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ダ・ヴィンチ連載記事を書籍化。
いつものことながら、なかなか斬新な歌が多い。
なかでも時々「あっ」とハマる歌がある。
自分でやるときには考えすぎなのかもしれない。
もっと考えずに、自由にやっていいのかもしれないと思わせる本。
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短歌が好き、穂村さんが好き。
気付いた事。
読み進めていくと、
幾つかのピコンって反応する作品さまに出会う。
お名前を確認してみると、
「あ。またこのお人だ。」
という事が何度もあった。
自分の中に一貫性を感じ、ちと面白かった。
短歌すてきだなー。
短歌をよむ人もすてきだなー。
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お気に入りの短歌をノートにメモ。
短歌って、感じたことの全てを集約しているものだと思っていたのだけれど、むしろ、そこから無限に世界が開ける気もする。不思議。
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短歌。ダ・ヴィンチで連載している「短歌ください」の2013.5月号~2015.10月号の作品をまとめたもの。読んでるとフフっと笑ってしまうものもある。君、本名で投稿したな。
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ビジネス文書にはない表現の拡張が短歌にはあります。ああでもこうでも解釈できるし、限定された文字数の中にも奥行きがある。時になにをいっているのか分かりかねるときも。こんなビジネス文書があったら、困りものですので、サラリーマンで短歌を詠めるとは、とてもバランス感覚の良い人であって尊敬します。
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2017.01.?
いつ読み終わったか忘れちゃったけど、才能に嫉妬しますね 19さいとか、しかも女の子だと猛烈に嫉妬する
40代の人の作品より、若い子の方が心に突き刺さるのが多かったな〜
年齢でわけちゃだめだってわかってるけど、ね
面白かった
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今回も「はっ(゜ロ゜;ノ)ノ」とするような、作品の数々♪あ~この歌好きだな~(*´-`)と思う作品がかなりの確率で同じ作者で、ちょっとビックリ(^^;)
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ダ・ヴィンチ連載の「短歌ください」、第3弾。
投稿者の自由な短歌と、穂村さんの軽妙でありながら適格なコメントのファンです。
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ダヴィンチの短歌コーナーのやつのまとめ。現代短歌!!って感じで好きですねこのシリーズは。
走らねば消え入りそうな夏休み水っぽいソーダ水飲んでひとり pp60
911.1
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愛のこと甘く見ていた春の駅 人の気持ちを甘く見ていた(駅)
路地裏でわたがし味のきみの指ふくめばとぎれとぎれのひかり(祭)
店員にクロワッサンと呼ばれてるいつもの僕を裏切って寿司(コンビニ)
(7×7+4÷2)÷3=17 (数字)
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これは一気に読めない。考えながら、思い出しながら少しずつ読んで行くような本に思えた。
常識とされているものに縛られない短歌集。いろんな想いや妄想が繰り広げられている。
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「短歌ください」3作目。
あとがきに書いてあるように、投稿している人の中に詩集を出版する人が出ていたりともはや一雑誌の投稿コーナーに収まる質では無くなってきている。
最近、好かれる人というのは自己開示が上手いのでは?という仮説に至った。
自分が何を見て何を考えたのか、その切り取り方と伝え方に妙のある人は面白い。
相手の話にも「こういうことじゃない?」とすっぱりまとめて当意即妙なラッピングをしてくれるので重宝される。
なるほどな〜それって全部短歌で培われる部分じゃんね。わたしも短歌やろっかな。
ーーーー
・「拙者は」と主語が変わった渡辺がくさりがまを手にコンビニにいる・
画を想像したら笑った。
・人ごみに紛れ込む私の舌の上だけにある飴玉を噛む・
この感覚!めっちゃわかる。
人ごみの中にいると自分もその無感覚な塊の一部のような気がしてぼんやりするけど、何か食べていると自分の肉体の感覚を見失わない。
・伝票をくるりと丸め透明な筒に入れられた瞬間ひとり・
これ穂村弘さんも言ってたけど、これを読んで初めて自分もそう思ってたことに気付いた。ものごとへの感度が高い、すごいなあ。
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図書館で借りたもの。
昭和、外国、憧れ、忍者、遠足、敵…。『ダ・ヴィンチ』の読者投稿コーナーに寄せられた短歌から、人気歌人・穂村弘がテーマごとに傑作を選出。それぞれの短歌に鮮やかな講評を付す。
やっぱり短歌好きだなぁ。
自分でも2つ作ってみたけど楽しい。
以下、印象に残った短歌。( )内はテーマ。
おすすめの本を聞かれておすすめの本と検索窓に打ち込む (本)
本棚の前で臭い屁漏らしおり厠のお供がまだ決まらない (本)
笑いつつ「これ、ほんもの?」と指で押す。サンプルだって信じてたから (自由題)
誘わなきゃ二万八千五百円出して浴衣を買ったんだから (祭)
うつくしく笑う遺影の片隅に小さく「写真はイメージです」 (写真)
わからないわからないけど顔らへん納豆の糸顔らへんふわり (自由題)
きっと君の本当の彼女もよく動くその喉仏に触れるのでしょう (自由題)
ごはん派とパン派の最終決戦にうどん参戦 カレー観戦 (自由題)
前後ろどちらのドアから乗るかすらわからないバスを待つ憂鬱 (初体験)
「このほうが本気でやるでしょこいつらも」溶けるティッシュのてるてるぼうず (遠足)
信号がかつてないほど連続の青でほどけたままの靴ひも (自由題)
世界とのあいだにいつも「あ」を挟む あ レジ袋つけてください (自由題)
図書館で待ち合わせたがうつむいたひとばかりだから耳で探した (図書館)
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投稿された短歌に歌人の穂村弘がコメントをするシリーズ。結構好きなんだ。
最新作は「君の抜け殻篇」である。君の抜け殻とかなんなのだろう?
説明はない。しかし読み進めていくと突如として答えが出てくる。
抜け殻の君など見たくないけれど君の抜け殻なら見てみたい(ほうじ茶・女・22歳)
きっと穂村氏がこれを気に入ったのだろう。でも他にもとてもよい歌が満載だ。これが素人の投稿短歌なのか、と思ったが、最近では投稿者の中から歌集を出す人まで出ているという。歌を詠むのにプロもアマもない。
まあ、くさいといえばくさいよ。しかし自ら匂おうというのが短歌だろう。臭みを抜くために努力するのもまた愉し。
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ダ・ヴィンチ『短歌ください』2013年5月号第61回から2015年10月号第90回をまとめた単行本。投稿者の中から歌集出版する人が増え、全体のレベルが高くなって載るのはなかなか大変。鈴木晴香さん、木下龍也さん、岡野大嗣さん、九螺ささらさん、伊舎堂仁さん、柳本々々さん、シラソさんは何度もお見掛けした。
2023年2月には第五弾海の家でオセロ篇が出版予定のようです。
穂村さん情報がつぶやきのように載っているので見逃さないように読む。
眼鏡は小学校1年から掛けているそう。野良猫に仲良くして欲しいけど近づけない、図書館の食堂のカレーライスを食べるためだけに通ったことがあるらしい。食堂がある図書館ってすごいなあ。
お題がかなり難易度高い。「犯罪」「ぬるぬる」「忍者」「宗教」「ブラジャー」「ひらがな」などなど。「靴」は2回でている。味わい深い解説で歌の世界が更に彩られる。
以下ちょっとだけ抜粋 ☆は穂村さん評です。
「喜び怒りと悲しみと楽しみ」太ももに挟んだ広辞苑(「本」鈴木晴香)
☆広辞苑でたぶん喜怒哀楽を引いたんでしょうね。説明があまりにも正しすぎて、逆に理解できない。広辞苑に集められた言葉の宇宙をすべて挟んでいるような「太もも」の生々しさが魅力的です。
ひとりだけ光って見えるワイシャツの父を吐き出す夏の改札(「駅」岡野大嗣)
☆夏の夕暮れのワイシャツの輝き。一人だけ光って見える子供目線に、生々しいノスタルジーが宿りました。これは母では成立しない歌。
路地裏でわたがし味のきみの指ふくめばとぎれとぎれのひかり(「祭」木下龍也)
☆とぎれとぎれのひかりに現場の味わいがありますね。普通のキスよりも心ががくがくするよな感じ。どうしてわたがし味のきみの指をふくむことになったのか。わからないけど、その偶然性の強さが魅力です。