のギリシア神話はユーモアに溢れていて笑いなしでは読めません。
また、本巻では月子の出生に少しずつ迫っていくためシリアスなシーンも多めですが、そんな場面では仲間たちの一途な思いやり・気遣いに心が温かくなります。
日常を生きている中で善きことを成そうとすると、嫌でも悪意や打算、下心なんかを勘繰られることもありますが、この小説はそういった邪心に揺さぶられることなく、安らかに読み進めることができます。
作られた物語とはいえ、純粋に人の良さに触れることができる物語です。
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■星は何でも知っている
東京の裏町に佇むプラネタリウム「三軒茶屋星座館」。店主の和真と家族の元には、歌手、編集者、ヤクザたちが新たな問題を抱えてやってくる。季節は夏、和真に恋する美女が現れるなか、ある一枚の似顔絵が家族の秘密と哀しい過去をつまびらかにしていく。愛しいから大切にしたい人生讃歌エンタメ小説、第2弾
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夏。
美しく輝く星座が空に昇る頃、星座館に集う人々も熱さを増し、厚みも出てくる。
葵という名の女の子はいつも星座館で寝ている。
いったい彼女は何者で、何をしに来ているのか......寝に来ている、以外に。
この彼女、実は今後物語の大きな転換点となる人物なのだが、詳細はまたの機会に。
葵のいとこもまた面倒ごとに巻き込まれていく。
そこで語られるのは、ヘラクレスの物語。
やはりここでもゼウスは登場する。
大神ゼウスの色好みは、幼心にも一体この男はなんなんだと思ったが、大人になってもやはりイメージは変わらない。
そんなイメージの変わらないゼウスとは対称的に、イメージがガラリと変わるのが、ヤクザ同然のヤミ金、保科。
彼の意外な一面がここで明かされる。
結構、いいやつ......?
いや、やっている仕事は決して褒められたものではないが、人は多面性を持つことがわかるし、ギリシャの神々と人間はそういった点においてはよく似ていることに気づく。
物語は月子の母親、創馬、和馬の過去へと進んでいく。
忘れたくないのに、徐々におぼろげになっていってしまう母の顔。
会いたいのに二度とは会えない人。
心が千切れてしまいそうになった時、人は星々に物語を見る。
何もなかったはずの光に、意味を見出そうとする。
ここにいる意味。
輝く意味。
それを求めて空を仰ぎ見るうちに、自ずから答えを出している。
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2巻になり主人公の身辺がさらに明らかになってくる。むしろこの巻が最終巻であるかのような盛り上がりにもなっていて1巻以上に楽しめた。季節も物語と同じ夏に読めてより温度が感じられて良かった。主人公が三軒茶屋が好きだなぁ。
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三軒茶屋星座館第二弾。今回は新たな常連客AOIも増え、脇を固めるさまざまな登場人物たちがおもしろくなってきた。それに、相変わらずの和馬の星座の解説は脚色がてんこ盛りで、ギリシャ神話がこんなんでいいのかとも思うけど大筋はあっているとのことなのでいいのかな。と楽しく読み進めていたのだが、最後のほう月子の描いた絵から出生が明らかになってきて涙なしでは読めなかった。また、続きが読みたい。
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ちょっとずつ色んなことが分かってきた2巻。
相変わらずテンポの良い話で読みやすいです。
早く続きが読みたい!!