知らなかった沖縄の姿
2017/10/19 16:37
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投稿者:たか - この投稿者のレビュー一覧を見る
沖縄の知られざる一面。そんな状況も楽しめるサスペンス。高嶋哲夫さんの新たな一面も面白く読ませていただきました。
悪くはないが微妙・・・
2017/01/11 20:07
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投稿者:Arch - この投稿者のレビュー一覧を見る
終わりかよ!?の一言に尽きる、次を期待。
冤罪、迷宮入りとかは現実でも有るだろうけど物語の中ではあまりなしにして欲しい所。
高嶋氏の他の警察者と比べても物足りなさを感じてしまう。
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投稿者:ガンダム - この投稿者のレビュー一覧を見る
何か物足りなさが残る作品で、特にたのしめたものもなかった。
高嶋さんの作品は好きですが、ちょっと期待外れ。
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物語の舞台が沖縄の刑事小説って珍しいな〜と思って、
購入。
沖縄には過去に行った事があって勿論、ここに出てくる国際通りにも足を運んだ。日本だけれど、少し異国情緒がある場所、沖縄。
物語の冒頭からしばらくは主人公が追っかけている殺人事件をメインに進むので、これ、何が交錯なんだ?と思っていたら、その事件を軸に芋づる式で次々と新たな事実が発覚していって最後の方は相当、交錯している。
中でも沖縄の土地、軍用地を巡ってのあれこれに関しては小説なので多少の脚色はあるかもしれないが、少なからず興味深いものがあった。本土にいる人間としては普段あまり気に留めない事や、そこまで考えるに至らない事もここでは描かれていた。
これも日本が抱える社会問題として、告発ミステリーという種類に充分当てはまるのではないだろうか(北欧ではおなじみだけれど)
ただ、クライマックスとその後の展開だとスッキリと完結しておらず、これは続編が予定されているのか?といった余韻を残しているので、☆は4つ。
という事で、続編待ってます!(笑)
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#読了。
沖縄のホテルで男女の無理心中と思われる遺体が発見される。沖縄県警捜査一課の若手刑事反町は、ベテランの具志堅とともに捜査に当たる。すると、米軍の基地を巡っての土地取引トラブルの疑いが・・・
沖縄の基地関連の土地問題に関しての生々しさが描かれていた。テンポよく進み、面白く読んでいたが、ラストは???続編があるのだろうが、もう少しすっきりとして欲しかった。
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沖縄で起きた殺人事件に基地利権が絡む。若手とベテラン刑事のコンビがその闇を追う。沖縄を舞台にしその特殊性が描こうするが中途半端で期待はずれ,終末も唐突で「え,終わり?」という印象。この作者さん,クライシス小説では面目躍如だが警察小説はもう一つかなあ
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久々に著者の作品を楽しみました。
個人的にオンオフとライフワークだと思い込んでる土地の沖縄が舞台
この数年訪れることができていませんが、地理的に近しく懐かしくも物語を読み進められました。
ストーリー自体は東京の不動産屋の男と現地の水商売の女の遺体がみつかったことで始まり
米軍用地の取引き事件の関連性が見えてきて、日本であり日本でない沖縄で裏の世界が絡む大犯罪の匂いが。。
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災害、パニック物を得意とする作者初の本格警察小説。しかも舞台は沖縄県警。別の作者ではあるが、直木賞を受賞した「宝島」を読んでいたので、沖縄にある独特の背景をどう描いているのか、気になったのもあり、読んでみた。
元々、物語に入り込みやすい文章を書く作者なので、その辺は問題なく。しかし、この作品だけで事件が解決しないのはいただけない。
沖縄のホテルで男女2人の遺体が発見される。
その捜査を担当することになった捜査一課の若手刑事・反町。反町は沖縄出身の先輩刑事や、国際犯罪対策室や準キャリアの同期と共に事件の真相を探ろうとするが、そこには巨大な陰謀が絡んでいて、なかなか事件が解決しない。
沖縄の暴力団、中国マフィア、米軍の官憲兵など、とにかく登場人物が多く、話があちこちに飛ぶ。
あれ?今違う捜査してなかった?
と思うシーンが多くて、結局読み終えても、何も真実が明らかにならないと言う残念さ。
ま、続編が出ているから、上下巻だと思えばいいのかもしれないけど、とりあえず1作目を読んでから、2作目を読むかどうか決めようと思っていたので、かなり腑に落ちない感じ。
1冊でまとまっていれば、全然面白かったのに…
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高嶋哲夫氏の沖縄コンフィデンシャルシリーズ第一弾氏のいつもの綿密な取材に裏打ちされた作品構成は健在で、地元が読んでも違和感ない基地問題に絡む複雑な沖縄の事情がよく描かれているただ、発表媒体のせいか、語り口がやや平坦であること(ト書き的?)、主人公が与那原から県警まで自転車通勤するのは無理があるのではないか(せめて原チャリ)