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リーダーを目指す人には
2017/03/22 21:52
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投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても参考になる本だと思います。
ただ、個人的に、私の仕事スタイルが、ホウケンタイプなので、そこまで感銘は受けなかったです。でも、キングダムの登場人物をうまく引用していたと思います。
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キングダム読者で、今からリーダーになる人、すでにリーダーの立場でうまくいっていない人にはオススメの入門ビジネス書。
作品に登場する魅力的な将軍(リーダー)の名シーンを取り上げ、リーダーに必要な条件の具体例を挙げているので、キングダムファンなら理解しやすくて、スッと頭に入ってくる。
リーダーの条件として挙げている力は一般的に言われていることも多いが、「ビジョン構築力」「使命挺身力」「部下愛育力」の3つは必須条件。
特に「ビジョン構築力」・・・馬陽での戦い~秦趙同盟~合従軍までにおける自国や他国に示したビジョンや、嬴政の中華統一に向けたビジョン(信、楊端和、15年で統一等)、は印象に残ったポイントで、リーダーとして最も必要な条件なのかも知れない。
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「キングダム」で学ぶ乱世のリーダーシップ 長尾一洋
ここ最近のマイベストヒット漫画「キングダム」でまさかのビジネス書(笑)
これは買わねばなるまい。
普段はKindleですが、発売日直後は電子版がなかったので、書籍で買いましたわよ。
基本的な内容は、キングダムの登場人物たちのリーダーとして優れている箇所を引き合いに出しながら10の視点でリーダーに必要な要素をあげていく、というものです。
リーダーの条件は次の通り。
どのあたりが引き合いに出されてたかもネタバレない程度に紹介します。
条件1 人を巻き込み同志とできるか
-信を巻き込んで同志とした政
-山の民を巻き込んだ政と信
条件2. 率先して範を示せるか
-王騎(将軍自ら先頭を行くとき王騎軍は鬼神と化す)
-叢の戦いの政
条件3. 先を見通し細部まで気を配れるか
-戦況を読む王騎
-李牧
条件4. 合理的に考え時に非情になれるか
-歩兵を切り捨て進む縛虎申
-「援軍は送らぬ」と決断した騰
条件5. 部下愛をもって人を育てられるか
-信を谷底に突き落とした王騎
-騰が信と王賁に語る言葉
条件6. 前向きさ明るさを持っているか
-「斬って死ぬんだったら倒せる」と言い切る信
-落ち込む貂に「ケツ氏!」とカンチョーする信
条件7. すべてを背負う覚悟はあるか
-リスクを背負い、少数でに奇襲をかける飛信隊
-王騎の存在
条件8. 人間を理解しているか
-「だからお前はいつも唯一人だ!」
-「たしかに人は欲望におぼれ、あざむき、憎悪し、殺す。凶悪性も醜悪さも人の持つ側面だが決して本質ではない」
条件9. 熱いビジョンを作り示せるか
-中華統一を目指す政
-金を操って国を治めることを目指す呂不韋
条件10. 自らを捧げる使命感はあるか
-王家の正統な跡継ぎとしての責務を語る王賁
-取るに足らぬ小事です、といった昌平君
他にもたくさんエピソードを出しつつ、リーダーシップについてわかりやすく語っています。
キングダム知らなくても読めるけど、知ってたらますます楽しく読めると思います。
ただ、わたし的に超納得いかないのは、桓騎がひとつもでてこなかったということです。。
出してほしかった。
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春秋戦国時代を生き抜く者たちを描いた大人気漫画の「キングダム」から学ぶリーダーシップ論。
彼ら、彼女らのリーダーシップは現代にも通用するものがある。
最後まで諦めず自ら先陣をきっていくリーダー。時に全体のために冷徹な判断を下せるリーダー。それとは相反するようだが、どんなときでも人を信じて任せることのできるリーダー。全体を把握しつつも細部までをこだわれるリーダー。壮大なビジョンを持ち具体的なストーリーを描けるリーダー。
そのどれもが人を惹きつける魅力であり、必要な力なのである。
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キングダムの登場人物の行動から、様々なリーダーの条件を抽出、解説している。普段からリーダーについて考えることが多く、非常に参考になった。
キングダムを読んでから見ても面白いし、この本を読んでからキングダムを読むと、更に面白いと思う。
以下、記載されているリーダーの条件を箇条書きする。
(自分にできていなくて、意識したいポイントには★マーク)
・フォロワーと日頃からの信頼関係を築くこと
・相手の気持ちを汲む、リーダーも共に戦う姿勢を示せるか
・リーダー自身の熱量
・率先垂範力、苦しい時こそ先頭に立てるか
★先を見通し、細部まで気をくばる→できない場合は、できる人をそばに置く
★常に目的に照らして考える
★非情合理力、ネガティヴな意思決定ができる
・部下愛を持って人を育てられるか
・前向きさと明るさ、厳しい時こそ
・過去の思いも他者の思いも全て背負う覚悟
人間を理解しているか
★熱くなれるビジョンと実現可能と思わせるストーリーを語る
・使命挺身力 自分の人生を使命にかけれるか
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キングダムはすでに何度も読んでいるのに、この本を読んだ後、また新鮮な気持ちでキングダムを読める気がする。キャラと照らし合わせて解説しているので、とても分かりやすい。
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31.11.26.コンサルソフトカタログより。キングダム、孫子興味アリ、作者に興味アリということで購入。
キングダムの良さは分かったが、リーダーとはということについてはあまり響かなかった。
もう一冊購入したので、そちらに期待。
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キングダムの名シーンからの引用もあるので、思い出して泣ける。
やるしかない。使命感があれば誰しもリーダーシップを発揮することができる。
リーダーの条件を孫子の兵法とも絡ませて書いてあるので、キングダムを読んだことがある人は復習がてら読むとよいかと。
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リーダーシップについて学ぶために本書を購入しました。
キングダムは何度も読んだが、ビジネスに共通する点が多い。本書は、その中でもリーダーシップの部分に焦点を当てている。
実際にキングダムで出てきている場面を引用しているので、キングダムを読んだことがある方は、非常にイメージがしやすい。
私は「部下愛育力」で挙げられている部分の
部下を認め、尊重し、感謝することによってにじみ出る部下愛。は大切にしなければいけないと思った。
上に愛がなければ、部下を育てることができない。
本書全般では、リーダーにこれからなる方やリーダーになったが壁にぶつかっている方にオススメできる。
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初読。タイトルの通り、キングダムを用いてリーダーシップについて学ぶ。本の中で示されていたことが全て出来るような人間は、間違いなく六将や三大天、もしくはそれに準じる才を持っているといえるだろう。人間力の全ての値を最高レベルにまで上げた人間(廉頗の「百の"精神力" そして百の腕力 さらに百の知恵 あと百の経験と百の幸運っ…」の言葉を、作中において体現する人物)たちが戦う様子を楽しむだけでなく、そんなリーダーにキミもなってみないか?という問いかけ。実際には適材適所という言葉があるように、実力を発揮するにはポジションが大事な場合もある。しかし、人の上に立つことで自分の人間的な成長が促されるという傾向を、常識的な言葉で自分を縛って取り入れないのはもったいない…かもしれない。結局は意思があるかないかの問題だというのは、著者の長尾氏も述べていたことだ。そこは人それぞれ、またその人を取り巻く状況によるもの。それらを踏まえて、あなたは、私はどうする。次巻があるならば完結記念で改めてということだそうから、それまで生きなければ。
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キングダムが好きな人には、サクサク読めると思います。
理想のリーダー像としての内容は、言われてみれば当たり前のことで、それをどう意識して身につけていくのかが大切かな。
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漫画「キングダム」のキャラクターから見えるリーダーの条件を、漫画内のエピソードから解説した1冊。漫画と合わせて読めば理解が深まります。
▼本書でのリーダーの定義
「二人以上の集団(組織)をある目的地(目標)に向けてリードする(導く)人」
▼リーダーの条件
①エンロール力~人を巻き込み同志とできるかどうか
②率先垂範力~いざという時、リーダー自らが先頭に立って範を示すことができるかどうか
③細心配慮力~先を見通し細部まで気を配れるかどうか
④非情合理力~合理的に考え時に非情になれるかどうか
・リーダーは目的に対して合理的であるべき
⑤部下愛育力~部下愛を持って人を育てられるか
⑥明朗快闊力~前向きさ明るさを持っているか
⑦リスクテイク力~すべてを背負う覚悟はあるか
⑧人間理解力~人間を理解しているか
⑨ビジョン構築力~熱いビジョンを作り示せるか
・ただ目的地がどこかを示すだけではなく、目的地に向かう道筋やストーリーも示すことのできる力
・ビジョンを示すには、時流や環境の変化といった未来につながる洞察も必要
・ビジョンにいたるストーリーが明確になり、その道筋を着実に進んでいると現場が実感する時、このビジョンはさらに強力な推進力を得る
・ビジョンには「真・善・美」が感じられる必要がある
⑩使命挺身力~自らを捧げる使命感はあるか
▼孫子「将とは、智、信、仁、勇、厳なり」
・智:物事の本質を見抜く
・信:部下や取引先からの信頼
・仁:部下を慈しみ育てる心
・勇:困難に立ち向かい信念を貫く
・厳:組織を動かすルールを徹底し処断する
<目次>
誰でもリーダーになることはできるのか?
リーダーの条件(人を巻き込み同志とできるか
率先して範を示せるか
先を見通し細部まで気を配れるか
合理的に考え時に非情になれるか
部下愛を持って人を育てられるか
前向きさ明るさを持っているか
すべてを背負う覚悟はあるか
人間を理解しているか
熱いビジョンを作り示せるか
自らを捧げる使命感はあるか)
孫子の兵法から見た『キングダム』のリーダーシップ
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キングダムの要所要所に例を上げながら丁寧に解説してくれているので入り込める。マンガを読んでいる時には感じなかったことが改めて、そうだったのかと気づかせてくれる。日常の中でどれだけ活かせるのか一例を思い出しながら発揮していきたい。
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キングダム、めちゃくちゃ面白いと思ったのは、
私の心の中でこんなリーダーを求めているからなのかも。
誰でもリーダーになれるとしても、
私はこんなリーダーに付いていく方を選びたい。
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<どんな本?一言で紹介>
Yahoo!アカデミア学長・伊藤羊一氏がおくる、漫画『キングダム』を題材にした「リーダー育成とチームビルディング」が書かれた本。
<どんな人におすすめ?>
仕事で悩んでいる人。
自分の人生や将来に悩んでいる人。
『キングダム』が好きな人。
<読んだら、どんなことが分かるの?>
『キングダム』の登場する中華最強の男たちの「ありよう」からわかる、リーダーの条件10ヶ条。
・人を巻き込み同士とできるか
・率先して範を示せるか
・先を見通し細部まで気を配れるか
・合理的に考え時に非常になれるか
・部下愛を持って人を育てられるか
・前向きさ明るさを持っているか
・すべてを背負う覚悟はあるか
・人間を理解しているか
・熱いビジョンを作り示せるか
・自らを捧げる使命感はあるか
<日々の生活、仕事などに活かせるポイント>
1.迷ったらワイルドなほうを選べ
これを習慣化すると、「ハイリスク・ハイリターンの選択肢」から「すぐには逃げない自分」へと変わっていける。著者はかつて、マイルドな選択肢を選ぶ人間だった。しかし、冒頭の言葉を口にするのを日課にし、食事の店選びや会議の発言など、少しずつ行動を変えていった。すると、仕事の判断や生き様もワイルドになってくる。リスクをとり、新たな道へと踏み出すうちに、自分の志が強まり、次はより大きな一歩を踏み出すことができるのだ。
2.マインドは一瞬の気づきで変わる
いくらスキル(腕前)があっても、マインド(心)がついてこなければ、戦いには勝てない。「個人の力」を氷山でとらえると、表に出ているのがその人の行動(スキル)で、そのベースが水面下(マインド)にある。スキルとは、論理思考力などの専門知識や技術を指す。一方、マインドとは情熱や軸、倫理観などを総称したものである。
マインドを形成する要素は「神殿」のイメージで説明できる。土台が「価値観」、その土台から出てくる柱が「軸」、軸の内に乗っている屋根が「志」にあたる。よって志というのは、「何が好きで、何が大事か」という自分の価値観からにじみ出てくるものだ。
この価値観を知ることが、自分の人生を切り開くためのスタートとなる。自分の価値観は、内省や人との対話により、過去の人生を振り返ることで見えてくる。
3.徹底した準備が、ブレない自信と説得力を生む
自信を持って語るための鉄則は、怠りなく準備をしておくこと。
著者は「ソフトバンクアカデミア」という、孫正義氏の後継者を見出して育てる学校に所属していた。孫正義氏に最初にプレゼンした際、ストーリーの構想や資料作成を丹念に行い、デリバリー(声に出して伝えること)の練習を徹底した。5分のプレゼンを1日30回、これを10日続けて計300回以上練習したのだ。すると本番では勝手に口が動いた。これだけ練習していれば内容を忘れることはないため、安心して相手を動かすことに集中できる。すると、さらに自信を持って話せるという好循環が生まれる。
ま���、相手の心を動かすスピーチの極意は、「一人ひとりに声を届ける」ことである。プレゼンでは語りかける対象が大勢いる。その際、聞いている人たちがどんな表情で、何を求めているかを想像し、一人ひとりに語りかけるようにしたい。
<感想>
ワイルドな選択肢ひいては「リスクをとれ」というのは、今の時代こういう本で頻繁に耳にする。これは「株やFXをしろ」とか「借金して起業しろ」いう意味ではなく、インターネット化によって、行動量(試行回数とPDCA)でしか差別化できない故のことだと思っている。
志、ビジョン、マインド、スキルいろいろあるが、「完璧な」ものなど最初から作れない。日々、試行回数を重ねていきながら、少しづつ形の変わっていくものだ。
「志やビジョンが固まらないから動けません」なんてのは、いつまでたっても発進しません。と、最近のいろんな本読んで知った。