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平岩弓枝さんの本は時代劇とばかり思って読んだことなかったけどそうではなかった。時代背景は確かにちょい昔だけど、それでいて古臭くはなく、働く女、主婦、いろんな考えかたをする女がでてきて共感できた。
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外出してちょっと落ち込み、何か軽く読める本はないかなぁ、と書店に寄った。
「平岩弓枝先生」が少し気になっていたし、タイトル・表紙・帯にひかれて購入した。
昭和40年頃の、東京・新宿に近い花柳界・弁天池。
室戸千佳子は てまり という芸者で、自慢の味噌汁を売る店を出そうと夢見ている。
千佳子さん、私より年下だけれど、すごくしっかりしていて、いい女だなぁ。
ちょっとうまくまとまりすぎなんじゃないの、と思うところも多いけれど。
なんでしょうか、川端康成の小説を読んだときの感覚と似ている。
私は大人だから、児童文学を読んでこのような気持ちは味わえないし、久しぶりのこの感じ、良いです。
日めくりカレンダーのように、すべては心の持ちよう、なのかなぁ。
所帯じみた感じが鈍く光っていることを認めるのが、まだ私には難しいのです。
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昔、ドラマ化されていたんですね。
味噌汁を含め、料理を手早く、絶妙なタイミングで供する事が出来る女はモテるのだなあ。こんな出張販売の店があれば是非行ってみたい。
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平岩弓枝さんの丁寧な文章に久しぶりに触れて、日本語っていいなぁと改めて思った。
それと、芯の強い女性の生きざま。
女性ってすごいなぁとも思った。
読後に女性に生まれてよかったと感じる貴重な作家さん。
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東京、新宿に近い弁天池にいる小粋な芸者のてまりこと千佳子。ポンポンとテンポ良く話す格好いい姐さんの様子が目に浮かびます。
昭和の良い時代を感じます。しみじみとして、なんか良いお話ですね。
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昭和時代、高度成長期?頃のお話。主人公は芸者さんだけど、時代は2時代も前のことだけど、女の悩み事、今と変わってないって、どういう事???