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紙の本
道具は実際に使ってみること
2007/01/06 15:13
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:萬寿生 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ビーケーワン書評の鉄人での書評で知り、読んでみた。これまで考える道具について本がなかったのは不思議である。しかし、書かれている手法は、VE(バリューエンジニアリング)の手法と同じではないか。こっちの道具は新QC7つ道具の系統図や連関図と同じだし、KJ法と類似のものもある。独自と思われるものも二、三あるが。この本にも「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」という言葉があるが。
こう言うと本書には独創的なものはないのかということになるが、そんなことはない。意外と単純に見える考具、アイデアを発想し、収集し、整理し、他人を納得させる形にまとめるための思考の道具を、それぞれの状況でいかように使いこなすか、著者の体験に基づき、実践的の述べられている。道具はあることを知っており、用意しておくだけでは役に立たない。実践の場でいかに使いこなすか、そっちの方が大事なことである。知識ではなく、現場で実践することだ。大いに刺激された。
紙の本
生き生きとしたシンキングツール活用術
2003/04/30 20:06
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:平野雅史 - この投稿者のレビュー一覧を見る
わが国で、今ほど論理的思考が注目されている時代はないだろう。間違いなく、論理を重視する風潮はビジネスでは大切だ。しかし、論理という道具は、例えば、新商品のアイデア出しには不向きで、そのスクリーニングやフィージビリティなど検証・分析に向いている。アイデア出しには、創造性を伴う思考の道具「クリエイティブ・シンキング」が重宝する。
論理という腹筋を鍛えたら、同時に創造性という背筋を鍛える必要がある。
本書は、この論理の一方の輪であるクリエイティブ・シンキングのツールの解説書であるとともに、啓発書?のような面白さを備えており、非常にとっつき易い。その装丁や文章レトリックもとても参考になる。
考えること、イメージをまとめることの面白さを教えてくれる、良書だ。
ちなみに、企画創造関係の書物は他にもあるが、ポジショニングは以下のような感じだ。
・「考具」(TBSブリタニカ):頭のリフレッシュ向き。読んで面白い。
・「アイデアのつくり方」(TBSブリタニカ):座右。たまに参照。
・「企画書提案書大事典」(ダイヤモンド社)、「企画創造力大事典」(KKベストセラーズ):机上備付。辞書的利用に向く。
・「メンタル・ブロックバスター」(プレジデント社):創造性育成のための長期的な教科書。
・「クリエイティブ・シンキング」(ダイヤモンド社):教科書。
それぞれの場面に合わせて利用したり、自分のサブノートを作っておくと便利だと思う。
紙の本
アイデアは準備から生まれる。
2017/03/27 03:46
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投稿者:AtsuNii - この投稿者のレビュー一覧を見る
アイデアはパッと浮かぶものではない。
普段からアンテナを張っているか、自分の中に既存の要素を持つことを前提に生活する。センスだけでやるものではなく、むしろ地道な作業の積み重ねの結果。
この本も著者本人の地道な作業によって記されたのではないか。
紙の本
アイデアを搾り出すための手法=考具
2003/09/01 05:33
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投稿者:ゆうどう - この投稿者のレビュー一覧を見る
考具とは、考えるための道具のことであり、本書の著者による命名だ。著者が実際に利用している21種類の「考具」をまとめ、その使い方などを解説している。本人「手書き」の具体例などもふんだんに盛り込まれており、実践的で分かりやすい内容となっている。
まさに多様な「考具」が紹介されているのだが、突き詰めると、アイデアを搾り出し、企画として仕上げていくためには以下の三つが必要である、ということだ。すなわち、日常的に考える習慣を身につけること、とにかく手を動かすこと、そして五感を総動員すること。これらの三つを上手に引き出すための手法が、考具なのである。
紙の本
キャリアアップ!
2003/06/13 17:32
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投稿者:用心棒 - この投稿者のレビュー一覧を見る
4月に営業職から企画力を要する会社へ転職しました。違う分野の仕事をするにあたり「企画関連の本で勉強しなければ」と思い本屋へ足を運び、ビジネス書コーナーをうろうろしていて目に留まったのが「考具」の装飾とPOPでした。ビジネス書コーナーには似合わないシンプルでとてもセンスを感じさせられる装飾、本の周りには手書きのPOP(多分著者が書いたもの)が飾られていました。手にとってパラパラとめくって見るととても読みやすく、語り口調でわかりやすかったのですぐにレジへ向かいました。
内容的には精神論的なビジネス書が多い中、とても実践的で、その日から“カラーバス”、“マンダラート”を使ってみました。
著者は色々なアイディア本を読まれていて、その中で実践できるものを「考具」でも紹介しているので、この一冊で何冊、何十冊分のアイディア本の価値があると思います。
今では転職先での企画会議ではポンポンアイディアを出せるようにまでなりました。ただ、残念なのは社員全員が「考具」を読んでいるわけではないので、アイディアを出しても批判されたりするのが現状です。でも、それにめげず「考具」の教え通り、日々アイディアを出しつづけています。
紙の本
素直に聞けるプロのノウハウ
2003/04/11 09:29
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投稿者:marumaru - この投稿者のレビュー一覧を見る
企画という仕事の取っ掛かりから企画書ができるまでを、現場の情報と雰囲気を交えて教えてくれる。
今までの企画本では素通りしていることが多かったアイデア出しという段階が、具体的に実践的に提示されている。事例として挙げられているコピー等もさすがプロと思わせるもの。
ページ数は少ないが内容はノウハウいっぱいで、読み終わったときにちょっと試してみようかと思わせる1冊。
ついでにいえば語り口が自然体で、職場の気の合う同僚がさりげなく教えてくれる雰囲気がとても好ましい。
40歳代で「企画出せ」といわれる職場に放り込まれた自分にとってすがりたい一冊。
紙の本
考具
2003/03/29 17:59
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投稿者:本好き人間 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつものように、書店巡りをしていてとても気に入った本を見つけました。タイトルは「考具」。カバーのデザインが非常にシンプルなんだけど、余計なものを省いた洗練されたデザインの装幀(さすがプロの装幀家にかかるとこうなるんだなって感じ)が他の本の中でひときわ目立っていて思わず手に取りました。本文も非常に読みやすくてぱらぱらってめくっただけなのについ欲しくなって買ってしまいました。書店の包装紙に包まずに持ってるだけでもさまになりますよ。ホント。
さて中身はというと、一流広告代理店の人間が書いた本だけあってアイデアを出すときのヒントや具体的な方法が非常にわかりやすく、まとめられていてさすが広告代理店で活躍している人たちは普段からこんな道具を使って数多くのアイデアや企画を考えているのかってあらためて感心してしまいました。なんだか常に携帯していたくなる本です。デスクの上にさりげなく置いていてもカッコいいし、ホント久々にこれはヒットです。
読んだ人にしかわからないけど「マンダラ」って役に立ちそうですよね。
また、この著者とデザイナーのタッグでいい本いっぱい世に出してください。
紙の本
21種類の「考えるための道具」は、普段づかいできるものばかり!
2003/03/28 13:35
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投稿者:やまぱん。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
実は、本書を書店で購入したのですが、読者ハガキと一緒にはさみこまれていた「立ち読みしてくれたアナタ、ありがとう!」チラシ(ここに○ページを読んでくださいという、おすすめ立ち読みページが書いてあるのです!)にまず驚かされました。
読みやすく、かつ品格のあるソフトな語り口調。ナンパなイメージのある広告代理店マンらしからぬ(失礼しました)文筆力に引き込まれ、著者のインストラクション通りに、見よう見真似で手や頭を動かしていくと…「本当に」アイデアらしきものが浮かんできたので驚きました!(もちろん、それが使える代物かどうかは別として)
一読したあとは、オフィスの机の上において、時折辞書のようにパラパラめくる…そんなつきあい方をしていきたいと思わせる本でした。
また、装丁がユニーク。
題字は万年筆による手書き。おそらく著者自身の字かと。
ビビッドカラーで文字でっかく…という本が多く並んでいるビジネス書コーナーで異彩を放っていました。